Sakura0904![]()
ホームレスがメインキャラって斬新ですよね。序盤でお風呂に入れてあげたりして綺麗になるんだろうと想像していましたが、実際には最後の最後までお互いの家に踏み込むこともなく、ホームレスのはまさんは全身汚れた格好のままで。彼の見た目や臭いに左右されず、一貫して中身を見続けた受けの正児は芯が通ってるなぁと思いました。他人の偽りの親切に散々騙されて今に至るはまさんが、正児に親切にされたからといって安易に絆さ…
今までは雷遊が人間になれるのかというのがストーリーの大まかな軸でしたが、この4巻では彼が人間になった先に何を望むのか、というところに焦点が当てられていました。歴史の一員として子孫を残したいと考えている雷遊。生命の循環に自分も加わりたいという欲求は、神という万物を超越した存在の贅沢なないものねだりにも思えるけれど、彼の今までの人生を振り返ると、それが叶わないというのはとても切ないことにも思えます。…
成瀬先生らしい軽快な会話のテンポ、笑いを織り交ぜた濃い濡れ場を楽しめる作品でした。出張ボーイとビジネスで来た人を間違えるところから始まるというのが斬新で、掴みの時点で相当面白いです。その誤解は早々に解けますが、今度はそこからだらだら続いてしまう体の関係について、片や枕営業と勘違いし、片やお互い好意があってのことだと思い込んで再びすれ違いに。
ストーリーについては受けの津谷がぐるぐる悩むシ…
主人公の夏川に片想いをしている田中の性格がこれ以上ないほど爽やかなので、作品全体の雰囲気もはつらつとしています。ルームシェアを始めてから割と早い段階で告白しますし、田中の夏川への好意は疑う余地がまったくないので不安を覚えることもなく。夏川目線で田中の気持ちに応えられるか悶々とするのが、ストーリーの軸となっていました。
最後まで安心して読みたいという気分の方にはぴったりな作品だと思います。…
とっても穏やかで最初から最後まで不安なく読める、癒される作品でした。空気感が柔らかいし、つゆきゆるこ先生のタッチそのものも曲線が緩やかでほっこりするし、メインの2人も思いやりに溢れた優しい攻めと受けで、本当に温かい気持ちになれました。夏に発売された作品だけど、ちょうど今の寒い季節に読んでもいいかも。同性と付き合っていることをカミングアウトするのに抵抗はあって当然。でも相手を好きな気持ちに嘘はない…
受けの翼の性格がそこまで好みではなかったので萌評価にしましたが、攻めの将輝に関してはめちゃくちゃタイプの攻めでした。正直スピンオフ元の『俺のおにくちゃん』はしっかり復習しないまま読んでしまったのですが、こちら単独でも十分ストーリーは成立していました。ただ、あちらを読んでからの方がより将輝に愛着は持てるかもしれないですね。
すぐに手が出てしまうけれど、むやみやたらと人を傷付けたいわけではな…
こういう陰湿で皆が救いを求めて足掻いているような雰囲気の作品、大好きです。表紙の人物でもある和貴は絶妙に哀愁漂っている男で、不思議と周りの同情を誘うんですよね。そんな彼を取り巻く人間模様がちょっぴり複雑で、でも面白い。和貴はやはり東雲に対して慕う以上の感情を持っていたんでしょうか。そこも読者によって自由に解釈していいのかもしれませんね。
個人的には青さの目立つキャラはけっして苦手ではない…
攻め受けのどちらかが、本命だった人を引きずりながら新たな関係を結ぶという展開が斬新で、リアルでいいなぁと感じました。その未練も受け入れた上で関係を持とうとする主人公も、大人びているというか歪んでいるというか。ただ、やっぱり私はどうしても本命同士だった圭史と遥の方が気になってしまう。
だって、バンド時代はお互い本音も晒せずセフレ状態で、解散後は片方が妻子持ちになるという乱れっぷり、気になら…
お堅い職業の執着系攻めと、ヤクザの若頭の受けという組み合わせ。キャラ設定も、大事な存在だからこそ相手を遠ざけようとする若頭も王道ではあるけれど、弁護士の白樺の絶妙な喰えない表情や、落ち着いてるように見えて結構感情が分かりやすい黒井の甘さが面白かったです。中盤に挟まれる2人の過去の話も好きで、特に幼い頃から黒井がどんな風に成長してきたのかを見れるのは楽しかったですね。ビジュアルも、白樺への接し方も…
話の展開はとても面白かったです。ゲイとノンケがお試しで付き合ってみる話とも少し違っていて、あくまで偽造の恋人であることはお互い了承済み。それでもやはり、相手のすぐ傍で眠ったり、相手からの好意を直に感じたりしていく中で、少しずつ少しずつノンケ側が絆されていく。ドライな関係から始まっても、本当の恋人になれる可能性はいろんなところに転がっているものだなぁと感じました。
受けの洋介が意識高い系な…
