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沙野風結子 小山田あみ
kurinn
ネタバレ
「獣はかくして交わる」から2年を経て、待ちに待った続巻でした。前巻は続きを読んでからと評価を暫定的に萌にしてました。それはどうしても鹿倉の青臭さや未熟さが鼻に付いてしまったからでした。 今作ではそんな事も無くゼロとのギブアンドテイクの関係から一歩進んでいて、唯一無二って関係に甘さまで加わって凄く好みでした。 ところがです。コクミンとヒ・コクミンという言葉に振り回されて、またまた鹿倉が暴…
海野幸 たつもとみお
一定レベル以上の作品を書き上げて来る海野幸先生には、毎回期待しながら本を予約してるんです。 今回は試し読みした上で購入する筈なかったこちらをコミコミさんで追加予約しました。 最近では結婚相談所のアドバイザーと会員という設定は、BLでもさほど珍しくも無くなって来ました。 そういう意味では黒川というキャラは今までにない面白さがあったと思いました。ただ深く相手に関わってしまうのは、既に信彦…
山田ユギ
「副島社長にはセフレが5人いる」がこちらのスピンオフだと知り読みました。 登場人物全てがチャーミングで魅力的でした。 塚本が会社を辞めた原因は本人の性格にもよりますが、ゲイに理解ある態度を見せてて酔ってバラしちゃうってどうなのってちょっとだけ引っかかってしまいました。 でもそのおかげで副島社長との縁も切れ、瀬戸という公私共に出来るパートナーが出来たのだから良かったと思いました。瀬戸と…
akabeko
同時発売だった1・2巻を夢中になって読んで、早く続巻を読みたいと思ってたらまさかの過去編でした。 既に同棲生活してるのにどこかぎこちない関係だったのは、こんな過去があったからだという事が貴宏視点になる事でより理解出来たように思います。 貴宏の過去の恋愛から来る不信感やノンケに対する拒絶反応が、関係ないレオを見てると理不尽で気の毒にさえ思えました。 そんな頑なな貴宏の心を溶かすのも…
本編で凄く不満だったのがユノの側近で幼馴染みのロウが、ユノに子どもを作ることを執拗に勧めていた点でした。 ユノが元々いた「ファミリア」で母親とともにどんな酷い目に遭って来たのか、ロウは近くで見て来てるんですよ。それなのに獣人の本能を免罪符にして、ユノに強い子を持つように望んでしまうのは当たり前だと私には思えませんでした。 こちらの小冊子は2人が番としてどうありたいかと決めた後なので、周…
何とも幸せそうな2人のその後でした。そりゃあヤリたい盛りの高校生で同部屋だから、土日はダラダラベッドで過ごしちゃうよね。 でも苑は天才型でも矢野は努力の人なのです。ちゃんと勉強しないと奨学金が心配になってしまいました。 その辺は苑が要領良く勉強を手伝ってくれると信じたいところですが、おばちゃんは寮の壁の厚さが気になってしょうがありませんでした。 それとあんなに激しく動いて寮のベッドって大…
川琴ゆい華 夏河シオリ
他レーベルの前作よりこちらの作品の方が好みでした。 個人的に水波のスローライフに凄く共感する部分があり、旺介を連れて町を案内する様子とか婦人会の面々とのホッコリするやり取りをずーっと読んでいたかったです。 それでいてノンケの旺介の何気ない言葉に傷付いても平気な顔をして笑う水波が凄く切なかったりと、切なさも萌えもちゃんとある作品でした。 旺介が悪気が無いだけにとても私の癖に刺さりまくりまし…
佐倉リコ
最近の佐倉リコ先生は乗ってるなと思ってしまうのです。 決して最近デビューしたばかりの作家さまでは無いのですが、とてもフレッシュな魅力に溢れていると感じています。 今作は読んでるうちに攻めのサイの正体にすぐに気がつくし、きっと最後の展開も想像が出来てしまうでしょう。 だからと言って決してつまらなく無いし、アミルの驚き喜ぶ姿が見たいとページを読み進めてしまいました。 案の定アミルは想像…
朝田ねむい
どの作品ももっと読みたいと思わせる内容ばかりで流石と思いました。 個人的に好きだったのは「ディーン」と「ハレの日」でした。 「ディーン」ではコトがソノの命の危機によって、やっと呪縛から流れて純粋にソノを愛することが出来る様になったのだと思いました。 この作品は2人の未来に光が見えるので好きです。 次に「ハレの日」ですが、こちらもゲイの父親が息子がゲイだと知った事により息子の為に生き…
ko
「蜜愛編」が発売されたのでこちらから読み始めました。 もちろん初読み作家さまになります。 表題作の「同棲からはじめました。」は好みでしたが、同時収録作の「オオカミの嘘とワニの罠」と「欲しがりのおとし方」が余りハマらなかったです。特に「欲しがりのおとし方」は好みじゃないので、こちらの萌2は純粋に表題作の評価になります。 元カノと同棲してた日野原が矢子を好きになったのにちょっと引っ掛かり…