kurinnさんのレビュー一覧

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

引き込まれました

私は初読み作家様は先にレビューをある程度読んでから読み始める小心者です。

今回も評価は神からしゅみじゃないまであり、どのレビューもネタバレになってても、内容はバラして無いのである程度の想像をして読み始めました。

遠野の秘密は終盤になるまでハッキリしないのですが、自身や身内に該当者が居る人には何となく分かります。かく言う私もそうなのですが遠野のように生真面目な性格でも無いので、早く藍沢に…

7

俺でいいの、水戸くん コミック

つきづきよし 

ジワジワと

決して派手な絵柄でもストーリーでも無いのですが、水戸くんに唐木がジワジワと絆されて行く過程が何とも言えずに味わい深いです。

唐木は鈍感で水戸くんからの好意に全然気が付いてなかったけど、付き合い始めてからは常に真剣に向き合う態度に良い男だなと感心しました。

同僚の女性からの的外れな忠告から水戸くんの事を更に考えるのも良かったです。

ノンケがゲイを好きになる過程が自然で、とても素敵な…

1

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

優しい攻め

もうね、途中泣かされたし、最後の方まで2人はどうなるのって引き込まれました。

理人の自己評価の低さと不器用さがとても焦ったくて、もっと肩の力を抜いて生きて良いんだよって言いたくなります。

汐見の方は最初から好意がだだ漏れなんですが、理人が素直になれないのと後輩のオメガの来栖が入社して来る事によって理人が更にグルグルしてしまうんです。

この辺りが海野先生が凄くお上手で、汐見を信じな…

4

「美しいこと 下」出版社SSペーパー「Special Short Story」 特典

これは…

これは時系列的にはコミカライズ本編後のクリスマスイブですね。
松岡の臆病さがとても痛々しくて切なくなりました。

このお話の先に原作の最後があると思うと感慨深いです。


もう「愛すること」を早く電子書籍化して、原作ファンを喜ばせて欲しいです。
お願いします。
お願いします。
お願いします。

でもね…「愛すること」の中でも松岡はずっと臆病なままなんですよ!
これは寛末が今…

3

美しいこと 下 コミック

犬井ナオ  木原音瀬 

原作を読み直したくなります。

上巻を読んだ時に中巻があるのか、そのまま下巻で終わるのかととても気になっていました。
そしてやはりというか下巻でおしまいでした。
これはもう原作に誘導する為のコミカライズだと思うことにしました。

下巻はさらに松岡の切なさに苦しくなりました。
松岡の女性同僚の悪気の無さは、知るはずもないことだけどもとても無神経です。そして寛末の愚鈍さにとても腹が立ちました。

それでも松岡は寛末の事…

6

淫心 -身代わりオメガは愛に濡れる- 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

これこそスパダリ!

凄く面白かったです。

世間知らずだったゼファが、エドラントによって導かれて行く様子にとてもワクワクしました。

そして初めは身体だけの関係だったのに、それだけじゃない相手になって行く過程が丁寧に書かれていてキュンとする場面も沢山ありました。

私はエロシーンが長々とあるのは本来苦手です。でもエドラントは「淫心の王」であるから、そのシーンが沢山あるのは納得しました。
それは仕方なくゼ…

17

「王子とオメガの秘密の花宿り~祝福の子とくるみパイ~」コミコミ特典小冊子 パパの秘密の黒歴史 特典

やめたげて〜www

本編でも出版社ペーパーでもサヴァのやんちゃ振りが凄いことが書かれていました。
そして今回もそのサヴァがやらかしてました。www


舞踏の練習をしていただけなのに、どうして部屋をあれだけ悲惨な様子に出来るのか…。
そして賭けに負けたサヴァに片付けして掃除するように厳しくするシダと、甘やかすレオニードがとても対照的でした。父親と母親の役割分担が上手くいっているようです。

そして家族の…

1

「王子とオメガの秘密の花宿り~祝福の子とくるみパイ~」出版社ペーパー 特典

小気味良いお話

本編のエピローグで2人の子どもであるサヴァがかなりやんちゃに成長していていました。
そして顔はレオニードに似てて、中身はシダに似ているらしい事が判明してました。www

今回のお話はそのサヴァがやらかしてました。
シダの王太子妃のお披露目の場で、思わぬ事態を引き起こすきっかけになっていました。

でもそれよりもレオニードのシダへの溺愛ぶりが際立ってて、ニヤニヤしてしまう場面が多々ありま…

1

アイドル様がリア恋するな コミック

オカカ 

攻めがキラキラしてて可愛い

「ミスター様には泣かされない」と同じ作者さまでした。

相変わらず絵が綺麗だし、芸能界BLをとても楽しんで読むことが出来ました。

初めは風馬の俺様ばかりに目が行きがちですが、単に不器用で真っ直ぐで可愛い事が分かります。
そしてそんな風馬の良さを唯一分かって居るのが奏なんです。

風馬に利用されていると分かっても、それでも離れようとしない奏が思いの外強かった。

そして奏のキラキ…

3

金獅子と氷のオメガ 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

そう来たかと

もうプロローグからアデルとウィルフリードが共闘してるし、口絵で2人の子ども達が一緒だし、こんなにバレバレで大丈夫なの?
それともそこまで内容に自信があるからなの?って冒頭から思ってしまいました。

凶と出るか吉と出るかとワクワクしながら読みました。結果は大成功でした。とても面白くてそう来たか!と思いました。

アデルも魅力的だけどウィルフリードもとても素敵で、反発してたアデルが段々とウィ…

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