新宿ラッキーホール(2)

shinjuku lucky hole

新宿ラッキーホール(2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神54
  • 萌×28
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

81

レビュー数
15
得点
314
評価数
66
平均
4.8 / 5
神率
81.8%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784396784638

あらすじ

かつてはポルノスター、
今も新宿で生きている。

あれから6年、元ヤクザと元ポルノスターの伝説凱旋!!

桧山苦味は、かつてヤクザ・サクマに
ゲイビ俳優として仕込まれ、ポルノスターとして活躍した。
2人は数年後、ヤクザとは手を切り
ゲイビ制作会社を立ち上げ、ポルノを作る裏方に。
エロくてヤリたがりな苦味と
それをあしらいながらもドSに翻弄するサクマは
公私にわたるアダルティックなパートナー。
しかし最近、断ち切ったはずの
ヤクザ関係者の影がチラつき――?

表題作新宿ラッキーホール(2)

サクマ(46・元ヤクザ、ゲイビスカウトマン)
桧山苦味(38・元ポルノスター、ゲイビ制作会社代表)

同時収録作品Good Night Blue

一青(彫師)
リュウ(24・目白組跡取り息子)

同時収録作品ベイビー、今夜だけ

レニ(26・ゲイビ男優、萌え系オタク)
斉木(28・ゲイビ制作会社社員)

その他の収録作品

  • シークレット・ピアス
  • ロング・グッドバイ(前後編)
  • Lucky Guy
  • 電子限定「最終話ネーム公開」

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数15

ドラマのような内容と深い愛情

さすが雲田はるこ先生。2巻のお話しも最高でした。
1巻で苦味とサクマの出会いと深い愛情のお話しにホロリときてましたが、2巻では更にあの組長の跡取り竜も絡んで、より深い愛情のお話しを読ませていただきました。
1巻ではサクマに惚れてたドM美少年竜。
2巻では奥さんをもらってて、まあゲイを隠しての政略結婚ですが、美青年に成長してました。
竜を慕っていた彫り師さんとくっついて良かった。
サクマさんから離れられましたね。苦味も安心。
雲田先生のお話しの登場人物は脇役も全て個性があり味があり、お話しの内容を引き立たせて、さすがです。最高でした。

1

サクマの体を傷付けていいのは苦味だけ

 まずは6年振りに続編を出してくださった雲田先生に感謝です。独特のノリの軽快さと、ヤクザやポルノといった影のあるジャンルが絶妙に混ざった空気感はこの2巻でも健在でした。2巻ではサクマ×苦味、苦味×サクマ、レニ×斎木が楽しめます。私はやはりサクマと苦味の抜群の安定感が大好きです。サクマは相変わらず冷めた雰囲気を纏っているんですが、そんな彼がいざという時に見せる苦味への深い愛情がたまらないんですよね。苦味の方も、常にサクマになら何をされても構わないという態度で接していて、2人は最早切っても切れない太い絆で繋がっているんだなぁと改めて感じました。リバだと私は大概こっちが受けの方が萌える、となるんですが、この2人に関しては本当にどっちが受けでも同じくらい萌えられます。

 最初の『シークレット・ピアス』と『ベイビー、今夜だけ』はエロありの軽めの話ですが、2巻はヤクザ絡みのベースで全体が繋がっている構成です。1巻の『陽当たりの悪い部屋』や『約束は一度だけ』の流れを汲んで、一人前のヤクザになった竜も巻き込み、それぞれが思惑を持って動くこととなります。敵と味方が最後まで分からない展開で、非常に面白かったです。誰が何の目的で誰のために動いているのかを考えながら読むのが楽しく、このシリーズの新たな魅力を知れました。

 シリアスな展開の中でも、間の抜けた台詞があったりもして、笑いながら読めると思います。先生があとがきやペーパーで「この続きは、あるのかな無いのかな」「レニと斎木をいつか描きたい」と仰ってますから、どんな形でも構わないのでまたこのシリーズに触れる機会があれば嬉しいですね。自分の人生を生きられるようになった竜の話も読みたいなぁと思います。

3

道理を通す…サクマさんカッコええ!

