ふばばさんのレビュー一覧

月と太陽(1) コミック

阿部あかね 

マ○ロブラ○クで踏みつけて

キタ〜ッ!オトナ阿部あかね!(呼び捨てすみませんっ)
このところは、大学生とか若い子が主人公の可愛らしい絵柄が多目だった印象の阿部あかね先生作品。
久々オトナの迫力、深みを備えた人物造形がきましたね…内容も、表紙から受ける期待感を全く裏切らない!面白い!
まだ続く。嬉しい!
本作は「花といっくん」シリーズのスピンオフで、オープニングシーンで本作の主人公・椿と花の関係性のツカミがあるので、や…

4

蜜より甘い毒でお前を支配する コミック

鳥谷しず  雨宮かよう 

執着と甘さの融合

最近雨宮かよう先生に注目するようになり少しづつ読んでいます。
こちらは原作付き作品との事で「雨宮成分」が少ないのかも…?とも思っていましたが、全くの杞憂でした!
「コミカライズ」というよりももっと「雨宮成分」、つまり甘さが表に出ているように感じました。
何より、タイトルが違っていたので気付かなかったのですが、原作の鳥谷しず先生の小説が、電子限定の「四十八手アンソロジー宝物庫」に収録の「帆かけ…

4

艶めく指先 小説

秀香穂里  サクラサクヤ 

強引かつ誠実系の攻め

秀香穂里さんの「お仕事BL」系作品。だからさすがに上手い。面白い。
そして、攻め目線です。
本作の主人公は、アートディレクター藤居と、ゲーム会社の開発担当・美咲です。
美咲の勤めるアルファ・ビット社の新製品のパッケージデザインを依頼された藤居。
藤居は学生時代彫刻をやっていて、美しい造形を見ると触れて確かめたくなるという性癖?あり。
美咲を見てその顔や体を触ってみたくなる。そんな下心もあ…

1

パンデモニウムより愛をこめて コミック

恋煩シビト 

白い愛と黒い愛

大好きなシビト先生の「人外」もの!
主人公は可愛らしい天使くんのルイ。(←私の趣味よりはちょ〜っと女の子っぽいかな〜)
ルイは迷える子羊を救うため、人々を正しい道に導くために、人間のふりをして下界に降りてきています。
そして色々な「愛」と「欲望」のカタチに立ち会っていく、という展開です。

まずは写真家と少年。
続いて人狼と青年。
鬼神と青年。
そこに天使ルイを邪魔する悪魔マルコが…

5

ラバーズ、ソウルズ 完全版 コミック

宮本佳野 

静かに深い悲しみと、時の救い

「RULES」の前日譚の「ラバーズ、ソウルズ」「VANITY」「*Sleeping beauty*」、及び高校の友達にゲイと告白され、どんどん意識していくようになる物語「名ばかりの月」「あの空の名前」が収録されています。

前半は「RULES」の世界観の一部的作品。
つまり、トオルの過去編です。トオルと、今は亡き想い人との出会いから永遠の別れまで。
元々四宮徹(しのみやとおる)は他人も自分…

2

RULES 3 コミック

宮本佳野 

RULES 第3巻、それぞれの行方

「RULES」の3巻。
まずは天鳥とトオルの綱渡りのような関係性から。
お互いの好意を確かめ合った2人ではあるけれど、天鳥は故人であるトオルの想い人、ウリをしていた過去に引っかかりを覚えて、不安感をぬぐいきれない。
やり場のない独占欲、根拠のない嫉妬心から、トオルとの関係から逃げる天鳥。
一方、言葉で表されないと意味を汲み取れないトオルの方も、天鳥との関係性につまずいて。
天鳥とヒカル、…

2

RULES 2 コミック

宮本佳野 

RULES 第2巻、天鳥とトオル

「RULES」の2巻。
2巻は主に天鳥が主になって展開します。
ユキがゲイで、ヒカルという男性と付き合ってる事。ヒカルと関係しながら実は自分の事を好きだという事。そんな事件?に揺すぶられ、自身のセクシュアリティーが揺らいでいく様子が描かれます。
ユキと2人きりの部屋の中、欲望に流される天鳥。
揺れる心を持て余し、ヒカルにすがったり。
そしてヒカルを通しての、ノンケなのにウリ専をしているト…

1

RULES 1 コミック

宮本佳野 

葛藤、繊細がキーワード

宮本佳野さん特有の繊細系物語。
宮本さんの作品は「ネームオブラブ」や「FLOWERS」などにも見られるように、ノンケがいてゲイがいてそこにまた別の人々が絡んで、みたいな物語が多い。それが修羅場とかそういうのではなくて、寂しさゆえに触れ合ったり、また何かを恐れて離れたり、そんな「揺らぎ」のようなもの、人は1人ではいられない、そういう人間の弱さ、脆さ、ずるさ、そしてある種の逞しさを繊細に描く。
そ…

2

ランジェリーの男 コミック

梅松町江 

ノンケが男に恋する話、2編

2つの作品が収録されています。

「ランジェリーの男」前編・後編
主人公は一人暮らしの大学生・武人。
ある晩、お隣からケンカの声。ベランダに出てみると、女性もののランジェリー姿の男がいて。
どうやら男と痴話喧嘩をしていたらしい…
近所の喫茶店で課題が進まず焦っていたら、やってきたウェイターさんがそのランジェリーの男。
そこから少しずつ会話ををするようになり、一緒にいるのはクズのヒモ男…

1

彼と嘘と弟と コミック

せんみつ 

茨にだって花は咲くんだ…

切なかったです。
私は基本「近親」ものって苦手ジャンルなのですが、こちらはスッと入り込めました。
というのは多分、肉親なのに葛藤もなくあっけらかんと好き好きエロエロ、という話ではなくて、兄の律がしっかり苦しんでいる面が描かれていたからかも。
とはいえ、よく読むと色々と苦手ポイントが存在してます。
律が弟の連の身代わりに見ず知らずの男性を漁るようなまねを…とか。
連が母親の浮気の結果生まれ…

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