電子限定かきおろし漫画付
黒井くん、僕とデートしましょう
首を長~~~くして待ってましたヾ(*´∀`*)ノ
今作と関係ない(ほぼ出番がない)のでただの雑談ですが、
「睨めば恋」のスピンオフで猫が主役の非BL本がありましてですね。
その非BL本でちらりと登場するのが今作の主役・黒井若頭なのですー!
ドンドンパフパフ。ブサメンの時から待ってたよ…若頭…!
というわけで。
すっごく面白かったです(∩´///`∩)
なんていうんだろうな。
一概に恋愛で一括りに出来ない「情」にグッとくる。
攻めは、大切だからこそ一生側に居たいと考え、
受けは、大切だからこそ自分から遠ざけたいと思い。
真逆な考え方で意地の張り合い・攻防戦です。
ヤクザという特殊稼業で常に危険が付きものだから
この意見の相違は互いに絶対譲れないのです。
執着と粘りと情が絡み合う幼馴染み37歳の男同士の関係が良きでした(∩´///`∩)
さてさて。
受け:黒井は組の若頭。
地域密着型の昔気質なヤクザで町の人からも慕われています。
とはいえヤクザはヤクザ。
対抗する組もいて危険は付きものなのでカタギとは一線引くようにしています。
攻め:白樺は弁護士です。
黒井とは生まれたときからの幼馴染みでずっと黒井を隣で見てきました。
幼い頃は明るく活発で中心的存在だったこと。
小学生になってからは徐々に"ヤクザ"の色眼鏡で見られるようになり周囲から浮いていたこと。
いつもひとりで飄々と大人びた顔をしていたけれど、本当はすごく淋しさを抱えてたこと。
そして一線を越えた高校時代ーーー。
黒井の側で役立てるよう弁護士の道を選んだのも高校の時でした。
けれど黒井はそれを快く思っておらず、白樺が組の顧問弁護士になることを大反対。
黒井にとって白樺は大事な幼馴染みで唯一の親友なのですね。
だからこそヤクザの自分と関わっていて欲しくないと願うのです。
そんな黒井の願いを白樺は知っています。
遠ざけようとするなら無理矢理にでも隣に立つ。
それだけを考えて生きてきた男の執着ハンパないですv
展開としましては白樺が折れることは100%ないので、
黒井がどこで折れるか・どういう態度で、どういう言葉で、白樺の愛に応えるのか。
そんな部分が見所かと思います。
個人的には折れるキッカケはまぁあるあると言いますか…。
割と想定内だったのでアレなんですが、"応える"の部分がめちゃくちゃ良かったです!!!!
ずっと黒井だけを見て生きてきた白樺。
逆を返せば、黒井も同じようにずっと白樺を見ていたんだなと(;///;)
黒井が口にした言葉を聞いて涙を流す白樺にもらい泣きしました。
あと描き下ろし部分がほんっっともぅッッッ(語彙消失)
未完成の刺青の理由に白樺への愛がこもっててめちゃくちゃ良かった。
20年越しの愛じゃあないですか!あぁぁぁぁぁ(∩;///;∩)
ラスト~描き下ろしの流れが最高すぎて神評価にしました。
ここ何度も読み返しちゃう。
念願のスピンだったので贔屓目も少々あり。(ずっと待ってたもんで…)
余談ですが、
黒井が猫と絡むシーンがなかったのはちょっと残念。
猫好きなとこが表に出るととっても可愛い人なんですよー!
(でも猫には怖がられて逃げられちゃう切ない片思いw)
ああ、黒井若頭をもっと見たい。好きだ。
作家買い。
ゆくえ萌葱さんといえばヤンキー受けを描かれる作家さま、のイメージが強いですが、今作品もそのイメージを覆すことのないヤクザ受けです。
ゆくえさんの非BL作品である『おれはブサメン-猫つづり-』のスピンオフ。
スピンオフではありますが、前作未読でも全く問題なし。『おれは~』は、タイトル通りぶちゃいくな猫ちゃん(名前は「ブサメン」)が主人公のお話で、そのブサメンを可愛がるとあるヤクザの若頭が登場しますが、今作品はその若頭のお話。
前作は未読でも問題ないですが、でも、『おれは~』もめっちゃ可愛らしい作品なのです。さらに、今作品中で「ブサメンを探せ!」という憎い演出もあるので、興味がある方はぜひそちらも読んでいただきたいです(ちなみにブサメン探しの答え合わせはカバー下にあります。これがまたクッソ可愛くて悶えること必至です)。
ということでレビューを。
主人公は黒々組の若頭・憲剛。
彼には腐れ縁の白樺という幼馴染がいる。
白樺は憲剛に毎日のように愛をささやいてくるが、憲剛はそれをまるっと無視している。が、ある日弁護士でもある白樺は、よりにもよって黒々組の顧問弁護士になると言い出し―。
というお話。
憲剛が白樺にそっけなくする理由はただ一つ。
白樺はカタギさんだからだ。
裏社会で生きる自分たちとは違い、日の当たる場所で生きていってほしい。
もっと言うと、自分たちとかかわることで、白樺に危害が加わることを危惧しているのだ。
