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凪良ゆう 麻々原絵里依
ふばば
ネタバレ
現実にこういう人達いるだろうなぁ。という行ったり来たりの進まない二人。 BLとして、趣味の娯楽として、お金を出して買って読む小説として、この展開はじれじれで、こんな攻めと受けはまどろっこしいからヤダっていう人もおられると思う。いい加減イイところでくっついて甘々展開望む、とか。もっとエロ下さい、とか。 中学生の頃に自分の性癖を自覚して、誰にも言えない、誰にも相談できないって自分の殻を作って、…
緒川千世
う〜ん……… やはりこの題材といい、展開といい、非常に「合わない」ものを感じます。 この作品を楽しんで読む、というのは私には難しいし、緒川先生がこの作品で何を描き出し、何を伝えようとしているのか、現段階でまだはっきりとはわからない。 ただ、あとがきで記されている通り、『万人に愛される話ではない』『苦手だけど読んで下さる方』『これは読まないけどという方』とあり、デリケートな題材を扱っている問題…
砂原糖子 梨とりこ
あらすじと表紙絵から勝手に少年時代からのほのぼの+切ない物語かと思い込んでいましたが、読んでみると、やさぐれ街金のすれ違いこじれまくった初恋の成就譚、でした。 というと身も蓋もないけど、元天使のような可愛い子役の艶(えん)が、子役同士の競争意識から起きた事故のために芸能界から消え、その頃出会った同級生永見との、タイミングの合わない恋物語が甘さ少なめで綴られて行きます。 小学生時代、中学生時代、…
真崎ひかる みずかねりょう
本来女子に現れるとされる激しい帯電体質が、学校での実験中のアクシデントで「先祖返り」して強く顕われてしまった雷神家系の鳴神颯太。 何を触っても放電してしまい、日常生活が脅かされる。 そこで聞かされたサポート&除電役の風神家系、五十嵐家の存在。 そこの直系男子、五十嵐鷹人に近づき、アース役を務めてもらおうと鷹人の経営するカフェにアルバイトとして働くこととなる。 単純でちょっとおバカだ…
佳門サエコ
表紙の美しい色使いに惹かれて購入。ピンクとオレンジがとても綺麗。 「恋という名の喫茶店」 昭和の香り漂う設定。 ちょっとカゲのある美人マスターと、マスターに気があることが(読者には)バレバレの硬派っぽい高校生。 前の男を女に取られてしまったトラウマを抱えるマスターを、年下ながら包みこもうと頑張る高校生が好感度高し、です。キスまで。 「好きだから弄って欲しくない」 『構内一の下半…
鳩村衣杏 佳門サエコ
建築士x歯科医の幼馴染CPの物語。 ゼネコンの子会社で一般住宅の新築やリフォームを手掛ける丹波祥吾と、同じビルの中の歯科医院に週一で勤務していた西林美邦は25年ぶりに再会。 この二人、はじめっからケンカ腰で、さて、いくら美形でも攻撃的で可愛げのない受けと、がっつりノンケの攻めがどう恋仲になっていくのか興味津々で読み進めました。 美邦の実家の歯科医院のリフォームを巡っての「お仕事BL」としても…
いけがみ小5
書店にて、帯と裏表紙の「京都弁男子」との言葉を見て、あ・読みたい!と購入しましたが、いざ読んでみたらかなーり濃い!どれも速攻Hに突入の感じ。京都弁のお話は初めの「すきやん」2篇だけだし。絵柄はクドめです。 「すきやん」 東京人の私、方言にはなんとなく憧れを感じます。特に京都弁。柔らかなイメージがあります。(攻めの京都弁はオネエっぽく聞こえちゃいますね) そんな京都弁の二人が繰り広げる甘々…
黒沢要
「半魔」と「亜種」の二人の吸血鬼が出会い、共に旅をする。 半魔ステフは大好きだった友達を失って、自分で自分を永遠に許すまいと自ら吸血鬼になった男。 もう一人は純血の吸血鬼を父に持つシュクレイ。父を殺そうとしている。 一見耽美な設定ではあるけれど、冒頭の一瞬ハードボイルドな銃撃風景、ステフの殺し屋のような風貌とシュクレイの優しげな表情の作画、ステフの本来の姿であろう穏やかな心根や子供への優しさ…
依田沙江美
ファミレスのバイトで生まれる恋のお話し。 「ぴかぴかのSweet Release」 ベテランバイト安井(大学3年)とバイトは初めての旭(高3)の出会い。 安井は旭の野球部を辞めた時の話を聞いてあげて、旭は色気がある、男は挫折で格好良くなるんだ、と慰めつつ優しくH… (BL的にはOKだけど、そんな予兆あった?唐突感ありかなー) 「ぴかぴかBrand-new day」 Hまでしてし…
夏來ジッポ
2作品収録です。 冒頭は表題作ではなく、花屋さんの話。 「枯れた花に恋の水」 『ヤクザ花屋』と子供にあだ名されるくらい怖い顔の、花咲曹介。 外見のコンプレックスで笑えず、性格も暗く、自信がない。 でもそこにガンガン突っ込んでくる八田。 今までの人格否定されまくりの人生、八田の好意は全く信じられず自分の気持ちも肯定できない。誰にも好意を抱かない事が自分の傷つかない方法。 でも本当は…