続編が出るなんて思ってなくてビックリしました!
ともかく「1」から6年後設定という本作、もうすでにレビューもいっぱいなので、感想だけ。

なんと、ドシリアスじゃないですか!
まあやっぱりサクマさんは元ヤクザなわけで、組を抜けたと言ってもゲイAV業界は完全堅気とも言えないわけで。
はじめの、適当に雇ったADがみかじめ搾取要員だったというのは不可抗力なのかな、とも思う。
ただ、椋鳥組のアレコレを探ろうとした苦味はやっぱり考えが浅かったんだと思うなぁ。
会長さんに「てめえでケジメつけろ」と突き放され、苦味が捕まってる伊豆の別荘に向かうサクマさん。
苦味に銃を向けて、魂が抜けたみたいな顔で涙を浮かべて…
ヤバイ……マジに殺っちゃうよコレ…
ページめくるのマジ怖かったよ…
苦味に散る血しぶき…!
うわぁぁぁぁ〜

くゥゥ…びびったわ…
ここだけでも持ってかれたけど、tatoo大好きな私としては竜のスンバラシイ刺青にbravo!
このtatooの柄!トライバルにキラキラ星って合いますね〜!最高。
斎木くんの男の娘姿も可愛いし。

そしてそして、リバ大好き人間として、苦味に挿れられて中イキするサクマさんに超萌えました!
ただね、また苦味が考えなしの事やらかしそうで心配なの。
サクマさん、ビシッと苦味ちゃんを締めといてね!

2

お互いのための

続きを読ませていただけるとは……幸せです……。
個性ある面々が良くも悪くも相変わらずで嬉しかった!!!
お金に目が眩んでしまう苦味、
でもサクマさんが好きで好きでどうしようもなさが愛おしい。
サクマさんはやっぱり決してベタ甘ではないけど
苦美がいない人生なんて意味が無いんですね。
危ない目に遭っても生きている限り愛し合う二人を
誰だって引き裂くことは不可能でしょう。
苦美に片想いのままだった斎木くんも
サクマさんに惚れこんだリュウも
それぞれに愛してくれる人がいるんだから
悲しかった思い出もいつか笑って思い出せるかな。
でもどちらも完全に諦めていそうなところが魅力的ww

二人でいればどこでも幸せ、じゃない図太さ!(褒めてます)
彼らはやっぱりこうでなくちゃ!!
今回もリバが素晴らしかった……気持ち良さげで最高です…っ!!
そしてサクマさんの涙に鳥肌が立つ程愛を感じました。

2

2人でひとつ♡

雑誌もずっと追いかけてました。
好き過ぎて、1コマ読んだら休憩が必要なぐらい
愛と萌えをもらいました。

2人して死にかけた後のえっちが最高でした。
リバだけど、苦味ちゃんが攻めの時は
なんか執着攻めな感じがたまらなかったです。

リュウくんもイイ女に仕上がってます。
多分彼は一生サクマさんのことが好きなんでしょうね。
一青頑張れ笑!

そこにいる時は社会の底辺だとうんざりするけど
離れるとやっぱり帰りたいなって思う場所。
2人にそんな場所が出来て嬉しいです。
レニと斉木くんも一緒にいつまでも楽しくやってほしいな。
新宿ラッキーホールよ永遠に!

2

まるで映画

ドラマ、映画を見ている感覚でした。

続編が始まってから単行本化まってました!!

一巻の最後でサクマさんと苦味が高級ホテルのエレベーターでチュッチュしてたその後のストーリーが読めるなんて夢みたい!
苦味は洗ってやるよとか言ってたのに、サクマさん結局一人でシャワー浴びちゃうし、苦味は待ってる間サクマさんのネクタイのにおいで一人で致しちゃって寝ちゃうし、、、かわいい。

レニと斉木のヲタ活には驚きました。

リュウもなんだかんだかわいいヤツでしかも最後いいヤツでほっこり。

やっぱりサクマ46歳と苦味38歳の2人の夫婦以上のつながりを見せられ感無量です。アツアツ熟年夫婦じゃん。

とにかく、はるこ先生、ありがとうございました。

3

こんな続編が読めるとは!

