かつては美少年、その後はポルノスター。

新宿ラッキーホール

shinjuku lucky hole

新宿ラッキーホール
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神203
  • 萌×277
  • 萌41
  • 中立21
  • しゅみじゃない25

217

レビュー数
64
得点
1467
評価数
367
平均
4.1 / 5
神率
55.3%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784396783211

あらすじ

数日もすると苦味は、逃げようともしなくなった。

ゲイビデオに売られるため、
仕込みヤクザ・サクマと同居し同性とのセックスを
覚えさせられた桧山苦味。
やがてポルノスターとなった苦味は
サクマをヤクザ生活から抜け出させたいと思うようになるがーーー?

大人のままならない十数年間を描いた連作ラブストーリー、
後日談「Lucky Boy」を17P描き下ろし!

表題作新宿ラッキーホール

元ポルノスターAV会社社長 桧山苦味・33歳
元シコミヤクザAV会社の副社長 サクマ・40歳

同時収録作品唇は苦い味

元ポルノスターAV会社社長 桧山苦味・33歳
カタギリ 会社をリストラされゲイビモデルにスカウト

同時収録作品約束は一度だけ

佐久間 元ヤクザ ゲイビのスカウト
竜 組長の息子 

同時収録作品ハートに火をつけて

レニ ゲイビ男優
斎木 ゲイビ製作会社社員

その他の収録作品

  • 陽当たりの悪い部屋 前・後編
  • 描き下ろし Lucky boy
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数64

すべての組み合わせに萌えて楽しめる

 一応メインとなる攻め受けは苦味(表紙)とサクマの2人なのですが、その2人で絡む他に、それぞれが他の人物と絡む話もあり、同じ登場人物を使いながらの短編集という感じでした。この作品の最も素晴らしい点は、苦味とサクマが恋人同士でありながら、相手が他の人間とセックスすることについては完全に割り切って考えていて(そこに情がないと分かっているからこそ)、でも行き過ぎればきちんと牽制するという信頼し合った大人の関係を築いていることに尽きると思います。それでいて、2人のセックスだけが魅力なのではなく、2人が別の誰と絡んでも、毎回違った萌えを感じられる。普通だったら誰と誰の絡みしか見たくない!となりそうなのに、全短編それぞれの絡みに良さがあるんです。

◆陽当たりの悪い部屋
 原点となる苦味とサクマの馴れ初め編。苦味が借金返済のためゲイビ出演を強要されヤクザに売られるのはベタな展開ですが、サクマは組を抜け出したいと考えていて、そのために苦味も行動力を見せます。サクマの苦味に対して情が湧いていく過程や、苦味がサクマに惚れ込んでいく過程が色っぽくて、ちょっぴり切なくてとても引き込まれました。サクマが悪態を吐いてばかりなのに、ちゃんと苦味を愛しているのが伝わってくるのが最高です。この2人ならリバも大歓迎。

◆唇は苦い味
 苦味×ゲイビに出るか否かを決めかねている若い気弱な男性。受けの男性が善良過ぎて心配になるほどですが、苦味が優しくリードしてあげていて、受けも眼鏡を取ると整った顔立ちで可愛くて萌えました。最後に受けの借金が帳消しにできるものだと分かり、こっちの世界にハマりかけた受けを、苦味がキスを餞別にしてちゃんと真っ当な世界に返したところも良かったです。

◆約束は一度だけ
 サクマ×サクマが在籍していた組の息子。これは、ヤクザの息子に生まれた受けの竜の運命が切なく、それでもサクマに抱かれる時は幸せそうで萌え、さらになかなか聞けないサクマの苦味への愛も改めて感じられて、一度で二度美味しい話でした。

◆ハートに火をつけて
 苦味とゲイビ男優のレニ×苦味の会社で働く制作スタッフの斎木。斎木は苦味への想いを拗らせて入社したようですが、苦味はあくまでサクマのもの。それを気取られてサクマにクビにされてしまいます。そんな彼を慰めてくれるのがハーフの男優のレニ。苦味への想いがなくなったわけではなくても、自分を愛してくれる近くにいる人間に気付いた彼がこれから幸せになれるよう願います。甘酸っぱく可愛い話でした。

