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11/30(合計:299件)
J.L.ラングレー 椎名ミドリ
fandesu
ネタバレ
『答えて姐さん』でトンチキと教えていただいたお話。 その後、ちゃんと見たら別レーベルで狼のシリーズが出版されている作者さまではないですか。 2011年の出版だったのですが、頑張って入手しました。 そのこと自体に後悔はなくて、これはかなりなトンチキだと思ったんですよ。 こんな不条理設定の本が読めたことは無上の喜びです。お教えいただいた姐さまにこの場をお借りいたしまして心からの御礼を!どうもあ…
栗城偲 みずかねりょう
読む本を電子で物色している最中に目にとまり購入しました。 読み終わってから確認したらこのお話、2014年の出版なのですね。 5年前なら暁の『ヤマトナデシコ』ぶりの方がBL界でも普通だったかもしれませんが、最近のお話は屈託なく同性同士で恋に落ちてしまうものも多いので、かえって新鮮な印象を受けました。 もうひとつ。 主人公の暁が書家、それも『書道の先生』というだけではなく、本の装丁に使う字…
華藤えれな 幸村佳苗
2015年9月発行の『エロとじ♥悦』掲載作品。 東側某大国の諜報部員として二重スパイの任務に就いていたルスランは、同じ組織から西側のスパイと疑われ拷問を受けた過去があります。疑いが晴れて解放された夜に目にしたのが『壁の崩壊』。 その後、体制が大きく変わった後も軍に所属していたルスランの前に、拷問を担当したシドレフが上司として赴任して来ます。任務でシドレフに同行したルスランを待っていたのは、…
いおかいつき 麻々原絵里依
本格推理ものではないですが、犯人を特定する処に『謎解き』要素がありますので感想だけ書きます。 あらすじに『山奥の廃校での同窓会』とありますが、これ、バスケ部の同窓会なんですね。『山奥の廃校』って高校時代の合宿場所だったところで、今も貸出をしている場所なんです。 集まって皆でバスケをする和やかなシーンが最初にありまして、これがね、その後『起きた事件とその真相』を知った後では、かなり印象が変わ…
川琴ゆい華 コウキ。
川琴さんの書くお話って、とても可愛らしい手触りなのにガッツリエロいんですよね。 今回は『ラブホテル』なんですもの、エロいよね。 そんでもって『恋が花咲いちゃう』んですよ、可愛いよね。 タイトル通りエロ可愛いお話でございました。 それはその通りだったんですけれど、するっと終わった感がありまして若干の食い足りなさも感じました。 主人公の凌くんの「これって恋なの?肉欲(笑)なの?」のグルグ…
松雪奈々 高城たくみ
『姐さんで教えてもらったトンチキ』第三弾(第2シーズンですが)です。 『憑かれちゃったんです』と『見えちゃってるんです』は既読だったのですけれど、この巻だけは読んでおりませんでした。評価はこの巻だけのものです。 私が「松雪さん、凄いなぁ……(唖然)」となるのは、設定のぶっ飛んでいる処なんです。で、その設定が理不尽であればあるほど、個人的には私好みになって行く感じです。 今作では淫魔の三郎…
楠田雅紀 みずかねりょう
作者の新作を読んで面白かったので、評判の良い本作を読ませていただきました。 『萌え』という点ではあまり刺さらなかったのですが(これは『身に迫る執着』が萌えツボでないという単なる趣味の問題です)面白い! 「お話が作り込まれているなぁ」と思いました。 レビューも多い人気作なので感想のみを。 楠田さんって『根性の曲がった人』を書くのがとても上手いですね。 春一なんて「あーこういう人、会った…
黒井ひよこ 立石涼
うーん、おかしい…… こういうお話、好きなはずなんだけれどなぁ。 なんか萌えない。 むしろ冴えちゃった様な気がするんです。 ただ「嫌いか?」と聞かれれば、そういう訳でもないのよね。 そんな感じなので、とても困惑しちゃっているんですけれども。 主人公は『伝説のホスト』を経由して、今はホストクラブのオーナーの亮一。 不仲で、互いに愛人を抱える両親の下で虐待されて育ちました。 彼は自…
砂原糖子 小椋ムク
久しぶりに砂原さんのお話を読みました。 やっぱりベテラン作家さん。お話の進め方がお上手です。 スイスイ気持ちよく読めました。 出版社の『あらすじ』に書いていない重要なファクターがひとつ。 それは主人公の折川が「○年にひとり」と言われるイケメンくんであること。 だから、黙っていても彼の側にはチヤホヤしてくれる人(主に女の子。ただし、男子もいる)が集まってくるんですね。そういう人達の中を…
尾上与一 央川みはら
『命のやりとりをする場でバディを組む2人の強い愛情』が好きな方にはたまらないお話。『1945シリーズ』がお好きだった方は、きっと大きく心を動かされると思います。 ……えっと、ちょっと突き放した書き方になっちゃっていますよね(笑)。 個人的には複雑な読後感なのですよ。 ものすごく「うわっ!これ!」と心を揺り動かされた部分と「?それ、ちょっと酷くない?」となってしまった部分がありまして。 …