6年の歳月が過ぎまして、、、。
苦味さんが、おっさんくさ~くなっております。
サクマ46歳のおっさん臭さと、苦味38歳のおっさん臭さ、そして青年らしくなったリュウ24歳。
この、それぞれの年齢なりの、肌の張り感とか、お顔の毛穴感とかを感じさせる雲田先生の画力って、いったい何なんだって感じですよ。

お話は、ヤクザの組の抗争がらみで、雲田作品には珍しいって思えるスリルとサスペンスです。
また、しっかり両面アリのガッツリエロや、女装エチやエロい刺青と、色々とたっぷり盛り込んであります。

久しぶりにエロい雲田はるこを堪能出来て満足でした。

3

そして人生は続く

新宿ラッキーホールの続編が読めるとは思いませんでした。
雲田さん、ありがとう!

出版社あらすじに『断ち切ったはずのヤクザ関係者の影がチラつき――?』とあるのですが「どんな過去でも断ち切れるものじゃないよなぁ」というのが、読み終わって思ったこと。
良い関係とか、まずい相手とか、一方通行の想いとか、生きていれば色々あるけど、結局は今まで作ってきた関係性の中で生きていくしかないのよね、と。

そして、もうひとつ思ったのは「絶体絶命の局面を乗り切るのは根性(?)」。
『スポ根』とかの『根性』ではなく、ヤクザとかヤンキーもののお話でよくあるじゃないですか。「オラ、根性みせろやっ!」っていう、あの根性です。
苦味ちゃんやサクマさんの、いざっていう時の『根性』は凄かった。
コミカルでドタバタしているくせに、漢だねぇ。

この二人の間にあるのは『恋』というよりは『情』という方がピッタリの様な気がします、私には。
雲田さんの絵の影響も大きいんじゃないかな、と思うんですが。
アジア圏の男性の体なんですもの。
ガッツリムキムキじゃなくて、長距離ランナー型の筋肉の付き方。
皮膚の下のほどよい脂肪。きめ細かい、てろんとした肌質。
この絵がねぇ、とてつもなく日本的情感を漂わせるんですよ。
それがね、めっちゃくちゃエロい!
なんか、観ているだけでソワソワしちゃうんですよね。
行為は『エロ度標準的』でも、絵のエロティックさはとんでもないです。

そしてこのアジア的な絵柄は(エロいだけじゃなく)愛や正義や、そういった『ものさし的なもの』で割り切れるほど人生は単純なものではないってことも、見事に感じさせてくれるのです。

色々あって、それなりに落ち着いて、どこに行っても構わないことになっても、2人は新宿に戻ります。
悪いことも良い事もあった場所に、これまでの関係性の中に、帰って行く。
ここに、雲田さんの人生観(大げさか?)が現れている様に思いました。

また2人に、そしてその周りの人達に会えたらいいな。

5

そして、今度こそ。ロング・グッドバイ。BL界のハードボイルド。

レイモンド・チャンドラーの有名過ぎる作品名になぞらえるあたり、これは「ハードボイルド」なのだと思う。ひとつひとつの台詞が、痺れるほどに粋で。気障で。カッコいいのだ。
後半からラストにかけてのそのスピード感と、スタイリッシュなカットと、仕草。全て。
その洒落感は、ちょっと「ルパン三世」に似てなくもない気がして。最後の方は「ルパンルパーン♬」というあのメジャー過ぎる、楽曲が頭の中で流れてしまう。この疾走感とグルーヴが、ピッタリだと思う。
海に落ちた(落とされた)苦味さんをボートに引き揚げる、リュウと一青なんて、待機してサッと助けてくれる、次元と五右衛門みたいじゃないか。
敵前で、一芝居打つサクマさんも。いや、アレは一か八かの勝負だったんだろうけど。

1巻から6年経っていて、それぞれのキャラクターも6年の歳月を費やしていて。
それなりにおじさんになっている苦味さんとサクマさん。ちゃんとおじさんなんだけど、
サクマさんの上に乗る苦味さんが、さすがにプリケツなのは、ポルノスターだったからなのか。
サクマさんはいい感じに枯れている。そして、苦味さんはそんなサクマさんに盛っている。
そりゃそうよね。素敵だもん。
リュウは大人になっていて、現在は若頭。彼もすごくいい。彼が愛するサクマさんの為に、苦味さんを助けるところなんて、カッコ良過ぎる‼︎ そのコートとサングラスも。首元にはみ出しているタトゥーも。その指先に挟んだメモを渡す仕草でさえ。とてもスタイリッシュなのだ。
彼の苦しい胸の内を思うと、それはとても切ないのだが、彼もまた、それだけ大人にならざるを得なかったのだと思う。

