まぎぃさんのレビュー一覧

龍を飼う男 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

ティエン×高柳カプ1作目

ウェルネスマートシリーズ、新CP ティエン×高柳の1作目。シリーズといってもこれまでの流れとはほぼ関係ないので、独立して読める。

今回のCPは、美しい受けの高柳と、香港マフィアのティエンの攻め。ティエンはスーツ眼鏡で高柳より一回り大きな男(サイズじゃなくて度量)。

しょっぱな、高柳は仕事絡みでいきなり同級生だったティエンの元を訪れ、自分の体を金で買ってくれと提案。この辺のありえなさにち…

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妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

表紙萌えだけど中身は普通

まず例によって笠井先生の気合いの入ったすばらしい表紙。そしてレビューの高さ。期待感満載で読みましたが、中身は現実世界の国際情勢をモチーフにしながら、骨子は割とよくある純愛ストーリーでした。

健気で芯も強い受け、そして高貴で武術にも長け、人格者で美丈夫のスーパー攻め様。受けの月里は別の権力者の愛妾(ただし未通)のため、このカップルは許されない関係だが、純潔を貫きつつも惹かれ合う気持ちは止められ…

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極道はスーツと煉獄を奔る 小説

中原一也  小山田あみ 

イタリア編

ついにイタリアマフィア登場。メインCPのイタリア編です。
スーツの展示即売会に招待された榎田。そこで事件に巻き込まれます。芦澤のいる組の組長には隠し子がいるらしいが、それは若頭である芦澤とキャリアで衝突する存在。しかしなんと、イタリア人の血が入っている模様。

そんな手の込んだお膳立てするかな~、的な色々な疑問はつきないのですが、舞台が変わったことで、シリーズも後半で少しマンネリからの脱却が…

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極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

ちょっと都合良すぎた

今作は、木崎のその後が語られるので一応そこはすっきりします。しかし、やっぱり火サスというか、色々納得できないご都合主義展開が多くて、”それはないだろ~”と思いながら読んでしまった。

読者としては木崎×諏訪の幸せを願わずにはいられないのだが、ここまで辛い展開にしたのだと、そこから挽回するのにかなり無理があったという印象。

悪役の刑事、野口の行動心理も全く分からない。居心地のよさそうな「テ…

1

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

まだ続く、気になる続編

久しぶりに手に取ったこのシリーズ。キャラや設定になじみがあると、読んでいて懐かしい感じがしてすぐに作品に入っていけます。一方、カップルは成立しているわけで、毎回ヤクザ絡みの事件を軸に展開しますが、恋愛ものとしてはエロシーン含め飽きてきてしまうのも事実。

スピンオフあたりから木崎×諏訪がメインに座ってきている感があります。このカップルは危うくて壮絶で読み応えがあります。今作では、あらすじにある…

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悪魔との新婚生活 小説

樹生かなめ  加賀美炬 

新婚あまあま

相変わらずのかなめ節でした。とことんすまし顔で死ぬほどばかばかしい展開が語られる、コミカルな悪魔との新婚生活物語。今作ではあまーいカップルが楽しめます。

天界と魔界の戦いなど、ストーリーはあるのですが、たぶんそれを追ってはいけない話なのだと思います。整合性とか、起承転結とか、そういう設定を度外視した、ゴシックテイストなバカ甘カップルをごくごく単純に愛でる作品。

心が純粋で、人の幸せを願…

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悪魔との契約 小説

樹生かなめ  加賀美炬 

すました喜劇

樹生かなめさん初読みでした。色々なレビューでかなめさんヤバいと書かれているのでドキドキしながら読み始めましたが、飄々とした文章で綴られる軽いタッチのコメディで、むしろ安心して楽しめました。
すました文章でおかしなことが語られるので思わず吹き出すことも多かった。全体に面白かったです。

タイトルでは契約になっていますが、実は悪魔との結婚がテーマ。”悪い”悪魔ベリアルと、”良い?”悪魔アスタロト…

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彼岸の赤 小説

尾上与一  コウキ。 

異趣向だがややおセンチ

尾上さん初読み。
変わったカップリングで、設定にも趣向が凝らしてあって面白かったです。
ただ、後半かなり無理がめだってすんなり受け入れられなかったところ、受けが自虐過ぎるところで、ちょっと雰囲気に酔ってるだけでまとめ切れていない印象です。そこが残念。
前半の勢いそのまま全編突っ走ってくれていれば神だったかもしれない。

ヤクザで刑期を務めて出てきたら解雇、無職になった所持金502円の攻め…

3

なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… 小説

小林典雅  山本小鉄子 

BLノベル界のお笑い担当

典雅さん初読みでした。噂には聞いていましたが、いました、BL界の笑いの神。
いやー、たっぷり笑わせて頂きました。思わず吹き出す箇所多数。

お話しがあまりにばかばかしくて、文字通り噴飯してしまうわけですが、それを中世の宮廷の格式で大まじめにやるのでいよいよおかしいったらないです。

何も世間を知らない田舎貴族のおぼっちゃま、アルをいいようにだましてあれやこれやしてしまう、美貌の宮廷朝刊、…

1

傷痕に囚われて 小説

義月粧子  周防佑未 

再会もの

タイトルの傷痕が象徴するように、一時分かれて心に傷を負った恋人同士が再会し、近づいていくお話し。
舞台は大学病院で、CPは攻めの傲岸医者と受けの医療関係編集者。人名に京都の地名がふんだんに使われています。で、受けが堀河で攻めは三條。
お仕事ものまではいかないけど、堀河が扱う医師のエッセーに三條の上司が寄稿した縁で再会、医療ミスをテーマに、遺族から責められた三條の窮地を堀河が救う、というストーリ…

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