ふばばさんのレビュー一覧

ミッシングコード コミック

華藤えれな  水名瀬雅良 

華麗系。もっと長く読みたい

華藤えれなさんの作品は未だ未読なのですが、マフィアとかロシアとか、華麗な外国ものを得意とされているイメージを持っています。
水名瀬雅良さんの綺麗系絵柄のイメージと相まって、美形が乱舞する麗し系のBLかな、と期待して購入しました。
感想は。
期待通りの、美しい絵画泥棒、凛々しいロシアンマフィア、復讐に燃える怪盗、当て馬エルヴェさえも気高く美しく、キーワードは香り高い薔薇。
舞台設定はとても良…

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Take Over Zone 2 コミック

水名瀬雅良 

走る彼らの美しいことよ!

短距離に懸ける高校生たちのスポーツBL、第2巻。

冒頭、紺野と橋下が結ばれる描写から始まります。
ラブラブが続くかと思いきや、当て馬が出現して橋下は動揺し、調子を落としてしまう。集中できないのは俺のせいか?と考えた紺野は距離を置こうと言い出して…
このギクシャクに山内も絡み、陸上部長と顧問の教師の恋もあり、こう書くとなんだか色恋だらけの部活みたいだけど、全然そんな事はなく心で悩みながらも…

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Take Over Zone 1 コミック

水名瀬雅良 

恋愛ファーストじゃないところが逆にいい。

水名瀬先生によるスポーツBL。
本作は「陸上」がテーマで、陸上部、特に短距離に青春を懸ける高校生たちの物語。
体育のタイム測定で足が速い事を見出された橋下。実は彼は中学時代に有望な選手だったが、あるトラウマがあり陸上から距離を置いていた。
だが、陸上部員たちに上手く煽られてまんまと入部してしまいます。そこで上級生の紺野や山内と知り合い…
はじめは陸上をためらっていた橋下だけど、結果的に総体…

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共鳴ーグラマラス・ヴォイスー SIDE:B コミック

水名瀬雅良 

もっと長く読みたいな

ヴォーカルグループと、天才音楽家xヴォーカリストの恋、下巻。
4人で歌う時のケミストリーは圧倒的で、グループ名も「NATURAL」と決まり、デビュー前の業界向けのシークレットライブも決定、いよいよ走り出すプロジェクト。
初めてのメジャーな活動のスピード感に戸惑う健人だけど、まず高藤と2人で歌を合わせてみる。
そこでの圧倒的な一体感、歌う事への興奮、高揚感、衝動…無意識に高藤に惹かれていく流れ…

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共鳴ーグラマラス・ヴォイスー SIDE:A コミック

水名瀬雅良 

声に恋する

水名瀬先生による音楽モノ、特にヴォーカルに焦点を当てた作品です。
主人公・能勢健人はバンドのヴォーカルをやっていたのだけどプロにはなれず、仲間は見切りをつけて就職を決め、1人路上で歌いたい、聴いて欲しい、という欲求に突き動かされていた…
そこに現れたのがヴォーカルグループへのスカウト。
このヴォーカルグループっていうのは、ゴスペラ○ズみたいなコーラス主体で、1人の天才的音楽家・高藤薫が自ら参…

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笑いヒツジと泣きオオカミ コミック

不破慎理 

ネコが擦り寄るのはいい人。

恋愛体質のフラれ癖ゲイ、産婦人科医の日野馨が主人公。
そんな彼が妻を亡くした渋谷(弁護士)を襲い受け。
しかし酔いつぶれてたとはいえ、男をヤっちゃうか?という疑問。
はさておき。
惚れ体質の馨は渋谷を好きになります。
酔って襲われた、責任取ってと騙して?付き合うことに成功し、清いデートを重ねる2人。どんどん渋谷を好きになっていく馨ですが。渋谷さんの方もなんとなくいい感じで。
そんな時、…

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獅子と冷獣 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

タトゥー満載

ウェルネスシリーズ上海組、カップリングはレオンx梶谷。獅子編の第4弾です。
内容は、前作「虎に翼」の続編という形で、中盤までは「虎に翼」と同じ時間軸で、それを梶谷側から捉えた視点の描写になっています。
つまり舞台はシンガポール〜マレーシアで、両国での大規模な都市開発計画におけるウェルネスと黄グループの提携、それを表とすれば、アジア圏の表も裏も握る黄グループの裏の顔を巡るレオン、梶谷、ハリーの暗…

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虎に翼 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

まだまだ新顔も出るよ、のウェルネスシリーズ

ウェルネスシリーズ、新編のスタートです。
カップリングは、全く新しい登場人物、ハリー(黄顕揚・ホアンシェンヤン)x浅海翼。
ただ、獅子編のレオンと梶谷が絡んでいるので、この1作だけなら獅子編のスピンオフ的な要素もありますね。
舞台はシンガポール〜マレーシア。
浅海翼は、元ウェルネス社員で現在NYの弁護士・梶谷の従兄弟と中学時代の同級生という縁で、商社を退職してウェルネスに転職したばかり。

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BreakThrough デンパ男とオトメ野郎ex. 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

警察モノってやっぱりカッコいい。

「デンパ男」の3作目。
きちゃいました、私の萎え展開。
コレが来ると、どうしても作品に「逃げ」の空気を感じてしまう。あ、あくまで個人の感想です。この展開が萌えるという方も沢山いらっしゃると思うし、勿論いて良いのです。
聡が鑑識中にテロの爆発事件に巻き込まれて、頭を打って記○○失の流れ、あ〜これは展開見えてきた…と思ったらやはりその通り。それでも聡を想う西村の深〜い愛情が読者に印象付けられる。…

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ヤリチン☆ビッチ部 2 コミック

おげれつたなか 

人多すぎで…

…読み流してると顔の見分けがわかりづらくなってくる〜。
本作は「ビッチ部」の活動部分はなくて、高校生活の方が主のようになってるので、帯に『お下品注意‼︎」ってあるけど思ったほど下品じゃなかったです。
よい子っぽかった「やっちゃん」が実は猫かぶってたとか、加島に憧れすぎてこじれて加島の好きな子取っちゃおうとか、この先どうなるのかは気になるし楽しみではあるけど、言ってみれば「よくある展開」なので、…

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