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本シリーズは子持ちの任侠ヤクザの若頭と三代目院長のお話です。
攻様の愛息の伯父の結婚式に招待された受様達が
結婚式に花を添えるために奔走する顛末を収録。
攻様は昔ながらの任侠系東雲組の現組長の息子ですが、
若頭として実質的に組を率いています。
受様は攻様の幼馴染で組指定の雨宮病院の三代目です。
攻様が弟を実子として引取る際に受様を巻き込んだ事で
長年の両片思いを実らせ、3人は家族となります。
愛息の卒園式も無事に済んだある日、
愛息の伯父のマフィアから結婚式の招待状が届きます。
少し前から伯父は恋人とその姪と共に暮らしていて
まだ家族になっていなかったのかと愛息はご立腹ですが
手術を受けた姪の体調を考慮してらしく、
招待された受様は「喜んで」と即答するも
なんと式は1週間後のハードスケジュールでした。
それでも2日後にはイタリアに到着しますが
肝心の2人は参列者に着いて喧嘩の待っ際中でした。
なんと伯父と愛息の実母の叔父がいると判明し
彼を呼ぶ、呼ばないで喧々諤々だったのです。
そんな話をきいた受様が黙っているはずはなく(笑)
自分達が彼に話を聞きにいく、と言い出すのですよ。
イタリア観光を台無しにされそうな攻様は大反対ですが
受様は愛息を巻き込んで攻様に対抗されなくても
攻様が受様に勝てるはずはありません。
はてさて受様達は式の参列者を増やす事ができるのか!?
ヤクザの若頭の攻様と医師の受様の織りなす
夫婦漫才人情ラブコメ最新刊は
愛息の伯父のイタリアンマフィアの結婚式のために
イタリアで騒動の顛末になります♪
イタリアでも持ち前のお世界気質を発揮するのは
もう受様だから仕方がないのかなと思います。
攻様が言うようにここで動かなかったら
受様じゃないと思いますし、
受様のためにとかなり裏で色々していた攻様のほうが
受様に感化されてきちっゃてるなって感じもして
楽しく読ませて頂きました。
愛息の伯父と実母の叔父は
彼に恋するフランス人と20年以上も同居しながら
恋人関係になる事を拒否しています。
それには彼の複雑な家庭環境と
同居人かに逃げた過去が関係していて
相当に拗れてしまっているのですが
そんな彼らに受様は
自分達の過去を重ねてもいて放っておけないのですよ。
受様の頑張りはもちろんのこと
攻様を助けるために日本の残った攻様の側近も
奔走する事となりますが
終わりよければすべて良しというか、
途中経過でスッタモンダしたとしても
最終的には"2人でいる幸せ"が一番ですよね。
次なる騒動も楽しみにしています (^-^)v