marunさんのレビュー一覧

蜜毒の罠 薔薇の王と危険な恋人 小説

犬飼のの  國沢智 

恒久の命が脅かされた時

素敵シリーズの息子編もやっぱり素敵でしたね、魔王になった薫が本当の意味で
相手を思うちょっと人間っぽい感情を手に入れる展開になっていました。
それも、恒久の命を持つはずの馨が死に瀕してしまうと言うかなりショッキング展開で
繰り広げられる人間の幼馴染である理玖との恋は簡単にはいかない設定でドキハラです。

しばらく読んでいると馨が理玖と恋人だといいながらも白鳥王子と番になってしまった
叔…

5

夕虹に仇花は泣く 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

大詰めに入った気がします

楽しみにしていたシリーズの最新作はいよいよと思える段階にまで進んだ気がします。
久弥と佳雨のラブ度は精神的な繋がりがより深くなった感じもします。
それと同時にやはり1番気になるのが曰くありの骨董品ですよね。
持ち主を不幸にしてしまう骨董品、久弥の蔵から盗まれた五つの品の最後の茶碗が
今回の事件の引き金になっています。

茶碗を持ったために殺人事件まで起きるのですからどんな呪いがあるのか…

6

ウサギの国のキュウリ 小説

松雪奈々  コウキ。 

笑いと萌をありがとう

シリーズ3作目も笑わせて頂きました!
今度の式神はお察しの通りのきゅうり様、でも今までと違うのは翼ありの人でした。
前作の2作はいわゆる普通の人間でしたが、今回の受けになる九里はウサギの国と
同じ時空間の離れた島の出身なので普通の人間と違って黒い翼を持っています。

でも翼はあるけれど飛べない鳥でしたね、それにウサギの国へ来る前は亀族と
戦をしていて、敗北の末に捕まり島流しになる途中で…

7

戀のいろは 小説

御堂なな子  テクノサマタ 

いとしいとしという心

ピュアですね、幼い心が徐々に恋を知ると共に切なさと苦しさを覚えるような
時にうるっとされられながらも読み終えると心の底にほんのり温かさが沸き起こる。
それに時代背景が大正時代で大正デモクラシーな感じもしてどこか懐かしさを感じ入る。

もっともそんな時代に生まれた訳ではないけれど激動の時代を過ぎて自由な時代の
到来を感じさせる年号な気がするのです。
もっともそんな時代も長くは続かなかった…

12

最凶の恋人―例会にて― 小説

水壬楓子  しおべり由生 

シリーズ6作目も最凶で最高!

シリーズ6作目は柾鷹×遥&生野×知紘の高校生カプの2編プラス番外編が収録。
安定した面白さのある作品でとても好きな話です。
やくざものだけどコミカル要素が最近多くてそれはそれで凄く面白いのです。
それでもコミカルな中に主役達の切れない絆を感じさせてくれる。

今回は前作でもきな臭かった遥を巡る千住組の母体である神代会参加の内輪の揉め事。
トレーダーとしての遥の腕を欲しがる他の組長の嫌が…

6

「愛してないと云ってくれ」シリーズ完結記念小冊子 特典

遠距離でも大丈夫!

いいですね、大好きなシリーズ完結を記念した小冊子は素敵でした。
それぞれが新たな道へ旅立ち寂しいながらも前に進んでいる話なので斑目と坂下の
別れはかなり心に残っていたので、今回の小冊子でその後の二人をまた見ることが出来て
かなり嬉しかったですね。

斑目が離島に赴任して1年、坂下も一人でドヤ街で診療を続けているなかで
斑目が指導している若い医師と師匠が坂下の街へ遊びに来たことで思いがけ…

4

推定恋情 小説

いおかいつき  緒笠原くえん 

自分にだけ見せる姿に惹かれる

本編はラブ的には少し物足りない気がしないでもないのですが、事件を解決する
弁護士で受けになる恵吾のクールな姿がしびれる作品でした。
攻めになる大企業の三男坊でフリーライターの晃司は既に話の初めから殺人容疑者なので
たいした出番がないのですが、逆にそれが弁護士と依頼者の関係が少しずつ信頼関係を
築いていく過程が見えやすいので面白いです。

それになんと言っても痛みがありながらも後味が悪く…

5

初恋の行きつくところ 小説

八条ことこ  小椋ムク 

初恋がやっと動き出す

小椋ムクさんのイラストも雰囲気にぴったりの切なくてドキドキする初恋の苦しさも
甘さも、心が震えるほど好きな相手への気持ちが作品から溢れてくるように感じます。

初恋って実らないって言葉がこの作品を読んでいると、こんな風に相手に打ち明ける
ことも出来ずに淡く後悔と心を残しながらも終わってしまうのかもと思い馳せました。
好き過ぎて相手に話しかけられただけで舞い上がってしまう。
本当はもっと…

7

その兄弟、恋愛不全 小説

鳥谷しず  Ciel 

弟は週間パンツ泥棒!

読み始めはかなりシリアスな展開に思える流れで読む前に作品情報を見ていて
コミカルだとなっていたのでアレレ?なんて思いながら読んでいて、
次に感じるのが受け視点で描かれている切なさと報われる恋心に苦悩する気持ち。
前半近くまでこんな調子の切ない系のノリだったのですが、受けになる真紘の
受け持ち患者が妻のパンツを被る性癖に悩んでるあたりから次第にあやしくなります。

義兄弟モノで攻め受け共…

15

絡まる恋の空回り 小説

渡海奈穂  斑目ヒロ 

この展開は面白い

タイトルが「絡まる恋の空回り」だから恋する二人が切なくすれ違うのかと思ったら
空回りの方が強調されている気がするし恋に成る感じも軽妙で淡々とした雰囲気と
コミカルに感じてしまう流れなのに思った以上に深みもあって面白いですね。

同じマンションの上下に住んでいる主役の二人、今時の近所付き合いもしない中で
ある日上の階の喧嘩しているような騒音に自宅で予備校の指導準備をしていた柏瀬は
居直り…

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