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76/159(合計:1585件)
夏目イサク
kurinn
ネタバレ
いやぁ面白かったです。あっという間に読み終わってしまって、既に続きが気になってしまってしょうがありません。 7巻では6巻でとても気になっていた、惣五郎の祖父と源介の祖父の過去が明らかになっていました。彼等が選んだ過去があるから今があるのは分かっているのですが、それにしても切ないです。 それ故に菊右衛門が何を考えていて、惣五郎と源介がどう未来を選択して行くのかがとても気になりました。 …
あじ 円陣闇丸
あらすじの「元悪役令息」という単語に引っかかってしまって読むのを躊躇っていたのですが、全然そんな事も無くて「元悪役令息」を入れた為に損をしていると思ってしまいました。 WEB小説にありがちな文章でしたが特に読み難い訳でも無くて、でもやたらと長いので私は丸一日かかってしまいました。 今流行りの獣人ものなのかと思いながら読んでましたがそんなに単純では無くて、リリウスの謎が明らかになるにつけ…
小中大豆 夏河シオリ
雑誌掲載作の「月の光の降る森に」と書き下ろしの「輪廻のあとの恋物語」の二つで構成されています。 「月の光の降る森に」は、子ども達が可愛いしなんなら十六夜のデレも可愛いんです。そしてやっと好きになれる人と出会った梗介が、一生懸命に料理を作って運ぶ姿にホッコリします。 なので途中から十六夜の秘密を知って助けようとする所からシリアスになり、やっと封印が解けるかもと駆け付けた時に拙源和尚が現れ…
藤崎こう
暫く「獣シリーズ」から遠ざかってましたが、先日「獣のラブリーストイック」を読んだ時にこちらを読んでなかった事に気が付き、やっと本棚から発掘しました。 やっぱりこちらのシリーズ面白いです。何だかんだと一輝が千春を頼りにしているのも良いし、一輝の事になると千春が狂い出すのが最早お約束で楽しいです。 「獣のラブリーストイック」では千春のあのパンツが登場していなかったので、今作に登場した時には…
緋汰しっぷ
とても色っぽい絵を描かれる作家さまで、特に遊良の表情に何とも言えない艶があって惹かれました。 実はこちらの作品はかなり前に読んでいて、評価だけしてたのですが再読して良かったのでレビューを書いてみようと思ったんです。 最初はどちらも相手にそれほど気持ちは無くて、遊良は抱かれた時に主導権を握れず馬鹿にされたから見返してやろうと、智宏に至っては遊良の二面性に興味を持っただけでした。 そ…
中原一也 麻々原絵里依
ここ最近の中原一也先生の作品て、外れが無くてどれもがツボを押した萌える作品なんです。 こちらの作品も最初から独特の雰囲気を持っていて、矢代と司波視点でお話が進むので彼等の関係が読者には何となく分かるものだから、不老不死の司波と矢代が選ぶ未来がどうなるのかと目が離せなくて、ページを捲る手が止まらないんです。 間違い無く中盤までの評価は神でした。 そして最後のシーンもとてもドラマティック…
川琴ゆい華 緒花
雑誌掲載分の男性CAである恒生と編集者の奏がくっ付くまでの「深海魚も恋をする」と、書き下ろしの恋人になってからのお互いの不安やすれ違いを書いた「深海魚も恋に溺れる」の二本立てになってました。 タイトルの「へたくそ王子と深海魚」なんですけど、これって深海魚にかけられた呪いの言葉に思えました。確かに出会いのセックスは恒生が独りよがりなんですよ。でも奏だって大概酷いんです。 あんな呪いの言葉を吐…
大前と暁のその後の甘々な様子が読めます。 ソファーでうたた寝する大前から暁が眼鏡をそっと外そうとするんですが、その手を掴まれ腰を引き寄せられてしまいます。 「…起きたのかよ」と照れる暁に、「起きてました」「あなたに眼鏡を外して欲しくて」って大前が囁くんです。 「はあ…?」「変な嘘つくようになって」と暁は呆れてるんですが、大前は気にもせず暁を抱き寄せて顔にちゅっちゅっとキスをしてい…
表紙のスーツ姿にリボンを巻いたはじめが、本編より少し大人びていて素敵可愛いです。 はじめの成人のお祝いに2人はディナーを食べた後に、ホテルに部屋を取って泊まる予定だったようです。 ディナーのワインで酔ってしまったはじめが、廣世の頭を撫でて部屋を取ってくれた事に対してお礼を言う様子が面白いです。 はじめはお酒が弱いらしく、めちゃくちゃ酔ってました。なので廣世に「酔ってる子はもう寝る…
あがた愛
上巻を読んだ時点でレビューしましたが、丁寧にお話が進むのでやはり下巻まで一度に読んだ方が理解し易いと思いました。 上巻でははじめの元から去ろうとしていたヒロセでしたが、はじめが追いかけて来て再び2人の逃避行が始まりました。 でもと言うかやはりと言うか、はじめには捜査願いが出されていて、逃避行はあっという間に終わってしまいます。 しかも、それでヒロセの正体と彼が抱えていた問題が浮き彫り…