だがそんな憲剛の思惑を知ってなお、白樺は憲剛の傍にいることを選んだ。
もうね、長年にわたる拗らせ切った不器用な男たちの恋心に激萌えしました。
白樺に「何か」が起きるのを恐れ自分から離れるように奮闘する憲剛。
憲剛とともに生きるために、弁護士という道を選び、手を尽くす白樺。
この二人の想いは一つ。
同じなんです。
時にすれ違いながらも、相手を想い、相手のためだけに生きようとする二人の男が超絶にカッコいいです。
ヤクザものとしては王道の展開でありながら、とにかく萌える。
キャラがたってる、っていうんでしょうか。主要CPの2人だけでなく、周囲を固めるサブキャラも等しく魅力的。
極道というバックボーン故、若干痛いシーンもありますがシリアスすぎず、でも軽すぎず、万人受けする展開になってるかと思います。
この二人には高校生の時から身体の関係があります。
ゆえに若干エロ度は高めな作品ではあるのですが、その濡れ場に隠れた二人の深い愛情に、萌えはげるかと思いました…。口では拒否しつつ、でも心の奥底では白樺を求めてやまない憲剛が可愛いのなんのって。そしてそんな憲剛の想いを正しく汲み取り行動に移す白樺のカッコよさに悶絶しました。
ところで、もえぎさん、絵柄が綺麗になりましたねえ。
いや、もともとお綺麗ではありましたが、憲剛の男の色香がたまらなくエロティックです。そして、憲剛に執着しまくる白樺の雰囲気も。表紙もアダルトな雰囲気が漂っていますが、決してエロに特化した作品ではなく、笑いあり、ほのぼのあり、そのバランスが秀逸でした。
カバー下のゆくえさんのコメントに「まだエピソードがあったりするので」という一文を発見しテンションが上がりました。
はい、続編を正座してお待ちしています。
カッコいい受けさん。
受けさんを愛でまくる攻めさん。
そんなワードにビビッときた腐姐さまに超絶お勧めしたい、神作品でした。
弁護士×若頭…………なんと素晴らしい。ビジュアルもドンズバ!!
でもまさかブサメン猫の若頭だったとは!
素敵なスピンオフをありがとうございます!
ずっと愛しているから側にいたい白樺VS大事だから遠ざけたい黒井、
自分がヤクザだから堅気の白樺を巻き込むわけにはいかないなんて
そういう愛も勿論アリだと思いますが
やっぱり一緒に生きていきたいじゃない。
力だってなんだって、拒もうと思えば拒めるのに
白樺を失いたくない想いがあるのがとてもいい!!!
かといって両想いになってもデレデレにならないかっこよさ、
これじゃ白樺は黒井に昔も今も夢中でしょうがないですよね…。
可哀想だった黒井の小学生時代も知っていて
「とーまが居てくれたらそれでいい」という言質もとってあったし
幼馴染の強みもあるから黒井の側にいる為の努力を惜しまず来られたのかもしれません。
唯一気を許せる相手がお互いだなんて最高!!
そして普段名字呼びなのに名前呼びになるのも大好き……。
粋な盃、ありがとうございました(泣)
刺青のエピソードも愛を感じますし、
表情も色々とかっこいいんですけど手!とにかくごつい手が!!色っぽ過ぎ!!!
何度も読み返しておりますが手だけにフォーカスしたり
読み返す度に楽しませていただいてますww
執着弁護士・白樺×漢前な若頭・黒井
すごくかっこよかったです。
一回読み終わり、ふあ〜よかった…と満足。
そして即二週目、いきたくなるんです。
ふたりの印象が違ってまた面白い。
白樺の言葉ひとつひとつにさらにまた重みを感じました。
腐れ縁の幼馴染のふたりの幼少期から高校生の関係性の
変化と白樺の揺るぎない黒井への絶対的な執着愛。
その愛を大事だからこそ跳ね除けていた黒井が白樺を
受け入れた時の二十年分の距離を縮めていく描写、
素敵でした。
ゆくえ先生の描かれる身体!筋肉のつき方、腰のライン、
鎖骨、手、パーツパーツが男らしい♡
表情も控えめながら感情を感じる本当にいーい表情で…
描き下ろしの黒井の背中の刺青についてのふたりの
やりとり、黒井の漢らしさがたまりません…。
二十年以上の重い想い、しっかりと見届けてさせて
いただきました。
このエロそうな眼鏡キャラ、これは読まないと駄目なやつ!と思わされました。
暗そうな執着攻めがタイプです。眼鏡も大好物で。
結果大正解でした。
受けの黒井の気を引きたいがために結婚とか、黒井のそばに居るために高校時代から計画して弁護士になり、前任の弁護士にもお墨付きをもらって…清々しい程の執着心!
小学生の頃から黒井に心酔してたんだもんね、一途すぎる。
黒井も白樺が大切だから、自分の世界には巻き込みたくない。
大人の両片想いでした。
最近ヤクザ物を急激に好きになりつつあります。
特にヤクザ受け。
背中に刺青があるキャラの寝バックが堪らん!
この作品の寝バックも最高でした。