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岩本薫 蓮川愛
ふばば
ネタバレ
ロッセリーニシリーズの4作目。 まず各CPそれぞれの本編後の甘々エピソード、そしてクリスマスでの各CPそれぞれ。こちらも結局は甘々。 最後に文庫版の書き下ろしとして読者へのプレゼント短編「私立ロッセリーニ学園」が収録されています。 「略奪者 Another Story 1・2」 レオナルドx瑛(あきら)。 何と言ってもパラッツォ・ロッセリーニの開かずの間にあるマリアの祭壇の前で瑛に永…
「〜の恋」シリーズ第2作。 本作は日本人同士のストーリーです。 体裁は中編2作の構成。 「帝王の庭」 カップリングは世界的建築家(バツイチ)x建設会社の2代目社長(ゲイ)。 そしてお互い第一印象は悪く、仕事でやり合いながら次第に心が傾いていく…というある意味「王道」系。 まして受けの柏樹尚史は元々ゲイ。この2人がどうなっていくのかわかりきっているのだけど、それでも建築家の才気とそれ…
ロッセリーニシリーズ第3作。 視点は日本人ホテルマンの成宮礼人(あやと)。 十年前、インターンだった礼人が魅力的なゲストに誘われ、従業員とゲストの情事は最大のタブーなのに抗えずに一夜を過ごした…忘れられないその外国人男性が今、勤めているホテルのCOOとして目の前に現れたが…! …と始まります。 勿論ロッセリーニシリーズですので、その魅力的な外国人ゲストがエドゥアール・ロッセリーニその人です…
ロッセリーニシリーズ第2作。 主人公は1作目のレオナルドの末弟・ルカです。 ルカは、レオナルドにさらわれて花嫁になってしまった日本人の瑛、その母親・ミカとロッセリーニファミリーの先代・カルロとの間に生まれた末っ子であり、瑛の異父兄弟という関係性。 ルカはファミリーのマスコット。父は勿論、兄のレオナルドやエドゥアールから大事にされ、可愛がられ、目の中に入れても痛くない…そんな箱入りのおぼっちゃ…
岩本薫先生の大作「ロッセリーニ+〜の恋」の一連の作品群、お姐さまにアドバイスをいただきまして、まず「ロッセリーニ」の1作目から。 実はすごく構えて読み始めたのですが、実に読みやすい!一気に1冊読み終えてしまった。 第一印象は「ヤクザとアラブの融合」…と言っても本作は実際は「アラブ」ではないんですが、超金持ち/王侯貴族的なイメージとして。 その上、花嫁/シンデレラ要素もあり。 主人公の瑛…
大竹直子
2020竹書房の日にてget。 前からずっと読みたかった作品。内容は、5作品収録の短編集。 どの作品もとにかく絵が素晴らしい。 「白の無言」 二・二六事件に絡めた士官学校の親友同士の、実らずに散った心。 いやらしい権力者たちに体を貪られる桐島を「聖セバスチャン」になぞらえる…それは完全に三島的。 非常に劇的で、戦争や一方的な思想の愚かさを感じさせる一編。 「古痕」 桐島信夫…
にやま
最高に面白かった1作。 最近は、にやま先生といえばわんこ攻め、みたいなパターンがあったけど、本作は一味も二味も違って… はじめ腹黒だった攻めが、身の程知らずのノンケ受けをメロッメロのトロトロに落として… なのに自分も……というおはなし。 一読して最高にエキサイティングで、一気に何度も読み返すくらいお気に入りの作品になりましたが。 これ、受けのヒカルの「男度」が低いんだよね… ヒカルは社…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
1冊の半分までがアドリアン・イングリッシュシリーズとは関係ない短編が2作、後半にアドリアン&ジェイクの後日談/続編の収録。 「雪の天使」 単話のレビュー済み。電子版ではイラストは金ひかる先生が担当。 元捜査員と元宝石泥棒の甘さ控えめなクリスマスナイト。 「Another Chiristmas」 「雪の天使」のアフターストーリーSS。 1年後、カフェとノエルは恋人で今年2…
麻生ミツ晃
麻生ミツ晃先生作品といえば、ストーリーの構成に独特な緻密さがあると思うのですが、本作は正にソレ。 内容は2作品に分かれていて、その中身はつながっています。だからまるで長編を読んだような読後感。 そしてこのタイトル付けは偶然なのか恣意的なのかは読者としてわかりませんが、結果的に非常に効果的で、まずはじめにくる物語の方は眼鏡をかけてる人が出てこない。 高校生もので、クラスメートもので、しかもクラ…
藤河るり
藤河るり先生の絵柄はやっぱり綺麗だ! この美しさに乗ってグイグイと読み進められます。 設定は基本的なオメガバース。 Ωは発情期(ヒート)がある事で社会的に低い立場であり、差別を受けている。 本作独自の面白い設定は… 『Ωは粘膜接触すると体に相手の血統のマークが出る』 出る場所は様々。濃いマークは愛されている証し… さて、主人公はヒートが来ない「出来損ない」のΩ、吉田。 ヒートが…