大人気ハートフル極道ラブ第10弾!

極道さんは甘えたがりなパパで愛妻家

gokudosan wa amaetagari na papa de aisaika

極道さんは甘えたがりなパパで愛妻家
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
30
評価数
8
平均
3.8 / 5
神率
0%
著者
佐倉温 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784041108765

あらすじ

正月に開かれる組の会合で佐知と史のお披露目が行われることになる。だが関西の極道である椿の父・佐野原は堅気の佐知では賢吾を支えられないと反対する。佐知に極道としての自分を見せることを恐れ、お披露目にも乗り気でなかった賢吾は怒りを露にするが、佐知は一緒に生きていくためには必要なことだと諭す。「家族の試練だ」と笑い飛ばす佐知は、賢吾の愛によって強く成長していた。佐知の“凄さ”が伝わらないことを歯がゆく思う賢吾だが、佐野原にも理由があるようで…?

表題作極道さんは甘えたがりなパパで愛妻家

東雲賢吾,30歳,東雲組若頭で次期組長
雨宮佐知(東雲佐知),29歳,雨宮医院三代目

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

祝!男前受け

シリーズ第10弾。

いや〜なんというか、佐知の男前が完全に花開いててめちゃくちゃ嬉しいです。
男前受けが死ぬほど好きなので、ほんとーーに嬉しい。
シリーズ読み始めた頃は、佐知はツンデレ美人受けって感じで男前要素は特に期待していなかっただけに、ここまでシリーズ追ってて良かったぁとしみじみ思いました。

おまけに、タイトルに「甘えたがりな」とあるように、あの賢吾が佐知の肩に顔埋めて佐知によしよしされてたりする!
萌える。
これも佐知が男前だから、賢吾も弱い面を晒したり甘えたりすることができるようになったんですよね。
私は、俺様なのに受けにだけには頭があがらない攻めというのが好きでこのシリーズを追ってきたんだけど、強いとされている男が受けの前限定で弱みを見せることができるというところも好きなので、いいカプになったなぁ、シリーズ追ってきて良かったなぁと思いました。

今回は、佐知が極道の連れとしてふさわしくないと強固に反対する相手に、「賢吾は佐知で、佐知は賢吾」であることを対外的に示して納得させる内容なんだけど、あらすじ読んで「お披露目」まだだったんだぁ‥…と。
てっきり周囲から完全に認められた気分でいたわ。

シリーズ始まった頃の佐知なら、ふさわしいかどうか悩んでみたりオロオロしたりしたはずなんだけど、さすがシリーズ10作目。
とっくに佐知の肝は据わってて、賢吾には自分しかあり得ないことをどう理解してもらおうかと頑張るんですね。
完全に佐知が主役です。

それにしても本当に佐知は強くなったなぁ。
キャラの成長を追って喜ぶことができるのは、シリーズものの醍醐味だと改めて思いました。

そして、もうこの上ないくらい二人の絆は深まってるし…と思ってたら、「一緒に生きたい」の先があるとはね!!
今の佐知だからこそ、賢吾も打ち明けることができたんだなと思うと感慨深いです。
そして、この先このシリーズはどういう展開になるのかしら?
新生東雲組となるまで読めるのかしら?






ーー
・冒頭、佐知が伊勢崎に対してご立腹なんだけど、これは九月に出た「インテリヤクザは不器用な策略家」に関することらしく未読な私にはわかりませんでした。

・犬飼の「受けが好きすぎてトチ狂ってる感」が地味に大好き。

1

信頼で結ばれたおしどり夫婦

前作の記憶喪失は正直苦手だったのですが、今回はとても良かったです。
佐知の成長と強さが際立っていました。
〝守られたい〟じゃなく、〝守りたい〟〝一緒に生きていきたい〟という気持ちが伝わってきてグッときました。


組の会合で佐知と史のお披露目が行われることになるのですが、椿の父・佐野原は佐知では賢吾を支えられないと反対して……と、いうお話。

佐知が佐野原を納得させるために頑張り、佐野原は佐知をいびり、物語は嫁姑戦争の様相を帯びていきます(笑)
そんな佐野原には、二人を反対する理由があり……という展開。

佐野原の意地の悪さにはイライラさせられますが、それに耐えながら賢吾に本音をぶつける佐知には笑いました。
嫁姑問題って、どれだけ夫が味方になってくれるかだと思うんですよね。その点、賢吾は百点満点でした!
夫の鑑だねえ^^

賢吾が佐知と史を組よりも大切に思っていること。
佐知も聖人君子なんかじゃなく、賢吾と史さえ居てくれれば他は捨ててもいいとさえ思っていること。
優先順位の1位がお互いであること──この、二人の絆の強さに感動しました。

佐野原が二人を反対する理由も分からなくはないですが、佐知をみくびってもらっちゃ困るぜ!という感じ。
とはいえ、陰湿なだけじゃなく人間らしい面を見せる佐野原も嫌いにはなれませんでした。

吾郎や京香、組員や他の組長からも佐知が可愛がられ、大切にされているところには癒された。
誰からも愛される存在で、賢吾だけでなく皆が佐知にメロメロなんですよね。

そんな佐知の啖呵はかっこよくて痺れました‼︎
佐知が一番強かった(笑)
多分、佐野原も佐知の事を気に入ってるんですよね。

そして、伊勢崎VS犬飼の嫌味の応酬が最高でした。
この二人は同族嫌悪(笑)
この対決もっと見たい!

