ソロ活男子の日常からお伝えします

solokatsu danshi no nichijou kara otsutae shimasu

ソロ活男子の日常からお伝えします
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×29
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

183

レビュー数
6
得点
59
評価数
14
平均
4.2 / 5
神率
28.6%
著者
川琴ゆい華 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
夏河シオリ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199010811

あらすじ

地元町の宣伝が懸かった取材ロケで、新人レポーターが大失敗!? 機転を利かせて場を収めた、町役場広報の水波(み なみ)。それ以来、水波に懐いた東京育ちのアナウンサー・階堂(かい どう)は、休みの度に遊びにやって来て…!? 掘りたてで作る大学芋に、自家製釜で焼くピザ、満天の星空を眺めるキャンプ――独りを満喫していた時間が、二人で楽しむものに変わっていく――緑豊かな故郷で紡ぐ、恋と再生の物語v

表題作ソロ活男子の日常からお伝えします

階堂旺介、今年入社した新人アナウンサー23
保坂水波、町役場の広報担当者28

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数6

頭身大でリアルなお仕事モノ

今回は地方局の新人アナウンサーと広報担当の町職員のお話です。 

町の広報を担当する受様が地方局アナとなった受様と出会い、
新しい恋を実らせるまで。

受様の住む瀬理町は町域の8割を山林が占める
自然に恵まれた町です。

但、保育園と小中学校はあるものの高校はなく、
岐阜市内や名古屋までは高速を使って車で1時間と不便で
少子高齢化に歯止めが利きません。

町は移住希望者へのアピールに積極的で
受様は広報担当として様々な業務を担当しています。

今日は地元局の情報番組のコーナーの生中継で
婦人会が準備した川魚料理を披露することになっています。

婦人会のおばさま3人は中継経験者達で
気負うことなくにこやかにスタンバっていて
受様は広報誌やSNSなどに使用する
写真や動画を取りながら中継を見守っていました。

今回の中継リポーターは今年の新入社員で
半年の研修期間を経て番組に何度か登場している
新人アナウンサーである攻様でした。

攻様は都会的できらきらな美男子アナウンサーですが
番組では3枚目キャラのリポーターという
ギャップが受けているようでしたが
水槽にハプニングを起こしてしまうのです。

幸い婦人会の3人の機転で攻様の失態は取り繕え
受様としては町の魅力を発信する目的は
達したと思っています。

その一月後、受様は名古屋で行われた
友人の結婚式の二次会の帰り道に攻様と再会し
飲みに誘われるのです。

攻様は断られると思っていないようなニコニコ顔で
受様は押し負けたかたちで付き合うのですが、
それ以来、妙に攻様に懐かれてしまい・・・

過疎化の進む町の広報を担当する受様と
地方局の新人アナである攻様の恋物語となります♪

タイトル、カバーイラスト、帯のキャッチから
田舎の1人暮らしを満喫していた町職員の受様が
新人アナに口説かれる系のお話かなと思ったのですが
ちょっと違いました。

受様視点で進むので受様の事情は語られない部分も
読者には察せられるのですが
攻様は受様が感じた印象からものすごく変わり
どうなっていくのかワクワクで読み進めました。

情報番組にも登場した婦人会の面々や
町職員から町長に就任した受様の幼馴染である町長、
国会議員に太いパイプをもつ町議会議員など
いかにもな配役な脇キャラが2人に良く絡み

過疎化が進む町をどうにかしたいと頑張る受様が
攻様と個人的に付き合う事で恋心を育てていく様子と

都会育ちでありながら地方局のアナウンサーとなった攻様が
地元局のアナウンサーとしての自覚を育ててい流れに

少子化、高齢化、過疎化に悩む地方自治体の現実が
絡められていて色々と考させられる
等身大でリアルな恋物語で面白かったです。

1

こんな町に住みたくなりました!

