kurinnさんのレビュー一覧

「皇帝竜を飼いならせ2 暴君竜を飼いならせ(8)」電子限定SS「暴君竜はミルクの香り」 特典

可畏〜

潤が攫われて辛く大変な日々を送ってた可畏でしたが、こちらの電子限定書き下ろしでは潤視点による本編後の可畏の父親としての成長した様子でした。

再読ですのでこれからも可畏は辛い目に遭うのを知ってるし、今後も父親としてさらに成長してます。

こちらでは潤が不在だった間に可畏がどんな風に父親を頑張っていたかが想像出来て、可畏が大好きな私には堪らないお話でした。

慈雨と倖を優しく諭す様子や、…

0

密書でござる!ー隠密大江戸春情録ー コミック

斑月 

新感覚BL

あらすじに惹かれて購入しました。
まさに今まで読んだ事が無いBL作品でした。

初めは国家老の望月のビジュアルとか隠密である沼助の体毛とか、濃過ぎる内容に若干引いてしまいました。

ですが殿様の美しさや可愛らしさにノックアウトされてからは、密書のやり取りが楽しくなりました。
そして懸命に使命を果たそうとする沼助の姿に笑いを堪えて、沼助と殿様の関係に嫉妬する家老が面白くて一気に読みました…

14

卑怯者だと笑ってくれ コミック

みつこ 

切なさの塊

初読み作家様です。
新刊が発売されるという事で興味を持って購入しましたが、思わぬ掘り出し物でした。

絵も綺麗だしストーリーも見せ方も秀逸でした。

駆の繊細な胸の内を表すのに、ちょっとした目線の動きとかが生きていて夢中になって読みました。

雄大が自分の気持ちがハッキリしなくて揺れ動く様子も、この年代にありがちで見事だと思いました。

心ない中傷や揶揄いも腹は立ちましたが、この…

5

ライオン如きの国から@ジェラシー コミック

博士 

最高か

「ライオン如きの国から」の続編です。
遠距離恋愛中の2人を読めて最高でした。

とにかくマコトが天真爛漫で可愛いです。
本編でルカを好きでマコトを当初は目の仇にしてた綾が登場してました。

全く心配の無い2人のツーショに、ルカが嫉妬した事から緊急来日してました。
再会シーンもめちゃくちゃ可愛いです。

マコトが野生動物の様にルカを襲うシーンとか、マコトの汚い部屋でのエッチシーンに…

1

パラスティック・ソウル love escape 小説

木原音瀬  カズアキ 

流石だわ

シリーズ未読でしたがこちらの作品だけでも問題無く楽しめましたし、ちょっと勇気を出して他作品も読んでみようかと思いました。

読む前にシリーズの他作品のあらすじやレビューを読んで心配していましたが、連日の木原先生のツイートに安心して読み始める事が出来ました。

ただやはりH3とケインの状況を知るにつれて、2人の余りの距離に絶望しか感じられずに、どうやって2人がハッピーエンドを迎えられるのか不…

7

恋渡り 小説

栗城偲  yoco 

これぞBLファンタジー

栗城先生のこういったファンタジーBLには、yoco先生のイラストがとても似合うと思いました。
今回は2段組で2組のCPのお話が入っています。

兄の英理編と弟の有理編で2冊に分けても良かったのでは無いかと最初は思っていましたが、読んで行くうちにやはり一冊に纏めてあった方が世界観にも浸れたし、内容が余計に重複せずにスッキリして良かったと思いました。

どちらの攻めも好きだったんですが、私は…

6

「春を抱いていた afterward」コミコミスタジオ特典リーフレット 特典

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本編では何度も泣かされて鼻が詰まって呼吸困難になりましたが、こちらのコミコミさんのリーフレットでは笑わせて貰いました。

一颯が山科博士に正式に宇宙開拓士に選出されたと報告された時に、夏空野との結婚の許可を貰うべく挨拶する場を設けて欲しいと願い出ていました。

その時の夏空野の両親と挨拶をした日の様子がこのお話でした。

父親の山科博士の母親は岩城さんの血筋なので、一颯と夏空野が愛し合…

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春を抱いていた afterward コミック

新田祐克 

泣きっぱなし

「春を抱いていた ALIVE」最初巻の衝撃が冷めやらぬうちに、こちらの作品が「BE・BOY GOLD」に掲載されました。

雑誌掲載時にも号泣しましたが、内容を知ってるのにコミックスを読んで再び泣いていました。架空の人物達なのに、こんなに切なくて仕方がないのは初めてなんです。

香藤の甥である洋介視点のお話で、損失感を抱えながら生きている岩城さんを見て号泣してしまいました。

そして彼…

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背中を預けるには 3 コミコミ特典SS小冊子 獣の腹を満たすもの 特典

愚かで愛おしい…

本編でもレオリーノの突飛な言動や行動に、周りが振り回されている場面が大好きだったのですが、まさにこちらのコミコミさんの小冊子もそうでした。

閨事でも頑張ろうとするレオリーノの野心にクスッとして、レオリーノの頑固さと粘り腰に忍耐を強いられるグラヴィスに爆笑しました。

よりによってイオニアで無く、父親や兄達を例えるレオリーノに吹いてしまいました。閨の時にそんな事を言われたグラヴィスが気の毒…

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背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

読み終わってしまった…

言葉に出来ないとはこちらの作品だと思いました。今回も様々な人物の思いに時には笑って時には泣いて、目まぐるしく変わる自分の感情に読了後は放心状態でした。

前回もレビューに書きましたが、各章に付けられたタイトルが本当に秀逸なんです。タイトルを考えながら、文章を読んでその深さを思い知るのです。

黒幕の正体は分かっていたので、レオリーノを中心とした男達がどうやって証拠を集めて彼を追い詰めて行く…

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