フランクさんのレビュー一覧

御曹司の天使溺愛計画 小説

神香うらら  明神翼 

バカップル化一歩手前の両片想いをニヤニヤしながら読める

作家さん買い。
こちらの作品は、私の考える「これぞ!神香うらら作品」の典型だと思いました。

・外国人大富豪×清楚系日本人
・攻めが一目惚れして、初っ端から受けにメロメロ。
・両片想いだけど、お互いモダモダしてる甘酸っぱい様子を、交互の両視点でニヤニヤしながら読める。
・ただの溺愛ラブストーリーなだけではなく、途中でミステリー要素も加わるので謎解きも楽しめる。
・初心いクセにアナニー…

3

2ウィーク・サマー・シークレット コミック

風緒 

読後感がいい

二作品収録されています。

【2ウィーク・サマー・シークレット】
普段だったら接点もないような二人が、二週間の留学で同室となり……というお話。

人見知りしがちな樹は、同室の文斗が物怖じせず周囲と積極的に関わろうとする姿を羨ましく思うんです。

だけどその積極性に隠された真実が、切なくて。
文斗は実はゲイで、地元では息を潜めて暮らしている。
だからこそ「男と経験したい」という夢を…

0

冬融ける コミック

阿部あかね 

ほろ苦さと、ちょい笑えるところが好き。

2カプ収録・どちらも芸人ということでお話の世界が微妙に繋がってます(単独でそれぞれ読める)

【冬融ける】
君恋の創刊号で読んでたやつ。読み切りかと思ってたら続いてたのね!

かつて芸人を組んでた二人の再会もの。
相方の新名を好きになりすぎて解散を告げた飯塚。
一方の新名は、解散理由を知らないまま、絶望と、喪失感を抱えて生きてきた。

そんな二人が再会して、少しずつ止まっていた時…

6

ひとつ屋根の下、きみと幸せビストロごはん 小説

淡路水  白崎小夜 

くぅぅ〜、いいお話!!

派手さはないけど、期待していた以上に良かった。
銀座のビストロが舞台なので、料理がとにかく美味しそうで困る〜!!
そしてワインが飲みたくなって困る〜!!!

ちなみに銀座とはいえ、木挽町というかつて職人街だった地域なので、下町風情が漂うところなんですね。
ビストロの常連客さんである町内会の人々があたたかくて人情溢れる人ばかり。
かといってお節介すぎず、人の事情に無断で踏み入ることを良し…

3

小説Dear+ Vol.73 2019ハル号 小説

おもしろかった

到着直後、典雅さんのだけ読んで、とりあえず秘密のクローゼットに入れる→そのまま忘れてたのを今頃発掘というわけで、ほんと今更ながらのレビュー。
すでに文庫化してる本ばかり……。
どれも買ってませんが……。

小林典雅さん15周年記念特集とのことで、月村さんとの対談がおもしろかった。
お互いに好きな作品を5つ挙げてて、興味深し。

以下敬称略
【先輩恋していいですか】小林典雅
ネーミ…

2

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

好き!

2019年春の小説Dearプラス・小林典雅さんと月村奎さんとの対談で
「典雅節ってのが一人歩きしてしまい、ハッチャけたコメディ以外のほのぼのとした話を書くと「典雅節が弱い」と言われてちょっと窮屈に感じていたところ、花丸BLACKからオファーがきて、殻を破りたい気持ちもあってお引き受けした」とおっしゃってた作品。
現代ものではレイプとか意に沿わない関係はどうしても嫌だとおっしゃる典雅さんが、時代…

1

神の庭で恋萌ゆる 小説

鳥谷しず  宝井さき 

攻めが素敵!

「変態科学者(マッドサイエンティスト)×貧乏神主の特濃スウィート・ラブ!」とあるので、さぞやあれこれ変態的な実験をされてしまうんだろうと思ってましたが、そういう変態度はほとんどナシ。
それどころか、紳士的でかなり素敵!!

攻めの犀川は製薬会社の御曹司なので、普段は仕立ての良い三揃いスーツをパリッと着こなしている。
だけど植物や花が好きで造園が趣味なので、作業着で土まみれになりながら、せっ…

2

可愛い猫には旅をさせよ 小説

安西リカ  ユキムラ 

ほんわか、かわいい 

ややこしい設定とか難しい用語とか出てこないので、ファンタジーに不慣れな私でも読みやすかったです。
そしてなんと言っても、かわいい。

受けのアンリは魔術師なんだけど、黒猫に変身することができるんですね。
この猫になったときの描写がかわいいの。
だから猫好きの方はすごく楽しめると思う。

で、猫となったアンリを可愛がる攻めのバルドーの様子にも癒されるんです。
最初は猫=アンリだとは知…

8

プロポーズは花束を持って ~きみだけのフラワーベース~ 小説

夢乃咲実  みずかねりょう 

攻めの不器用なアプローチにキュンキュンした!

急激に業績を伸ばしている新興ホテルチェーンのオーナーという超凄腕なのに、恋愛では不器用になってしまう攻めがとても素敵でした。

花屋で働いている受けとお近づきになりたくて、一日一本の花を買いに立ち寄るとか、ほんと微笑ましい。
なのに受けときたら、攻めの精一杯のアプローチに気づいていないというボンヤリさんなところも、微笑ましい。

花屋が立退くことになり、攻めの厚意でボロアパートの管理を任…

4

霞が関で昼食を 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

もっとこの二人を読みたいなー

試しに一巻読んでみたら、なかなか面白かったので続きを買おうと思ってます。
(うまい具合に、現在6巻半額パックなるものがちょうどセールされてるんですよ。商売上手ね。)

「欲」のほぼ全てが「食欲」を占めている美食家の立花(受け)は、伝説級の頭脳&目立つ容姿という鬼に金棒みたいなエリート官僚。
人から視線を集めることに慣れすぎてる反動で、本人は人に興味を抱けない…みたいなお方。
他人に対する…

0
PAGE TOP