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36/37(合計:361件)
宝井理人
みみみ。
「黒瀬くんといると、少しだけ普通の人になったみたいに錯覚する」 私自身は潔癖症でもなんでもありませんが、城谷さんのこの感覚はすごく解ります。 そしてそう感じた相手に対してどういう感情を抱くのかも。 城谷さんが黒瀬くんに依存しはじめているのが明らかなだけに、この1巻のラストは痛すぎました。 普段登場人物のいずれかのキャラに感情移入して読むことは滅多にないですが、これは完全に城谷さん視点で…
ウノハナ
ネタバレ
弟編の「ハイブリット・スターダスト」は見るからに華やかな表紙が目を惹きますが、こちらは一転してやわらかな印象でまた素敵です。 舞台が京都の風情ある一軒家なのもストーリーによく合っていて乙だなと思いました。 夏の京都の畳と扇風機と縁側、いいですね。 クーラー付けてしまったら汗出ませんからね! 美男子の汗は美しいです。超萌えポイントです。 庭で白シャツで竹刀振り回す凜の姿もかなりポイント高い…
発売された順に、弟編のこちらを先に読んで、兄編の「声はして涙は見えぬ濡れ烏」を読みました。 本作では兄の人物像が敢えて掴みにくく描かれている感じがします。 単体でも十分楽しめましたが、兄編を読んだことでこの兄弟の関係性がよく分かり深みが一気にグッと増しました。 あらすじだけ読むと、借金まみれのオッサンが金持ちの若いボンボンに拾われてセックスの相手をするだけで立身出世するような印象なのです…
中村明日美子
弟の死をきっかけに「羽」を失くしたブランコ乗りの<トリノス>が星空とは真逆に位置する地上へとゆっくり墜落していく過程が1巻だとすれば、2巻はトリノスが再び飛翔するまでの人間らしい迷いと葛藤を丁寧に描いた巻だと思います。 1巻を読まれた方は、ぜひ2巻の最後のページまで読まれてみてください。 それまでの暗く黒い世界に、眩しいくらいに光が射し込みます。 以下、ざっくりネタバレ含む内容です。 …
楠本まきさんが大好きで、テイストの似た作家さんを探していた時に出会ったのがこちらの作品でした。 現代のシルク・ドゥ・ソレイユのような新しいサーカスが生まれる少し前の、サーカス文化の過渡期(伝統サーカスの衰退期)が舞台となっており、全編を通して暗く退廃的です。 内容については先のレビュアーさん方が既にくわしく触れられていますので割愛するとしまして、 この作品ではストーリーの随所に散りば…
雲田はるこ
複数の短編がオムニバス形式で収められているため、一度目はサラッと読み終わります。 あれ?こんなもん?と拍子抜けするのですが、二度三度読み返しているうちに段々と印象が変わってきます。 サクマと苦味の関係は恋人同士というよりかは、人生のパートナーという感じでしょうか。 長年連れ添った夫婦のように一緒にいることが当たり前のような。 サクマがポロっとこぼす発言がまたいいですね。 苦味ちゃんサ…
ヨネダコウ
「どうしても触れたくない」が文句なしに良かったので、スピンオフ作品のこちらも読んでみました。 嶋くんや外川さんのように胸がキリキリと痛くなるようなものは背負っていないので幾分読みやすいですが、でもやはり切ないです。 出口は仕事中にホテルに適当な遊び相手を呼んで適当にセックスするような男です。そんな彼が本気で好きになった小野田に対しては、関係が壊れるのを恐れて何のアプローチも出来ず、何年も友…
ここの通算ランキングで他を寄せ付けない評価数で上位を独占しているヨネダコウさんとは一体何者なのかと気になり過ぎて、その中でもダントツ1位だったこの作品から読んでみました。 すでに相当数のレビューが付いていますので内容に触れるのは割愛しますが、神評価に全力で納得です。 こんなにもきちんと男同士がマイノリティであることを根底に置いて描いているBLはないんじゃないでしょうか。 痛いです。。。 …
秀良子
インパクトのある表紙とタイトルに惹かれつつ、女装男子と聞いて「男の娘」モノかな?としばらく敬遠していたのですが、やはり気になって読んでみました。 思い切って読んで正解でした。 男の娘要素は皆無です。 女のコみたいに可愛らしく女装した男のコは出てきません。 繁華街の駅前(渋谷のハチ公口ですね)で女装したクラスメイトを偶然見かけてしまったところから話が始まります。 一言目から百瀬は「…
彩景でりこ
3Pは苦手です。が、この表紙の誘惑には勝てず読んでみました。 「チョコストロベリーバニラ」「バニラセックス」が<タケ>視点、「ストロベリーの憂鬱」が<ミネ>視点、「ビター&スウィート」「Melt」が<拾>視点で描かれています。 ミネの考え方は特に問題なくすんなり理解できます。 拾についても共感はし難いものがありますが、解ります。 問題は、タケです。 彼については一度読んだだけ…