ふばばさんのレビュー一覧

隣の嘘つき コミック

須坂紫那  安西リカ 

両方読んでの感想として

原作小説の方は既読。
そして、小説の方を先に読んでいたせいか、小説から感じるイメージが強くコミックスの方は薄く感じてしまった…
これはコミカライズ担当の須坂先生のせいとか、そういう事では全く無いです。
完全に個人的な感覚だと思います。
私の感覚では、小説、というより文字/文章で表される登場人物たちの心の動き、感情がより深く、より詳しく感じられたのだと思います。
特に、2人の初めてのセック…

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いたいけな彼氏 小説

菅野彰  湖水きよ 

ひな鳥の刷り込み恋

タイトルの「いたいけな」ってどういうイメージあります?
辞書的な意味で言えば「幼気」で、幼くていじましいさま。
読んでみれば確かにその通りの内容なんだけど、なんかタイトルと内容の乖離を感じてしまう。
そのことが結局本作の評価にもなってしまうような気がする。

まず思うのが、郁(かおる)が可哀想すぎる。
可哀想なんていう上っ面な感情も受け付けないような壮絶な郁のこれまで。
「郁」という…

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「調教彼氏」電子限定描き下ろし漫画 特典

なまえで呼びたい

「調教彼氏」電子描き下ろし特典となります。
2p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓




名前呼び、に関する2人のやり取り…の話。

金岡「付き合ってるのにいつまでも名字呼びは他人行儀な気がしてな」

金岡「徐々に慣らしていこう まずはいざと言う時から」



金岡「ほら 名前で呼ばないといつまでもイけないぞ?」(ベッドで責めまくる金岡)

…といきな…

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「調教上司」電子限定描き下ろし2P 特典

カ・レ・シャ・ツ

「調教上司」電子専用描き下ろしマンガとなります。
2p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓




①ガチャン ガタ ガタ

②藤田、ベッドに押し倒されながら…
「ちょ…金岡さん…待ってください んっ」

③「スーツ…脱がないとっ んんッ」
ギシッ

④ベルトを外し、パンツの中に入っていく手
藤田「……!」
「あっ あぁあ♡♡♡」びくん びくん

⑤「…

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翻訳家は愛を知る 小説

  小路龍流 

美しい男に恋をした軽い男

洸先生の作品は2作目。はじめに読んだ作品はテロ捜査員の男臭い硬派ものだったので、本作は随分タッチが違うなぁと驚きました。
2人がバイとゲイの設定なのがまず拍子抜け。
出版社社員・永倉が翻訳編集部に異動になる。初めての仕事は児童書の翻訳依頼。
だが永倉はイマイチやる気なし。
児童書なんて。
だが、依頼に行った翻訳家の庄野にそんな本心を見透かされ、いきなり口喧嘩をして怒らせてしまう。
人タ…

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空気の存在 下 コミック

定広美香 

ひとりのこされて…

「空気の存在」下巻。

性格の合わない2人。だけどだからこそ惹きあう2人。
すぐに熱く嫉妬するドックに、表面上クールで涼しげなタブ。
今2人はルームメイトで同じ大学に通っているが、タブがドラッグにハマりはじめている…
…という上巻からの流れがあって。

メランコリーの妹までもがドラッグで死に。
タブとドックが囮のようになってメランコリーを摘発する。
これで何もかもうまくいく…かと…

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空気の存在 上 コミック

定広美香 

熱く深い愛し方

良くも悪くも時代を感じさせる作品。
まず絵柄は少年漫画っぽい。
そしてストーリーは、これがもう何とも「濃い」。濃いの一言。
元々同人誌からの物語ということで、こうして上下巻で一気に読んでみると時系列的にわかりづらかったり、重複したり、辻褄が合わないような部分が正直あります。
でもそれを上回る読み応えが確かにある。

冒頭は、いけ好かない転入生、だけど本心は気になって仕方ない、それは恋の…

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この恋は運命じゃない コミック

山田ユギ 

この恋は運命じゃない、予定調和だ⁉︎

…と言ってしまっていいものか、かどうかはわからん。
だが。
ユギ先生!
随分簡単にカップリングしてくれたじゃないですか?
絵柄はもう本当に素敵!さすがユギ先生!と言いたいし、言う!
だけどストーリーはどうでしょう?
活版印刷の職人さんと、ゲイのデザイナー。
その2人の物語は、お仕事の真面目な応戦、というか、仕事上の譲れぬ一線のバトルがあっての惹きあう心みたいな鉄板があって。
そこは…

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彼の部屋 小説

渡海奈穂  乃一ミクロ 

ポルターガイストBL

ポルターガイストというか…住んでるアパートに「先住者」がうじゃうじゃいて、それに気付かず暮らしているリーマン・藤森が主人公。
気付かずと書きましたが、霊を見るわけではないのだけれど、とにかく毎晩変な物音、電化製品の故障、その他不眠など、心身の不調には悩まされている。
そこに声をかけてきたのが、共有喫煙スペースで時折会う江利という男。
江利からもらった安眠用ポプリが思いがけず効き礼を言ったとこ…

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7年目の純愛 コミック

藤谷陽子 

10年も20年も。進んでいこう!

皆様のレビューをある程度読んでから臨みましたので、遠恋の危機からのハピエンである事などはわかっていました。
でも実際読んでみて結構驚き…
特に驚いたのが2人の出会い。
へぇ〜……そうでしたか…
…とそれはそれとして、7年同居してる同性カップルに波風が!というストーリーですが。
この7年。
表向き特に波乱はなかった、という設定なのでしょうか。私には愛さんはかなり難しい人のように思えた。

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