他レーベルの前作よりこちらの作品の方が好みでした。
個人的に水波のスローライフに凄く共感する部分があり、旺介を連れて町を案内する様子とか婦人会の面々とのホッコリするやり取りをずーっと読んでいたかったです。

それでいてノンケの旺介の何気ない言葉に傷付いても平気な顔をして笑う水波が凄く切なかったりと、切なさも萌えもちゃんとある作品でした。
旺介が悪気が無いだけにとても私の癖に刺さりまくりました。

そんな旺介に恋はしまいと思った時点で既に恋に堕ちてるんですよね。旺介の水波への態度から憎からず思っている事は察せられるので、いつ水波が素直になれるのかと凄く焦ったく感じるのです。

好き故に自信が無くて疑心暗鬼に駆られる2人に凄く萌えて、一緒に自分自身を高め合う2人に理想のCP像を見た思いでした。お仕事BLとしても凄く良い作品です。(お仕事BL大好きなので)

モテそうな2人の割に当て馬とか登場しないので、ゆっくりと2人の恋が育つ様子を楽しめました。
2人が結ばれるシーンも私にはちょうど良い長さで、バランスの良い作品だと思いました。とてもお勧めです。

2

お仕事BLで豊かな自然と異業種交流?

表紙とタイトルから田舎暮らし男子の一人で楽しむ自然暮らしを発信する感じのお話かなあと思ってました。

読むのに思ったより時間がかかり、お仕事部分も多く地方創生?町おこし?生き残り?を考えさせられました。

旺介と水波、二人とも第一印象と違って色々あっての今だし、お互い影響受けあって尊敬しあってますます成長しましたね!
性指向ゆえに何にでも臆病で八方美人とも言われた水波。旺介と付き合う(友人として)うちに、自分のことを初めて話せるようになって。

水波の役場の総務課のお仕事や土日も町民と触れ合ったり、旺介も連れて自然に触れたりとても楽しそうで充実した仕事ぶりだなあ。

読んでてこちらまで町おこしの良い案はないかなあと本気で考えてました。

旺介が年下ワンコで可愛いのに、若くして挫折や目標があったり、勉強熱心で熱い志があって嫉妬深くて。しかも強コミュ力もちょっと計算してたり。
こんな可愛いイケメンアナウンサーが懐いてくれるなんてどんな人生だよ!
良かったね!

1

ゆるふわ田舎生活

ゆるふわキャンプ話でも出てくるかと期待して購入。生活楽しんでるなあと感じる部分は良かったんですけど、攻め受けともめっちゃ好きというところは無かったので中立寄りの萌にしました。地方ののんびり生活を楽しそうと思える方だったらよいのかも。本編280Pほど+あとがき。

名古屋から車で1時間ほどの山間の町で町役場に勤めている水波(みなみ)。ローカル局の情報番組がロケにやってきて知り合った新人アナウンサーになぜか懐かれて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
久東(くとう、町長)、宇木(攻めの先輩女子アナ)、渡貫(町議会議員)、町の方々ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めは人懐っこさ満載のわんこ。その人懐っこさは受けに特に発揮されているように思いますが、基本的に人に好かれるタイプと見えました。変態臭なし、さわやか好青年で、今回は粘り勝ちという印象。

受けはめっちゃ手ひどい目にあったという訳ではないと思うのですが恋愛面には消極的、まあくそ田舎でゲイだと出会いは少ないですよね。縁側ある古い家に一人住んでいて、庭にピザ窯作って(ここめちゃうらやましかった)、たまに知り合いに教えてもらったスポットで一人キャンプしたり、婦人会の奥様方と地産地消にいそしんだりと、スローライフを楽しんでいる印象。

そんな二人が出会って攻めが頑張るという様子と、町をどう活性化するか!?と市四苦八苦する様子を楽しめるお話でした。秋のいい天気の日に、記載されているような山間で紅葉みているような気分で読んでみるのは良いかもと思います。

4

絶妙な恋の駆け引き

ローカル局の新人アナ23歳・旺介×地元の田舎町の役場にUターン就職した27歳・水波の恋です。水波の初恋の人である若い町長・蓮も後々絡んできます。三角関係とは少し違うけど。アナウンサーと地方で頑張る公務員の若者達のお仕事BL。

