ふばばさんのレビュー一覧

スニーキーレッド 2 コミック

たなと 

クズxM男が甘えんぼx聖母になる話

暴力から始まった釧路x三崎の続編。
結びつきの始まりは暴力だった2人だけど、じゃあ2人にとって暴力・ボコりは必須?っていうとちょっと違うと思うのです。
釧路にとっては、気に入らない事や人、キレる瞬間に手が出る、という感じで、だから三崎と恋人関係が深まってきた時に「殴りたくない」的な態度になっていく。この辺は普通人の感覚ですね。
一方三崎が欲しいものは「激情」なのではないかしら。決して痛みなの…

4

スニーキーレッド コミック

たなと 

暴力反対!でも殴られるのが男だから平気で読める

一読して、こういう本こそ「スルメ本」というのだろう、と感じました。
多分読み手それぞれ百人いれば正に百通りの感想が出てくるだろう、と本気で信じられたし。
そしてその感想は読むたびに変わる余地のあるものだろうと感じられたし。
ここには「王道」とか「学生モノ」とか「胸キュン」とかいう、いわゆる「くくり」の一切を跳ね飛ばす、デビュー作ならではとも言えるぶっ飛ばし感がありました。
片方が片方を殴る…

2

野良猫に首輪を コミック

未散ソノオ 

首輪をつけちゃダメな猫

「上質な男とH」の絶妙な展開っぷりに驚き、作風に興味を抱いた作者様の作品です。

一読して、なんか他のBL作品とは一味も二味も違う読後感でした。
はぐらかされ、目くらましされ、すり抜けられ、爪を立てられ、甘噛みされ。
野良猫なんかじゃない。
高貴なシャム猫のような
優美なアビシニアンのような
怠惰なヒマラヤンのような
威厳あるメインクーンのような
孤高なロシアンブルーのような。

1

西町診療所の秘密~完全版~ コミック

高久尚子 

どこか幻想的な。

全く予備知識なしに読み始め、途中でちょっとビックリしました。こういう話だったのか…
対患者さん相手の診療にちょっと自信のない医師の冬雪。
この冬雪に秘密がありました…
自分だけ、家族みんなが持っている能力を持っていない。自分はいらない存在なのか?
存在価値が見出せない苦しみと劣等感の中で、自分だけのある能力に気付いて……
自分は人を救う事が出来るという拠り所を得ての治療行為をクレイに見ら…

0

オイシイオトコ コミック

高久尚子 

爽やかな変態

「オイシイオトコ」
ニオイに敏感な攻め(焼肉店の2代目オーナー)が、自分の好みの匂いがするバイト君(ノーマル)にグイッグイ迫って、恋人になって…というお話。
「匂い」というフェチ要素満点のテーマで、実際変態チックな攻めなのですが、スッキリときれいな絵柄のせいもあるのか、所構わずのHやら素股プレイやらも、何故か「いやらしさ」は感じさせない。好き、という気持ちは爽やかで甘酸っぱい匂い…エロの中の一…

1

まこと先生はやさしくない コミック

春巻トキコ 

ワンコx元ビッチ、とブサメン

「まこと先生はやさしくない」「まこと先生はかわいくない…?」
母親の再婚で18才違いの妹が出来、時々保育園のお迎えをしている大学生たつき、が主人公。
保父さんのまこと先生は物腰柔らかでとっても優しそう。
しかしある晩、ホテルに男と入っていくまこと先生を目撃して…
まこと先生は実はすごい二重人格的人物でした。保育園以外では言葉も乱暴で冷たい眼をしてて。
はじめは驚いてムカついたたつきだけど…

0

大きなノイチと小さなヒナユキ(表題作 彼と彼のはなし) コミック

昨日みどり 

高校生1編+リーマン1編

中編2作品が収録されています。

「彼と彼のはなし」「彼と彼の誕生日のはなし」
こちらはタイトルとなっている、「デカイ無口荒くれ者風」で怖がられているノイチ(野口将一)と、小柄で大人しいヒナユキ(森ヒナユキ)の物語。
ヒナユキの幼稚園からの幼馴染でストレートリア充の反田直の視点で、物語は進んでいきます。
直はヒナユキがノイチに怯えているのでは、と心配でちょっかい出すのですが、実はモジモジ…

3

ヘブンノウズ 物語 小説

英田サキ  奈良千春 

「結」の巻

4冊ものシリーズの最終巻。
渋澤と旭の恋愛関係は前作で成就したのですが、もしや波乱があるのか?旭とミツルのお母さんの事件の真相は?
事件に関しては、私には想定外の真犯人でした。この件では旭達のお母さんも無垢の被害者、という訳でもなく、だからといって殺されていい訳でもないけれど、過ちの代償は旭もミツルも、加害者の関係者も全員を不幸にしました。
若い旭は、母の過ち、その結果の重さに泣きます。

2

ヘブンノウズ 赦罪 小説

英田サキ  奈良千春 

「転」の巻

4冊ものシリーズの3作目。
本作の心霊現象は、渋澤の死んだ弟広也に絡んで。同時に渋澤の過去が明らかになります。

2作目にて一応セフレになったはずの渋澤x旭なのに、その後全くH関連での進展が無く。
その上、開かずの部屋に入ったミツルを追って自分もその部屋に入ってしまって、怒った渋澤からセフレ関係解消と言われてしまい。
優しくしてくれる薫と一線を越えそうになり。
しかし、フラフラする旭も…

0

ヘブンノウズ 足跡 小説

英田サキ  奈良千春 

切なくなってきた

4冊ものシリーズの2作目。
1作ごとに幽霊・心霊絡みの事件があり、そして渋澤と旭の距離が段々と進むのか、そこに薫が絡みつつどうなる?という物語ですね。

本作は、渋澤家のみんなが薫の地元で友人が営む旅館に忘年会旅行に行くところから始まります。
楽しい一夜をみんなで過ごした翌朝、浜辺を散歩した渋澤・薫・旭・ミツルは、海の上に浮かぶ幽霊を目撃します。正しくは見たのは渋澤とミツルだけど、外見を聞…

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