肩の力を抜いて読める大好きなシリーズです。
椿・犬飼のカップルももっと深掘りして欲しい!

0

覚悟を試されたのは・・・

本シリーズは子持ちの任侠ヤクザの若頭と三代目院長のお話です。

攻様の伴侶として受様が正式にお披露目されて起こる騒動の顛末。

攻様は昔ながらの任侠系東雲組の若頭です。
現組長は攻様の父親ですが、攻様が実質的に組を率いています。

受様は攻様の幼馴染で組指定の雨宮病院の三代目で
受様は天然系美人で気が強い攻様の初恋の人です。

攻様は組長の隠し子を実子とし受様を伴侶として
騒々しくも幸せな日々を過ごしています。

年末が近づき、攻様は組長から
正月に開かれる東雲組傘下の組長達の会合での
攻様の愛息と共に受様のお披露目をと打診されます。

攻様は幼い頃からずっと東雲組に出入りしていて
遠方に組を構える組長以外は大体が顔見知りであり
スレらは受様が攻様の籍に入った事を知っても
好意的に受け止めてくれていて

攻様は暗黙の了解として認知されているのだから
十分だと押し切っていたのです。

受様と息子が攻様の籍に入った事は周知の事実でも
東雲組の中で受様がどういった立ち位置なのかは
受様自身にもよく分からないままなのです。

受様が自分に見せたくない部分があることを承知し
自分からは組の事については言い出せずにいましたが
攻様が受様の知らない所でも受様を守ろうとするように
受様も攻様を守りたいと思っているのです。

そして攻様は受様に知られたくないと思っている部分を
知られてしまう事を恐れていて
受様が変わってしまうかもしれない事を
何よりも恐れている事も知っています。

受様は攻様の隣で攻様を支えられて行く為には
新年の会合でのお披露目は避けては通れません。

そうして受様と愛息は
東雲家御用達のテーラーで仕立てたスーツに身を包み
組長達にお披露目される事となります。

攻様の愛息はその可愛らしい素直さで
百戦錬磨の強面組長達を微笑ませますが

受様が攻様の連れ合いとして紹介され、
攻様に愛息同様、身内としてよろしく頼むと紹介されると
佐野原組前組長から反対の声が上がるのです!!

彼は以前赤ん坊連れで攻様を頼った佐野原組長の父親で
極道世界の外の人間には若頭を支えられるとは思えない、
生半可な覚悟で入られて裏切られたのではたまらない、
東雲組の跡目には相応しくないと言うのです。

攻様は怒髪天を衝く勢いで一触即発の空気となりますが、
組長は反対者の言い分ももっともだと認め、
受様の事を知りたい者には屋敷への滞在を許すのです。

当然件の前組長は東雲組の本家に滞在を希望し
翌日から受様との嫁姑戦争が勃発するのです。

この勝負の行方は如何なることになるのでしょうか!?

ヤクザの若頭である攻様と
その幼馴染である医師が織り成す夫婦漫才シリーズ第10弾は
受様が正式にお披露目されるお話です。

前巻で攻様が記憶喪失に見舞われた際に
受様が見せた強さは受様の身近にいた人々を驚かせます。

受様の芯の強さを信じていたのは攻様だけだったのかな
と思わせる程の鋼のメンタルで
攻様への愛を見せつけた受様だったので
本作でもその強さを思う存分見せつけてくれます。

そして受様は自分の事を知ってもらうだけではなく
そんな相手であってもその思いを知ろうとするのです。

攻様の側近である補佐や佐野原組長に惚れてる弁護士ならば
『相手を知る=粗を探す=弱点を掴む=黙らせる』 という
黄金パターンなのでしょうけど

受様は相手に負けない為であり
相手をギャフンと言わせたいとは思っていても
底にるのは相手を認める事なのですよ。
そんな受様だからこそ攻様に惚れられちゃうのですよね♡

嫁姑戦争(笑)が進むにつれ、
件の前組長が頑なに受様を拒む理由も見えて来て
戦い終了の鐘がなるまでとても楽しく読ませて頂きました。

攻様の望む展開は前途多難の道なので
これからも沢山のドタバタが舞い込む事を信じて
さらなる彼らの騒動を楽しみにしています (^O^)/

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