何が良かったって、3人とも前向きで仕事のできる人達なのが良かった。冒頭は笑わせる小ネタを仕込んでおきつつ最後は募る切ない恋心で泣かせる。川琴先生のラブストーリーはやはり丁寧で良い。

旺介がロケ取材で町に来た時に出会った水波。東京で辛い思いをして地元に戻ってきた水波と東京でアナウンサーになれず地方局にやってきた旺介。彼らの仕事ぶりや地方の過疎化の問題とか色々盛り込みながらも水波の恋心も丁寧に描かれます。最初旺介は悪気なくゲイの水波を無神経に揺さぶりまくる小悪魔的ノンケのようだったけど、無邪気にみえてそれが計算だったりあざとかったり胃を壊すくらい仕事で悩んでいたり、と単純すぎないキャラ設定が良かった。

水波は常に穏便で大人の対応を心がけてるのに、旺介によって自分の本心や恋心を暴かれていきます。大人な性格だけになかなか素直になれないのも可哀想で泣けるし応援したくなります。

初恋の人・蓮は本当に男前な人でそりゃ惚れてまうやろ、と思いました。彼にも最後に色々報告できて良かった。信頼できる人にだけでもカムアウトできていたら気持ちが楽になると思うので。

地味ながら素敵なラブストーリーでした。

6

スローライフ、スローラブ

のほほ〜ん…とした雰囲気たっぷりの田舎町・瀬理町を舞台とした物語。

お仕事BLです。
表紙のイメージそのもの。派手さは全くなく、日常を切り取ったストーリーです。町役場の仕事が主ですが、役場職員としての職務内容が結構詳しくて面白かったです。「地方創生」・「地域活性」に主人公・保坂(水波)が奮闘していきます。

恋愛に積極的になれない水波と、ローカル局アナウンサーの階堂が、瀬理町のテレビ取材をキッカケに親しくなっていく始まり。
町役場の仕事や、水波の充実したおひとり様スローライフ生活にスポットを当てつつ、戸惑いと嬉しさを抱いた複雑な気持ちの行方を見届けていくBL作品です。


まず、これは言いたい。
瀬理町、めちゃくちゃ良い町〜〜!
そして水波のスローライフ、憧れますね。

作者さんがすごく魅力たっぷりな描き方をされているので、そういう部分でも見どころいっぱいです。
そして町役場職員としての水波のお仕事スタイルにも注目です。町役場職員だからこその、仕事と実生活の密着性が本当に素敵だなと思いました。

そんな瀬理町の魅力を教えて欲しいと水波に懇願する階堂。一定の距離を保ちつつ接する水波と、パーソナルスペース度外視の階堂の、噛み合わないやりとりも必見です。階堂の押して押して押しまくれスタイルは図々しさと紙一重。グイグイ系の大型ワンコです。

多少強引なところもあるけど、でもこれくらい積極的じゃないと、水波との恋愛土俵に立てないんです。
町案内という名の"デート"を何度かするうちに、水波の心に熱っぽい変化が生まれるようになったのは自然な流れと言ってもいいです。階堂を好きかも?って自覚していく過程が、本当に自然。町の魅力を感じながら自然発生的に、BLが起きたって感じです。


こういう雰囲気いいなぁと感じながら読んでいました。無理矢理な展開もないし、時間の流れに沿ってゆっくり進む。その中で、嫉妬やすれ違いも生じることもあるけど、そういうことすら自然な流れでの一部です。だから、仲直りも自然としているんですよね。
何か物足りないって思うところもあるけど、この作品の"味"といえば"味"。いつの間にか引き込まれている感覚です。

仲直りのシーンは良かった〜…(´∀`)
「俺が一番欲しい言葉を下さい」にキュンときました!


作品の中で、ちょいちょい登場するQOL(クオリティー・オブ・ライフ)のワード。水波自身の生活はQOL値は高いんですが、恋愛に限って言えばそうじゃなかった。階堂に出会って大きく変わったのは、QOL(クオリティー・オブ・ラブ)の方だったのかも知れませんね^ ^

自然に溶け込むようなホワッとした作品でした。お仕事BLや日常BLが好きな方におススメです。


9

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