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琥狗ハヤテ
ふばば
ネタバレ
琥狗ハヤテ先生の素敵な部分がたくさん詰まった最高傑作。 全て人外の5作品と、ちみ絵でのそれぞれの後日譚という構成。 人外/神という存在と人間との交歓を「お伽話」的な体裁で描きます。 「碧き風の詩」 山に住み、陶芸をする伊吹を好ましく想う山の守り神・天狗のしらかぜ。 ある日、青磁の色が出る土を求めて山の奥に分け入る伊吹の頭上に落石が! 思わず風をおこすしらかぜだが、伊吹は大切な腕に大…
「もののふっ!」3巻(完結)! 2巻からの流れで、戦は不可避に。 従って、癒しの菊三の4コマ「もののふっ!」はほぼ封印、シリアスパートの「武士」中心に進みます。 十條寺家重臣の猛流と清流の、死と隣り合わせの刹那的な交歓。それは、明日俺がこの世にいないかも…コイツがこの世にいないかも…という限界の欲情。 そんな刻にあっても、明日また、2人で明日を…!という信念。 これが戦地での愛、です…
「もののふっ!」2巻! 相変わらず、いや威力マシマシの菊三にめろめろになってしまう! そんなちみっこ菊三サイドの4コママンガは「もののふっ!」として。 そしてシリアスストーリー「武士」を並列して進める構成です。 さて、今回「武士」の方でキナ臭い時代の流れが出てきます。 敵国・堀田からの白紙の文を開いた途端、高熱を発して倒れたお館さま。 文には堀田の怨念が巣食っていた…それを感じるの…
今思えば、私の初・琥狗ハヤテ先生作品でした。 もう〜…一発でやられちゃいました…まだ読んでない方、すぐ読んで〜!って言いたい! 戦国もの、そして人外もの、ねこもの。 んも〜たまんないんですよ…表紙のこのコ! 戦国大名・十條寺(お館さま)に拾われ、「猫井菊三忠茂」という名を賜った子ネコちゃん、なのですが。 この菊三が日常で繰り広げる和みの数々、それが「もののふっ!」という4コマのマンガで繰…
国枝彩香
2002年発表の「未来の記憶」、2004年発表の「風の行方」を合わせて2008年に発表された新装版的な1冊。一組のCPの出会いからが描かれています。 初めて読んだのが2014年頃…その時からの神作品で再読の今も泣ける…! 物語としては、カタブツでノンケの化学教師がプロポーズに失敗。失恋したところを遊び人のゲイに喰われるが… …と始まって、その相手の美形ゲイが学校の臨時美術教師として同僚に…
祐也
「ろくでなしの恋」スピンオフ、「手の中の星。」の2巻。 甘い恋人同士となったような両國と永瀬。 とはいえ、両國はいつでも「劇団」ファースト、「舞台」ファースト… そんな時、いきなり舞台のスポンサー企業が降りる、という話があり…そしてそこには「枕営業」の空気が漂う。 そこに両國によって差し出されるのが、永瀬。 愛する両國のそんな仕打ちに傷つく永瀬だが、そこで永瀬は「憑依」に目覚める…?…
演劇業界BL「ろくでなしの恋」のスピンオフ作品。 劇団ネオ・コンサバティヴの主宰・両國嘉一(よしかず)と劇団員・永瀬一幾(かずき)の愛の軌跡… 物語は、永瀬が高校2年の時に憧れの両國が主宰する劇団「コンサバティ」のオーディションに挑むことから始まります。 劇団員となった永瀬が知る、両國の黒田湧二への想い。2人の絆には入り込めない、と痛感していたところに起きる大変な事態… 両國が喉頭癌を…
剛しいら 小野塚カホリ
剛しいら先生の1998年発表作品。 内容は、一言で言うと「複雑怪奇」。 過去と現在が交錯し、その上憑依と多重人格が絡まる不可思議な物語。 私は個人的にホラー系・オカルト系が好みなので、この作品はドストライク的! まず古物商の矢島。 続き、SM小説家の羽田。 相次ぐ不幸。 葬儀を担当する溝内葬儀社。死を知らせてくる若い男… 矢島・羽田の両方の葬儀に参列するは、溝内の恩師・的場。 …
定広美香
待ってた、待ってましたよ!今カッコよさにシビレまくってる…! このカッコいい絵柄で! 攻防無しで! 愛も甘さも快楽もあるリバ! これは最高… 「Noise Cancelling」 冒頭、長崎の軍艦島で出会った観光客の椋(むく)と、義理の息子だった少年・大翔を送ってきた瑞月。 2人とも解消しきれない想いを抱えて、ワンナイトの情事。 しかし、2人には恋の芽が芽生えた…! …という…
西田ヒガシ
とても不思議な、奇妙な物語で、もう何度も読み直しているんだけどどうレビューを書いていいのかわからない… 舞台は中東(?)の紛争地域。 そこに、日本人の観光客は撃たないだろう、なんて浅すぎる希望的観測で現地に渡り銃撃戦に巻き込まれるマエダという男。 まずここで一般の日本人たちがニュースの中でしか見たことのない戦争、に戸惑う。 そんな所に行くのは「自己責任」。 なんで?何しに? という疑問…