M+Mさんのレビュー一覧

よそはよそ、ウチはウチ(通常版) コミック

北上れん 

とにかく可愛い!

裏表紙の2人+1匹?が寝てるイラストがすべてを表しています。とにかく可愛いです!特に、フミ(受け)は、ふきだし外の手書きセリフまで可愛いです。

5話ラスト部分の叔父さん(受け)が拗ねている?嫉妬?と二人が考える場面でページを割いているのが、互いに互いの関係や相手への感情を探ろうとしているのを感じ、そろそろ次の展開に?と思ったらいきなりのキスでビックリしました。

そして終了。「1」ついて…

2

エディドヤ コミック

歩田川和果 

予想がつかない

表題作のシリーズ4作「バテシバ」「羊」「エディドヤ」「おまけのその後。」と、短編2作「アブサロムの沈黙」「二十三時」が収録されています。

表題作のシリーズが短編2作をはさんで展開されているので、短編の登場人物が、表題作のキャラなのかと邪推してしまいました(笑)

どれも、予想と違う展開でした。
私の脳でまずまず先が読め、ハッピーエンドと言い切れそうなのは、「二十三時」くらいでした。

1

金のフォークに銀の匙 小説

かわい有美子  麻生海 

周囲の力あればだけど

二人の関係が進展するのには、周囲の力がかなりあります。

交通事故の被害者と加害者になった後、不破が三谷と食事をとるようになったのは、カフェの仲間や客であるクライアントからの圧力ですし、不破が三谷を追いかける羽目になる状況を作ったのは、三谷に手を出した不破の友人です。

三谷は控えめですし、不破は人を受け入れるより拒絶するタイプなので、彼らだけだとそういう関係にはならなかったと思います。そ…

4

司法の男 小説

水原とほる  兼守美行 

「司法の男」続編

題名やイラストで分かるでしょ?ってことかもしれませんが、スピンオフならまだしも、続編ならあらすじに書いてて欲しかったです。前作と内容がリンクした続編でしたし。と気づくのに時間がかかった文句をまず言う(笑)

前作がちょっと物足りない終わり方だったのですが、今作品ですっきり完結しました。2冊で1つと言っても良いくらいです。前作を読んだ方は是非!

前作同様、礼一(受け)目線です。本庁に戻った…

7

二十六年目の恋人 小説

高尾理一  カワイチハル 

もっと妄想アピールを!

この作者さんの作品は初めて読みましたが…面白かったです!

表題作は瑞貴(受け)目線で進むのですが、この主人公が良いキャラです。妄想好きなキャラは他の作者さんの作品でも読んだことがありますが、発想が楽しかったです。ことわざのブタとネコを気にするところとか、日下部(攻め)との会話も楽しかったです。全く想像がつかないからと妄想をスキップするところは、我が身におきかえて納得しました(笑)
もっとあ…

3

口元に赤いのついてます コミック

山田2丁目 

ほんわか気分になります

この作者さんは、なんとも言えない良い表情と、セリフが秀逸だというのが私の中での評価なのですが、今回も外しませんでした!

4作品収録されていますが、どの作品も、受けがエロ可愛いかったです。

退治するはずが僕(肉奴隷?)になった吸血鬼。
攻め曰く、穴がすごい(笑)飯屋の店長。
豆腐屋の後輩が好きな、元ヤンの電気屋。
仕事中にしたくなっちゃいそうな大人じゃないバーのマスター。

み…

3

ロマンス・コンシェルジュ コミック

九州男児 

当事者でないのが良い

表題作は8ページで20話の連作集です。
同時収録の「GIVE AWAY」も8ページなので、コンパクトに話をまとめられた本になります。

舞台は超高級ホテル。お客様の様々な悩みを遠藤コンシェルジェが中心となり、解決していくという内容です。最初は戸惑っていたのに、最終的には「男同士の縁結びサーヴィス」で有名になるようです(笑)

お客に惚れられて、恋愛関係になるホテルスタッフもいますが、基本…

3

課長の恋 ~三回戦~ コミック

九州男児 

考えてはいけない(笑)

1巻から一気に読みました。
真面目に考えてはいけません・・・流れに身を任せるのです・・・。
流れてゆけば、楽しい作品です。周囲の人達が彼らをそんな言動を日常化させているのも面白いです。この会社に慣れたら、他に勤められないかも?!

主人公である課長自身の恋は、1巻の初っ端に実り、不安なくそのまま熟していくだけでしたが、次々登場する新キャラ達が、次々とCPになっていく様が飽きさせずに良かった…

0

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

情景が浮かぶ

真岸(攻め)が復讐をするために、志田(受け)に近づくのですが、志田のあまりの不憫さに驚き、復讐する甲斐がないと嘆きます。そして、自分を好きにならせてから捨てることで、復讐しようとするのですが…と、ここまで書いたところで、復讐する理由が人の死じゃなかったなら、コミカルテイストにもできた作品じゃないかと思いました。男が男を好きにならせようとしている時点で、既にちょっと面白い。

でも、読んでいる最…

1

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

いい人ばかり…なのに

殴っても怒らない大森さん、恋人と別れて帰ってくるように頼んだ母親を恨まない諒矢、エリの恋人のふりをしてあげる颯…みんな良い人です。悪い人が登場しない話ってどうも噓くさく感じてしまうものなんですが、この作品では読後が心地よかったです。

「不器用なテレパシー」
別れて2年後に颯と再会した諒矢が、思いを通じ合わせるまでの話です。諒矢が可愛くて、颯が格好良いです。テレパシーが、良い感じにスパイスで…

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