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てんてん
特典
未来を変えるには
本品は『極道さんは甘えたがりなパパで愛妻家』の
コミコミ特典スタジオペーパーです。
犬飼視点の回想を含んだ後日談になります。
犬飼にとって椿の父親である佐野原は
椿の父親でなかったらとっくに視界に入らないようにしている
と思うぐらいにずっと邪魔な存在でした。
椿の初恋が賢吾である事も
佐野原が聞か情に賢吾を神聖視したゆえの
渇望に近い憧れの結果だろうと思っています。
だから椿があんな男に初恋を捧げてしまったも
継ぐ気の無かった佐野原組を継いだのも
犬飼の愛を受け入れないのだって
全部佐野原のせいなのです。
犬飼はテーブルの上に置いたスマートフォンのスピーカーから
聞こえる機嫌よさげな賢吾に「まったく若も甘いよね」と
賢吾も死ねばいいと思いながら苦言を呈します。
椿を苦しめる佐野原に腹を立てていると
「お前も椿の気持ちを尊重しないのは一緒だろうが」と
言われても賢吾だって佐知が受け入れてくれなければ
間違いなく犬飼と同じ行動をとるはずです。
しかもいつか東雲組を解体するというのは
佐知が言い出した事ではなく、
賢吾が目論んでいたはずの事で･･･
B5サイズ４つ折り両面にて
本作の賢吾側の裏事情が犬飼視点で語られています。
極道の差式は今の時代にそぐわない事は
東雲組の現幹部たちの身に染みているはずで
東雲組全員を抱えたまま堅気の道を行く事は
賢吾だけでなく吾郎の悲願でもあるのです。
それは簡単ではなく途方もない時間がかかるだろう道です。
それでも今回の事で東雲組の全員が
同じ方向を抜いたことは確かでした。
賢吾は佐知がそういう人間だからと言い
佐知が賢吾だけじゃ足りない、
賢吾が大事にしているものも全部大事にしたいというから
等という盛大な惚気を聞かされた犬飼は呆れて
賢吾の要件を早々に片づけ、椿の事を想う
･･･という犬飼の苛立ちVS賢吾の惚気的な小話でした。
本作が佐知視点なので
表では見えない裏事情が描かれていて面白かったです。
同じような性格の攻様2人なので
それぞれの相手がいない所では表も裏でも
良くも悪くもバチバチなのでしょうね。
犬飼の恋も前途多難ですが
実った方がいいのかどうかは微妙かもですね (^-^A
※他店舗特典(レビュー済)
アニメイト特典は佐野原視点でのお話です。
