Sakura0904![]()
◆エンド・ラブ(表題作)
一途な攻め・厳原の粘り勝ちが、読んでいてとても気持ち良かったです。過去に本気で好きだった男性に突然結婚をされたことがトラウマになっている宮野。相手も完全に宮野に興味がなくなっていたならまだしも、彼も彼で葛藤した挙句の結婚で、妻と上手くいかなかったというのがまた未練を刺激しますよね。でも、厳原のブレないアタックのおかげで、宮野は自分が思っている以上に彼に心を開いていて。…
お互い昭父に関するわだかまりが解消されたようでほっと一安心しました。舟と昭の関係性が緩やかに発展していくのももちろん見所ですが、今まで昭が知らなかった、見ようとしてこなかった父親の姿が徐々に明らかになっていくところもこの物語の軸なのかな、と。今となっては本人に聞くこともできなくなった故人の想いを静かに想像してみる、そんな昭の心情の変化に共感しました。舟に対しても、険悪ムードだった初対面からまさか…
疎遠だった父親が亡くなるとこから始まる物語。田舎に一時帰省した昭が出会ったのは、父親と懇意だったらしいイケメンの舟。もうこの導入だけで素敵ですよね。上巻は出会い頭で喧嘩してしまって相性最悪かと思われた2人が、昭の不運のおかげで同棲を始めるところで終わります。ありのままの自分を父親に受け入れてもらえなかったことが引っかかっている昭ですが、舟との出会いは彼にどんな影響を与えていくのか楽しみですね。舟…
◆彼らの変
体の関係先行のつもりだった芝井と、ゆっくり距離をつめていきたい羽田との出会い。恋愛に対する考え方がまったく違っていても、ちゃんと正面から向き合って話せば、付き合うこともできるし相手に恋をすることもできる。導入とそこからの2人の向き合い方が素敵な作品でした。
◆in August(表題作)
表題作がもう少し多かったら萌2にしていたかも。昔一緒に埋めた手紙を掘り起こしたら、相…
榊が動画サイトでの美容系配信者ということで、今の時代らしい設定が面白かったです。やはり有名になればこういうコアなファンもつくものなんでしょうね。健全な動画で抜く、にまで至るファンは珍しいと思いますが(笑)。おっとりした榊と、基本はネガティヴだけどコスメや榊のこととなると情熱を迸らせて饒舌に語るハルミの組み合わせもぴったりですよね。推しのことってどうしても聖人化して見てしまうものだけれど、ハルミは…
この表紙と帯の宣伝文句からは想像がつかない、純愛ものでした。表紙だけでも十分インパクトはあるので、帯はもう少しストーリーを重視した文句でも良かったんじゃないでしょうか…。ただヤりまくる話と思われていたら少し残念ですね。いつも女性を挟んで3Pをする関係だった赤西と諒。諒にとっては自棄の延長線上のような行為だったけれど、赤西にとってはちゃんと意味があって。
終盤、赤西の過去の恋愛遍歴が明かさ…
よく食べる男子は本当に見ていて気持ちいいですね。初めて読んだ作家さんでしたが表紙の通りタッチが独特で、線が太めでしっかりしているので青春時代の体力が有り余っている男子にぴったりだと思いました。特によく食べる猿渡は普段はクールとまではいかないまでも低温系でちょっとメンヘラ、メシトモの犬飼は兄弟が多いため面倒見の良いお兄ちゃん気質。独特なテンションの2人の掛け合いが面白く、時々相手をひっそり想うとこ…
『小説家と家政夫』のスピンオフ作品ですが、あちらのメインカップルである仙石原と尚樹の登場シーンも多いので、前作が好きな方も十分楽しめる作品だと思います。こちらでは尚樹にちょっかいをかけていた仁科が受け。脚本家としてオーディションをする中で、モデルから俳優に成り上がろうとしている千葉に出会います。前作に負けず劣らず、こちらも結構トントン拍子で展開は速いです。もうちょっとお互いに惹かれ合う心情描写が…
売れっ子作家の仙石原と、縁あってその家政夫として働くことになった大学生・尚樹。設定はありがちですが、尚樹の流されやすさが絶妙に可愛らしく、その反面言う時は言うはっきりした性格でもあり、そのギャップがたまらないなぁと思いました。なんだかんだ尚樹の素直さを見ていると癒されてしまう仙石原に共感します。手を出すのも早いですが、尚樹がやり返す時もあったり、一方的過ぎると感じることはありませんでした。気持ち…
◆男の子とは何も知らない(表題作)
てっきり気持ちがないまま体の関係を持ってしまった皐月と千早の間に情が芽生えてくっつくのかと思いましたが、お互いあっさり意中の相手にバレて、そっちと両想いになるという展開で拍子抜けした感じは否めず。ただ、潮の無自覚そうな皐月への独占欲には萌えたので、この2人のその先をもっと読みたかったなと思います。
◆紳士はけだものがお好き
こちらももう少し掘り下げ…