後半からのうねりにも似た、ドキハラに翻弄されてしまうのだけど、そんな中で、レニと斎木のカップルだけは、可愛くて、ホッとさせてくれます。斎木は相変わらず、苦味さん大好き♡ だけど、サクマさんに脅された経緯もあって、それは言わない。レニの趣味もあって、お尻丸出しのミニスカで、すっかり「男の娘」アイドルにされてしまっているが、これが意外に可愛くて♡ ツンデレの斎木はレニを彼氏だとは認めていないけれど、レニはそんなとこも含めて、丸っと愛してるのが分かる。この男はどこまでもほのぼのとあったかいのだ。そして、斎木の方もそんなレニを愛している、あんまり自覚はしていないけれど。いつか、彼が素直になる時を見たいな。

電子特典は、後半のドラマティックなシーンのネーム公開で、これはこれで、すごい臨場感を味わえるのだけど、描き下ろしをもっといっぱい見たかったかも。
そして、今度こそ。ロング・グッドバイ。愛すべき人たちへ。

3

38歳になったクミちゃんと46歳になったサクマさん。

「新宿ラッキーホール」を読んだのは発売からは少し遅ればせながらの2014年で、確か「美術手帖」のボーイズラブ特集で雲はるさんのインタビューを読んだのがきっかけだったと思います。
そのあと「昭和元禄落語心中」を読んで、この作家さんの内面をもう少ししっかり覗いたあともう一度「新宿ラッキーホール」に戻った時が本当の意味での陥落の瞬間でしたね。
今思うと「新宿ラッキーホール」がBLジャンルでしっかり大ヒットした2012年って時代、凄いなって後追いの読者としては思います。
いま桁違いでヒットするものってもっと分かりやすくて誰もが萌えられるように計算され尽くしているような作品だと思うので。

さて、あれから6年が経ちまして。
38歳になったクミちゃんと46歳になったサクマさんをメインに、斎木くん、レニくん、リュウくん、それぞれ少しずつ変わったみんなのお話が前作同様にオムニバス形式で1編ずつ読めます。
少しずつどころか変わりすぎてますけどね、6年ですもの、そりゃ変わるよね!
斎木くんが予告通りにネットアイドルになってるのはいいとして、そっち系?!?!と思わず突っ込んでしまいましたw 28歳でケツとパンツ見せすぎじゃね?!
私はリュウくんが結構好きで、この面々の中では一番子供だなぁと思う反面でいじらしいなぁとも思えて、そして何よりそんなリュウくんに対してのサクマさんがクソカッコいいったらなくって、今回もやっぱりリュウくんのお話が一番ガツンと効きました。
クミちゃんにほんと直接聞かせてあげたいよねぇ。
まぁ直接聞いてなくても通じ合ってるんだろうけどさ〜〜〜
でもさ、実際に耳で聞いて噛みしめるのってやっぱり違うじゃない。
聞かせないのが雲はる作品だよね。サクマさんも八雲さん(「昭和元禄落語心中」)もね。男の生き様っつーかね。

今回も最後にじっくり読める前後編のお話。
「ロング・グッドバイ」
前段のお話たちが全てここに帰結していくのです。
「陽当たりの悪い部屋」から始まった2人の20年。
切っても切れないヤクザの世界と今度こそ「永遠にさよなら」するために。
あぁ、リュウくんはしっかり男前になってたね。
そしてサクマさんの涙。もらい泣きするでしょうこれは。

全てが終わった後のエッチシーンがもうねー甘すぎました!!!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ちるちるには攻めと受けを登録しなきゃいけないから、攻=サクマ、受=苦味になってるけど、私はこの2人はそういうことじゃないって思ってるから、この攻め受け情報はハッキリ言ってすっごい邪魔だなーって思ってます。
そういうことじゃないんだよこの2人は。


さらなる続編があるかないかは神のみぞ知る、だそうです。
読者としてはやっぱり読みたいですよね、彼らの生きる場所「新宿」に帰って、リスタートを切る2人のお話をまだもう少し。

【電子】ebj版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし、最終話「ロング・グッドバイ<後篇>」のネーム(41p)を電子版限定収録

3

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