1

苦しいどん底からの人生

久しぶりの読み返しです。見事に男性しか出て来ませんね。

現在の苦味から佐久間の過去、二人の出会い。もう苦しくて辛くてでもほっこりもあって。

佐久間と苦味の出会いと仕込みの一月とその後苦味を生かす佐久間と佐久間を組から抜けさせようとする苦味と。
どん底から体を仕込まれ恋愛感情とごちゃ混ぜになって死のうとして。苦味が辛くて見てられません。
佐久間も組長に散々弄ばれて手酷く捨てられて利用されてたんですね。
二人はセックスレスになるのですが苦味が攻める一回があります。

本当に盛りだくさんで佐久間と苦味だけでも奴隷から保護者から夫婦から仕事道具のような不思議な関係を辿ります。最後のホテルでは久しぶりにするのかな?苦味を好きな人は仕事をさせないのは嫉妬も少しはあるんですよね?そう信じたい。

この二人だけでも延々と語れるほどの内容だったのですが、レニ君と斎木も可愛いカップルでしたね。一服の清涼剤的な二人でした。

組長の息子が佐久間に心底惚れてるのが皮肉ですね。一度でいいから大好きな人に抱いて欲しい。その後は組長の言いなりの結婚をして組を継ぐ。泣かせます。

佐久間と苦味は共に歳を重ねて半生を過ごしてますよね。簡単には説明できない関係だと思えます。でもこんなやり方でも苦味を生かしてくれた佐久間に感謝と一生かかって恩返しというプロポーズみたいな言葉。どんな形でも一緒にいてほしいですね。

1

サクマと苦味の話だけなら神評価

すごく面白かったです。話の運びが自然でうまいというか、読みやすかったです。
最初の1話と2話見て「ん?これって……もしかしてこの二人……???」と思わせておいてからの二人の過去話。その展開にしびれました。
いいですね~しかもリバ。
最初はサクマ×苦味でしたが、ある一件で下剋上して苦味×サクマになります。
受け側はだいぶご無沙汰だったようで、気持ちよさそうにしてるサクマさんがエロかったです。「もう入れてくれ」ってあのプライド高そうなサクマさんがおねだりするシーン最高でした。
ヒゲ剃った若い苦味もカッコイイし、可愛いです。(童顔なのかな?)
サクマさん、多分惚れた男にしか抱かれたくないんだろうな~と勝手に思ったり。
自分のところの組長(当時若頭)と身体の関係にあったサクマさんはそれがちょっとトラウマになってあんまり受け側したくないんじゃないのかな。でも苦味と出会って徐々にその思いも消えていって…みたいな。

サクマと苦味の話だけなら文句なしの神評価です。めちゃくちゃ好き。
個人的に「約束は一度だけ」の竜が無理だったのでこの評価で。(しかもよりによって相手サクマさんかよ~~~)
まあサクマと苦味はお互い違う相手ともヤれちゃうオープンで大人な関係なのかもしれませんが、やっぱ私はこの二人は固定が良かった。他の人とのえっち見たくなかったな~と、最後の話を見て思いました。

1

毎日に力を与えてくれる作品

雲田はるこさんの作品はそのシンプルな絵に始まり、あくまでリアルな生活に密着したものが多い。
登場人物がリバになるところなどは、少し抵抗はあるものの、男同士だからこそ出来ることであり、その日の気分によって攻受が変わることは現実の世界では普通のことなのだろうと思った。私が普段固定カプに執着にしてしまうことに喝を入れるようでハッとした。
とはいえ、そもそも任侠ものにしなければならない時点でBLはフィクションである。それを感じさせない力がこの作品にはあると思う。先生の作品を拝読するたびに世界の見方が変わる。

1

このときめきをどうすればよいんでしょうかっ!?雲田先生

同じ雲田はるこ先生の作品”落語心中”をBLだと思って読んだ私は、「これはBLじゃなかった。芸術作品だった……」と自らのよこしまな感情を反省したのですが、先生のセンスにはまりました。
そして、遂に見られた雲田先生のBL。ありがたやーー。人間関係の複雑さ、ストーリーの奥深さに感動しました。第一話のリーマンがとてもかわいかったので、もう少し見たかったです。しかし、苦味ちゃんは固定カプがいいというジレンマに陥りました。現在雲田先生が続編を執筆中だということなので、どうなるのか期待しています。
苦手なリバ作品ですが、結構するする読めました。特に現攻めの受けだった過去編が最高でした。打ち捨てられた時の表情のコマを食い入るように見つめてしまいました。落語心中の八雲とビジュアルが似ていて落語心中では自分的に不完全燃焼だったところを重ね合わせて満足させてしまいました……。(腐女子の悲しい性よ……。)
今タグ付けを見て驚いたのですが、この世には仕込みヤクザという職業があるのですね……。初めて知りました。

