ロマンティック

romantic

ロマンティック
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×26
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
134
評価数
32
平均
4.3 / 5
神率
59.4%
著者
西田ヒガシ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784863498129

あらすじ

やさしいな先生……俺はこういう優しさに慣れてなくて――
だから――先生
チンポ吸わせて

元教師の前田要はオンラインレッスンで日本語を教えていた生徒に会うため、単身で内戦が激化する国へ向かった。
そこで戦火の混乱に巻き込まれた前田は反政府ゲリラのリーダー、ジョンと呼ばれる男を助け行動を共にすることに。
率先して前線に身を置くジョンはなぜか見るたびに老け、若返りを繰り返しているように見えて…?

生と死が隣り合わせの戦場で紡がれる、
西田ヒガシ究極のラブストーリー。

表題作ロマンティック

前田要,日本から来た観光客
ジョン,テロリストのリーダー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数8

世界観に身を委ねる

読み終わって即他の方のレビューを確認しました。
良かった、私だけじゃない。

うん、難しいです。
でもなんだかスゴイ、面白い作品を読んでいるのだな、という感覚だけは終始あってなんかずっと緊張してました。

作者さんのSNSを拝見するに、新しい作品を読めるのももう限りがあるのだなと一応心の準備はしているのですが…
ここへ来てこういう作品を出してくるとは…
今まで分かりやすく描いてくれてたんだろうなって。

なんだか凄く難解な作品のように書いてしまいましたが、、
西田ヒガシさんの男同士の会話は堪らないものがあるし、
時系列で分かりにくいけどその後を想像できるハピエンと思います。

0

私は先生が大好きです。

ワインと同様に、西田先生の物語は時が経つにつれて面白くなってきます。 このマンガも例外ではありません。 それはあなたの心を震えさせます。 それはあなたの心に触れます。 それはあなたを泣かせます。 それはあなたがすべてのキャラクターに落ちるようにします。 私は先生が大好きです。

3

±0

難しい。とにかく私には難しかった。
設定や展開に引き込まれる部分もあるけど、読み進めるうちに「・・・ってことだよね?」と自問自答しながら読む時間が少しずつ増えていきました。
また、本人たちも周りの人間も心情がホント難しかった。

そしてなにより、あのメリバ。

読後は「うん面白かった。でも、なんかよくわからなかった」と言う自分でも矛盾した感想がこみ上げてきました。
ただ、感覚的にこの作品は「面白くない」んじゃなくて「難しい」と感じる作品でした。

0

難しい!

正直難しくてついていけませんでした。

今まで読んだことがない組み合わせだなと惹かれ、評価も高く西田ヒガシ先生を読んだことがなかったのでいい機会かと思い購入しましたが、難解すぎて楽しめませんでした。

熟慮し何度も読み返しては解釈が変わるお話は好きなのですが、本作は私にはまだ早すぎたみたいです。
何をどう考えればいいのかさえ分かりません…


そんな中萌えたのが先にイってしまったマエダを「謝るな、しぼむまで俺が追いかける」というジョンのセリフ。
正に穴で男を抱いていてかっこいいなー!と思いました。

2

生も死も時空も超えて。この「自由」を見よ

とても不思議な、奇妙な物語で、もう何度も読み直しているんだけどどうレビューを書いていいのかわからない…
舞台は中東(?)の紛争地域。
そこに、日本人の観光客は撃たないだろう、なんて浅すぎる希望的観測で現地に渡り銃撃戦に巻き込まれるマエダという男。
まずここで一般の日本人たちがニュースの中でしか見たことのない戦争、に戸惑う。
そんな所に行くのは「自己責任」。
なんで?何しに?
という疑問がグルグル。
その上、マエダには超能力がある…
出会ったゲリラの男・ジョン。
彼も味方なのか敵なのか、テロリストなのか愛国者なのか反政府なのか。戦闘勘皆無の日本人にはそんな事もわかりはしない。
そしてジョンも奇妙な男なのだ。年を取ったり、若返ったり。
マエダはゲイではない。
だけど爆撃に晒される土地で、ジョンに誘われるまま体を重ねる…
その後の戦闘シーンはかなりリアルで、戦争映画を見ているよう。
その中で、愛する人を探さず1人で戦場の死を受け入れようとするジョンと、実は愛なんて見つけられなかったと自覚したマエダに芽生えるのは、愛なのか…?
巻末の「第0話」は難解です。
時間軸がどこなのかわからない。(帯には「過去」とある)
ジョンはいくつなのか。傍にマエダはいるのか。ジョンは未来を予知したのか。

印象的なシーンは、上空に爆撃機が来て正に爆撃してくる轟音。その瞬間のジョンがエクスタシー(射精)に達する場面です。
紛争地・戦場の日常に生き銃を持つとはそういう事なのかも知れない、と。
そして、この作品がBLかどうかは最早どうでもよくて、愛も戦いも生も死も時空も超えるものすごい「自由」を感じたのです。

7

実存が揺らぎ、恋愛が生まれる

多分、何度も読み返す作品になるだろうと思います。
そしてきっと読む度に、何か新しいことを見つけたり、違う解釈になったりするのではないかと思います。
実はこの物語の何処にこれほど惹かれるのかが解りません。
でもものすごく引き付けられます。読んでから数時間経っているのですけれど、頭から離れない。
おまけに誰かとこの本について語りたくて仕方がありません。

『ロマンティック』
よく人の口に上るのは『恋愛の』という意味ですよね。
「ちょっとそれだけじゃないんじゃないか」と思ったのでネット辞書を引きましたら『ロマン主義の』と出てまいりました……ドラクロアかぁ。ふむふむ。『自我の確立と実存的不安』ね。『神秘主義』とか『夢』なのね。ああ、だから主人公2人は人知を超えた不思議な力を持っているのかしらん?(ホントかよ?私の考え、表層的すぎないか?)

