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9/11(合計:107件)
のばらあいこ
cryst
短編集です。バンドマンのシリーズは2カプともかわいかったです。特集用の短編って力量がそのまま表れてしまうものですが、ちゃんと関連付けながらもシリーズとしてもまとまっていて面白かったです。 というか、蟹! 怖かった・・・。恐ろしいお話をほんわかしたきれいな絵柄で描いておられて、なんだか明治カナ子さん系?な怖さがありました。生き物の怖さとか、自然の不思議的なものが好きなのもあって、これが一番印…
もう今更、なレビューでスミマセン。 実は最初読んだときには、二人共の気持ちがさっぱりわからず、全然無理で理解不能でした。その後読み返すこともなく放置。久しぶりに読んでみたら、すごく良かったので。 乱交でもないのに友達に見られながらなんて全く理解不能だし、よくその状態でやる気になったなぁと秋山くんが理解不能でした。でも、ひどいことされてもすきすき言ってる柴を見て、この子なら壊れた自分を受…
水城せとな
自分の心にどこまでも誠実に対応しようとする恭一と、嘘ばかりつこうとする今ヶ瀬と。 窮鼠~から、恭一が受であることに対してものすごく違和感があったので、攻めに転じてくれてほっとしました。リバも私はぜんぜんOKでした。ある意味うらやましいとも思います。可愛がってあげたい、泣かせたい気持ちは女性にだってありますし。それができるなんてやっぱりゲイならではでしょう。 今回は恭一がすごく成長してか…
対象年齢が高い雑誌に掲載されていたおかげで、登場人物の精神年齢が高かったです。もういくつも恋をしてきて、社会生活や結婚もして、いろいろわかったお年頃。でも、本当に大人になるにはまだ深みが足りない、そんな設定。 だから今更小さな駆け引きなんかじゃ動かない。いろいろと考えることだってある。だからこそできる恋、という気がしました。 印象的なシーンが惜しみなくちりばめられていて、読みごたえがあ…
SHOOWA
この人は本当に別人のような作品をいくつも生み出せる。その変幻自在さにはうならされてしまいます。ものすごく独特の世界観なのに、どの作品もしっかりと引き込んでくれます。 今回は全くのファンタジーでした。絵本のようにしたかったということで、装丁も構成も絵本のようです。ふんわりとした1話から徐々にお話が濃くなっていき、3話では前・中・後でがっしりと本編が描かれています。 いろんな垣根を越えてみ…
蛇龍どくろ
短編はどうしても、余韻を残すように終わるとその先が気になってしまったり、良い短編であるほど続きが読みたくなってしまうのですが、これはそうじゃなかったです。 綺麗にまとまっているのに満足感がある短編ばかりで、満足感がありました。 大事なところだけをスナップのように切り取って並べてある感じで、全体を見るとちゃんと何かが伝わってくるような気がしました。写真集を見ているような感覚でした。 そ…
松本ミーコハウス
ネタバレ
まるまる一冊ホモサークルのお話でまとまっています。 渋谷×上野を軸に全部で3カプのお話が絡み合っていて、オムニバス形式とでもいうのでしょうか。 どのカップルのお話も私は好きでした。 導入で昴先輩の絵を描く上野。からかわれて渋谷に泣きつくところから、すでに二人の関係がわかるようになっています。甘える上野と甘やかす渋谷。この時もう上野は渋谷に負けていること、一癖あることを匂わせてあります…
岩清水うきゃ
あらすじの最後に「ハイジに調教された体はまだ疼いていて…」とありますが、ちがうよー、ラブじゃんー!と、思ってしまいました。 そんな書き方したら、ただの淫乱みたいじゃないか! そんなことを書きたくなってしまうほど、エロ以外の部分でよい作品でした。 確かにそういう描写もあって、そこももちろんよいのですけど、私は気持ちの部分がとてもよかったなぁと思います。 ハイジも景吾もなかなか素直…
青井秋
「爪先に光路図」を読んで、この雰囲気は何かに似ていると思っていたのが、これを読んでわかりました。 ますむらひろしや宮沢賢治の世界観に通じるところがあると思います。とても現実離れした世界の中で、とても純粋で人間らしい気持が行き来する美しい世界でした。 大切な人をなくしていたり、報われない想いを描いてはいるのですが、この人の描く夜は温かい。「爪先~」でもそうでしたが、夜にたたずむシーンでも…
中村明日美子
「彼の左目」のためだけに買いました。 「2週間のアバンチュール」 こういう怖さを持った子っていたなぁと思いながら読みました。女の子の残酷性は生臭い方に向くのはどうしてなんだろう。どんなにかわいい顔して清純な子でも、こういう部分って持ってるよなぁ、と。女って怖いですね。 「ヒメコちゃん」 ちょっとブレイク。彼に工事がなぜ必要だったのか、私にはわかりませんでした。 「彼の左目」 …