1

群像劇的?的な面白いBL

落語心中から雲田先生のファンになり、BLを描かれていることを後から知り、こちらも読んでみました。

短編集なのかな?と思いきや、一つ一つのお話が繋がっていてストーリーも面白く、BLとしてもとっても萌えました(*ノ∀ノ)

雲田先生の描く漫画の、おふざけな感じの描き方と、ちゃんとデッサンの整った線の綺麗な絵とのバランスが私は好きです。

今作の物語は、切なくもあり、笑いもあり、濡れ場もあり、大満足な一冊です。
クミちゃんとサクマの2人を中心に、物語が動いていく様子が面白かった。

1

はじめて読んだ雲はるさん作品でした

何年前でしょうか? 確か初めて読んだ雲田はるこ作品がコレでした。
手に取ったきっかけは独特のカラーリングとパンツいっちょの後ろ姿のインパクト大の表紙。
そしてタイトル。その雰囲気と語感から、バンド“面影ラッキーホール”(注:当時。現在はOnly Love Hurts、略称:O.L.H. )を思い出して、おや? と思ったことからでした。実際は、レトロ風俗産業の「ラッキーホール」からそれぞれ別にイメージしたのだとは思いますけどね。

読んでみたら、まずは絵にやられました。今っぽさと、懐かしい昭和漫画のエッセンスのミックスの絶妙さ。独特な空気感の表現力。(竹宮恵子さんや坂田靖子さんの初期絵の気配を感じます)

内容はヤクザとかポルノとかギラギラした「裏社会」の話なのに、絶妙なところで品があるんですよね。
何度も読んで、読むたびに味わいが増す作品集です。

1

この気持ちをなんて呼べばいいか分からない!

最初はおしゃれな漫画なのかなー、と
気軽な気持ちで手に取ったのですが、
最後には、もうとにかく泣いてしまいました!

「昭和落語心中」もそうだったのですが、
一緒に重ねてきた時間が、
恋をなんと呼べばよいのかわからない感情に
昇華させていく過程がエモーショナルに描かれています!!

萌え、むしろ、燃え!

2

不思議な関係性なのにドロドロしてない

出てくるみんなが繋がってるような短編集?みたいな形の作品なのですが、複雑な人間関係なのに全然ドロドロしてなくて、むしろサッパリしてて読みやすかったです。
私の1番のお気に入りキャラはやっぱり明るく可愛い苦味ちゃんですね〜!
苦味ちゃんは明るいのに、過去にはサクマさんと色々あって…サクマさんもサクマさんで複雑なのですが…そんなほの暗い感じがちょっと良いなーと思いました。
最初のカタギリくんと苦味ちゃんのやり取りも可愛かったです〜!
最後の斎木くんの話はちょっと切ないのかな…でも斎木くんにはレニくんがいるのでそこは問題なしですかね…w
全体的にキャラたちの会話やら何やらがコミカルな感じだったので読んでて楽しい雰囲気でした。

2

おしり三兄弟

1つのコミュニティーで繰り広げられる複数のエピソードが入っています。最初に読んだ時はドキドキしつつも結構さらっと読んでしまったのですが、読み返す度に唸るような深みのある作品だと思います。

まず第一に絵が上手い!雲田はるこさんの作品は初めて読みましたが、あまりの上手さに驚きました。別にキラキラしていないのに、何故こんなに素敵なのだろう。きっと基礎がしっかりされているのだろうなと思います。

次にキャラクターはというと、苦味ちゃんの魅力はやはり大きいです。波瀾万丈を経て今がある彼は複雑だけど一周回ってシンプルで、堂々としたポルノスター。惚れ惚れします。オヤジ受はかなり苦手なのですが、苦味ちゃんとサクマの関係はいいなぁと思って読みました。

お話も、ゲイビ制作会社が舞台なのでセックスとエロに満ち満ちていますが、そこにはちゃんとラブがあるので全くクドくなく、何度もキュンとしました。

一番好きなエピソードは「ハートに火をつけて」かなぁ。その後の二人が気になります。

1

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