はっきりと解るのは、そのつもりがなくても戦場に身を置かざるを得なくなった日本人(前田)も、元軍人で反政府ゲリラのジョンも、依って立つ処がないというか、自分が自分たり得る根拠に乏しいということ。そして、それに気づいてしまったこと。

前田はそれを投影できる誰かを探し、ジョンはそれを持つことを諦め、持っている人々の代わりに戦場で闘い死んでいくと決めています。
この孤独感の際立つことと言ったら!(絶句)

そして、と言うか、だからこそ2人の間に関係性が生じるのだと思うのです。
愛という形で。
……ああ、だから『ロマンティック(恋愛の)』なのか!

しちめんどくさいことを書き連ねましたが(それも全然トンチンカンなことを考えているのかも知れず)何と言っても素晴らしいのは、戦場という過酷な場でたゆたう『叙情』なんですっ。
これだけは確か。
西田作品に流れる、どこか悲しげな叙情がこの作品には満載なんです。
その甘苦しさでもう窒息しそう。

次作の予定があるとの事ですが、西田さんの発信される文章を読んでいると商業作品から卒業される方向は変わっていない様な気もします。
とてもとても淋しいですが、この作品を読んで「描くこと自体はやめないだろうな」という確信めいたものを感じました。
って言うか、もっと読みたいです!この作品の様なものを。

9

1日遅れのクリスマスプレゼント

私も大大大好き先生の新作、本屋で予約して買いました。自分へのクリスマスプレゼントです。ラブ&ピースな雰囲気でサンタさんカラーっぽい素敵な表紙。

ツイッターに商業最後のつもりで描いた…とあって全国の西田ヒガシファンはガーン!ときたと思いますが2月発売の雑誌Operaに次回作が載るみたいなのでそれを楽しみに待ちます。西田さんてBL界では作風や絵柄に唯一無二の魅力があってコアなファンも多い作家さんなので先生のペースでこれからも創作を続けて頂きたいです。

今作は一読した印象では少し難解な話。でも何度も読むたびに味が出てくるんだろうと思います。相変わらず表紙で受け攻めが全くわからん(笑)戦場の話ですが受けも攻めもちょっと特殊能力を持っている人でファンタジー要素も結構入っています。エピソード0は2人が出会う前の話なのかな?不思議ワールド。まだまだ読み込みが足りない。

それにしても西田先生描く男は相変わらずカッコよくて好みだわ。体つきや目の細さなど絶妙。細すぎず、マッチョすぎずちょうど良い。

9

ロマンティックな風の歌を聴け

大好きな西田ヒガシ先生の新刊です。
この日を心待ちにしておりました。
表紙のイラストが最高にステキです♡

これが最後の商業作品になるんですかね……
手に取った瞬間泣きそうでした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

さて、本作はリアルな戦場B Lかと思っていましたが、
ファンタジー要素ありの作品でした。

反政府軍リーダー・ジョンと、
不思議な力を持つ日本人旅行者・前田の、
戦場を舞台にした究極のラブストーリーです。
正直、私にはとても難解でした^^;

ーーー以下あらすじです。
元国語教師の前田要は教子に会うため、
単身で内戦地へ向かいます。
政府軍と反政府軍が内戦を繰り広げるなか、
出会ったのは反政府軍のリーダー・ジョン。
彼は見るたび、老いたり若返ったりして見え……⁉︎

あらすじで?となると思いますが、
実際にジョンは若返りと老いを繰り返しています。
理由は……?
そして、前田にもジョン限定で発揮される不思議な力があります。

〝物語は死で終わるべきだ〟

死こそハッピーエンドだと考えるジョンと、
死んでしまった人間の体は物語じゃないと考える前田。

得体の知れない男・ジョンがとても魅力的に描かれています。
年齢は……秘密です^^

前田は39歳の優男で、
特筆すべき事がないほど普通の男なのですが、
後半にかけてかなり逞しく成長していきます!

会いたかった生徒にはテロリストの疑いをかけられ、
戦況は悪化の一途を辿るばかり……
自分の事しか考えられなかった臆病な前田は、
ジョンを助けることだけに力を発揮していきます。
自分を守ることはできないのに……

とても不思議な世界観だと思いました。
起こっている全てのことに意味があるのだと思うのですが、
自分には作品が伝えようとしていることを
上手く読み取れていないような気がします。

その中で、惹かれ合っていく2人、
ジョンに生きて欲しいと望む前田の気持ち
……それだけは分かります。

憎しみが憎しみを生み、
家族と離れ離れになってまで復讐を果たそうとする者。
殺伐とした世界で愛し合う2人の結末は?

戦地で死ぬことを望むジョンは?
武器を手に取った前田は?

結末は、読み手の感じ方で変わるかもしれません。
好みも分かれる作品だと思います。
何かを犠牲にした上に成り立つ幸せだったとしても、
私にはハッピーエンドだと思いました。


西田先生の戦場を舞台にした『ころす人たち』
マンガ図書館で無料で読むことができます。
B Lではないのですが、とても考えさせられる作品でした。
興味のある方は是非ご一読ください。





10

この作品が収納されている本棚

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