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極道さんは新生活でもパパで愛妻家

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表題作極道さんは新生活でもパパで愛妻家

東雲賢吾、東雲組若頭で次期組長
雨宮(東雲)佐知、雨宮医院三代目

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

大人気ハートフル極道ラブ第16弾!

史の入学式も無事に終わり新しい生活が始まるが、一息吐く間もなく授業の準備や保護者会と慌ただしくなる。だが間の悪いことに賢吾は仕事に忙殺され、家に帰ることもままならない。触れ合いが減り、心も身体も賢吾が不足する。抱きしめられれば満たされる一方で、賢吾が傍にいないと寂しさが募り、どうしても気持ちが弱くなってしまう佐知。そんな時、賢吾が伊勢崎に弱音を吐いているのを偶然、聞いてしまい、つい伊勢崎に嫉妬してしまう。そんな自分の気持ちに戸惑う佐知だが…?

作品情報

作品名
極道さんは新生活でもパパで愛妻家
著者
佐倉温 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
極道さんはパパで愛妻家
発売日
電子発売日
ISBN
9784041144244
3

(4)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
11
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

新登場キャラが意味深です

本シリーズは子持ちの任侠ヤクザの若頭と三代目院長のお話です。

攻様の愛息が小学校に入学し、
多忙過ぎる攻様と受様がすれ違う顛末を収録。

攻様は昔ながらの任侠系東雲組の現組長の息子で
若頭として実質的に組を率いていますが
幼い頃から受様に恋していました。

受様は組指定の雨宮病院の三代目で攻様の幼馴染ですが
近すぎた攻様への想いを自覚しておらず
攻様が父の隠し子を育てるために引取った事で
2人は両片思いから抜け出し、3人で家族となります。

この春から愛息は保育園を卒業し
受様の医院の看護師の弟ともともも小学校に進みます。

攻様は春休みに愛息の伯父の結婚式で渡伊した事もあって
仕事におわれる事となり、入学式が終わると早々に
仕事へと戻っていきます。

受様は多忙な攻様の代わって保護者会にも出席、
偶然から愛息の新たな友人の父親と親しくなりますが
彼ともどもPTAの広報担当となってしまいます。

受様は帰ってこれない攻様に
電話でそんな経過を報告した結果したもものの
同じく広報担当となったのが愛息の友人の父親である
と伝えられずに通話終了となってしまいます。

受様のことになると独占欲の甚だしい攻様ですし
仕事が一段落すれば攻様が付き合うことにもなるし
愛息の新たな生活についてもいろいろと話を
しなくてはなりません。

しかしながら攻様の仕事は益々多忙になっていき
攻様が家に帰ってくるのは受様達が寝顔を見るため
なんて日々に突入していくのです。

攻様は食欲添えも落ちていって
受様は会えないままに心配を募らせる事となり・・・

ヤクザの若頭の攻様と医師の受様の織りなす
夫婦漫才人情ラブコメ最新刊は
攻様が超多忙になって受様と会えなって
一騒動に発展するお話でした♪

最初のうちは前巻でのイタリア強行が
攻様のスケジュールをタイトにしているのかと思ったのですが
お話が進んでも進んでも攻様の忙しさは終わらず
受様が攻様不足でグルグルしていくのが実に楽しく

今までになく受様の攻様愛を感じさせてくれたし
受様が見えないところでヘタレてそうな感もして
とても面白かったです (^o^)/

今回は大きな事件があってスッタモンダではないんだなと
たまにはこういうのもありなのかなと思っていたのですが

攻様の多忙を招いた大きなお仕事って伏線で
受様が新たに関わりを盛った愛息の保護者も
何かあって受様に近づいたのかも!?

と思わせるような不穏な空気もチラチラ出てきて
本作は前哨戦にすぎない事は間違いなさそうです。

次巻も楽しみにしています。

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