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剛しいら 吉村正
しの
ネタバレ
こんな空気を簡単に作り出す作家さんがいるんですよね。 あちこちでおそらく言い尽くされた言葉ですが、「剛しいらって何人居るの?」と本気で思います。 病的なまでに隠れたい風宮と、病的なまでに受けを独占したい祐一郎。 離れていた年月がすべて丸ごと風宮のためだったという祐一郎の執着にはちょっとぞっとするものがあります。 なによりこのお話で怖いのは、これだけ2人だけの世界に浸りながら、そこで…
如月弘鷹
アトガキにも書いていらっしゃいましたが、番外編的なお話でした。 4巻で一応ひと区切りついてたしね。 というか、ホントにコラボ企画のために終わってた話でもう1本描いた的な匂いを感じたので、なんとなく蛇足かなぁ…と思わなくもなかったですが、なにせ白川兄弟が好きなので、美味しくいただきましたww 雅東と橘がどうにかなるのかな?という匂いを醸しつつ、けどもこの卒制3人組はくっつかない方が綺麗…
木下けい子
木下作品らしい、じりじりするようなもどかしさとかがぎゅっと詰まってます。 とにかく攻めの片想いが切ないんです>< 受けが攻めのことを本当に大切な「友達」でこれからもそうありたいと思っているから、いつも当たり前みたいに傍に居るしスキンシップもあるし。 受けもなんとなく攻めの気持ちに気付いてはいるんだけど、「友達」って関係を壊さないように、距離を置くでもなく必要以上に近付くでもなく、気付けば…
水原とほる 祭河ななを
一人歩きする噂と無責任なイメージは、被害者がこうむる二次被害的に直海をとことん傷つけてしまいます。 誰にも手を差し伸べてもらえず直海が孤独でいるのも物凄く可哀相なんですが、それよりもっと可哀相だと感じるのは、直海自身がそれに慣れて当然だと受け入れていることです。 なんでなんで?って思っちゃう。 直海のせいだったことなんて、ただの1個もないのに! どうしてこの子がこんなにもツライ目ばっかりに…
倫敦巴里子
なんだこれ、可愛いなぁ~。 擬人化とか好きじゃないのに何故かいつも読んでしまって、何故か萌えてしまって、いつも「なぜ~?」って言ってる気がする。 それって好きってことじゃん? とそろそろ認めれば良いと思うんだけど、やっぱ積極的に手に取りたいジャンルではないんですよね。 けど、これはやっぱり萌えました!可愛いしっ! 設定も可愛いしおもしろい。 前半攻めの大学の友人たちがあらぬ方向に誤…
元ハルヒラ(元ハルコ)
独特の雰囲気と間が心地よくて、萌えもなんか「萌え~~~ww」って感じじゃなく、胸のどっかがちっさく「きゅんっ」とする感じ。 田中さんと堂島さんの温度差が何ともいえずよかったです。 堂島さんは田中さんの恐怖に気付いてはいるんですが、だからといって変な遠慮や腫れ物に触るような気遣いがないのが好きでした。 それでも触れるときはちゃんと了解を取るあたり、「無意識に無遠慮」ではないんですよね。 …
久我有加 麻生海
久我さん原作らしいお話に、麻生さんの穏やかな絵やコマ運びがとても合っていました。 久我さんだから関西弁だし、テンポもいいんだけど、ちゃんと「麻生さんの漫画」になっているのがさすがだなと思いました。 全体的にとっても優しい空気。 親しくなるきっかけも、親しくなってから流れる時間も、とっても穏やかで優しくてまったりとしているのに、ちっとも飽きがこないです。 受け自身が人の意見に左右されず仕…
水原とほる タクミユウ
面白かった~! そして、最後がちょっと惜しかった>< チョイ悪なオヤジとの逃亡潜伏生活は、めくるめく官能の世界……。 で間違いはないんですが、そういうほどの生々しさもなく、必然のように見えるから、そこまでのストーリー展開がお上手なんだと思います。 受けちゃんが可愛いんですよね。 ホント、ヤクザさんたちも言いますが、頭の緩い子っぽい粗忽さで。 賢い大学に通っているのに馬鹿で迂闊で…
水原とほる 新藤まゆり
ひとクセもふたクセもある人たちが一生懸命生きている姿が好きでした。 爽やかなお話じゃないし、水原作品らしくやっぱり全体的に殺伐とした空気が流れているのですが、それでも登場人物たちがとても人情味に溢れていて重苦しさはなかったです。 受けが大学病院をやめた理由についても、確かに引きずっている過去ではあるけども、受け自身が「トラウマ」というよりももっと前向きに「医療への向き合い方を見つめなおす出…
英田サキ 高橋悠
あれれれ……。 萌えはする。キュンともする。切なくなるし幸せな気分も味わえる。 1冊を読むなかでめまぐるしく色んな感情を引き出されて、すごくお得なお話なんですが……。 なんだろ?この途中であっちに行っちゃった感は? 作品の良し悪しとかじゃなく、多分好みの問題です。 昔とても大好きで一方的に追いかけて、愛されていないのは承知のうえで抱いてもらっていた優しい男が亡くなって、その息子を…