全てに恵まれた映画監督と初恋未満の小説家、NYセレブの本気の恋!

映画監督の寵愛メソッド

eigakantoku no chouai method

映画監督の寵愛メソッド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
2
得点
52
評価数
17
平均
3.4 / 5
神率
23.5%
著者
神香うらら 

作家さんの新作発表
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イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784041074572

あらすじ

新人小説家・椎葉慶は、俳優である双子の弟・魁に懇願され、魁の怪我が治るまでの身代わりとしてロケ地に向かう。キュートな容姿はそっくりだが初心な慶は空港でファンをあしらえず、あわやという所を有名な映画監督・タイロンに助けられた。タイロンは慶を偽者だと見破るが、必死に魁を演じる慶のいじらしさに魅せられ、彼を密かに護る。慶もタイロンに惹かれていき──。だが、慶へ脅迫状が届き、怯える彼をタイロンは宿泊中のホテルの部屋に迎えたが、部屋にも盗聴器が!?

表題作映画監督の寵愛メソッド

タイロン・シュナイダー、世界的な有名映画監督、33
椎葉慶、新人小説家で俳優・魁の双子の兄、24

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数2

BLは甘ければ甘いほど良いと思ってます

毎度お馴染み、アメリカ人セレブ×日本人美青年のシリーズになります。
シリーズと言いつつ共通点としては、アメリカ人セレブが日本人美青年を見初めてメロメロになると言うだけなので、それぞれ単品で問題無く読めます。

で、こちらのシリーズ、とにかくめちゃくちゃ激甘なのが特徴なんですよね~。
毎回の如く、攻めが「なんて純真なんだ!」と受けにメロメロになり、受けは「すごく格好いい・・・」と攻めをうっとり見つめる。
要は、端から見るとバカップルでしかない主役二人の甘酸っぱい両片想いを、読者がニヤニヤしながら見守ると言う形になるのですが。
ここに、ちょっとした事件なんかも絡んだりして。

まぁそんな感じの、ケーキに蜂蜜を大量にぶっかけたような激甘作品。
私と同じく、「BLは甘ければ甘いほど良い!」と言う方に、ぜひおすすめです。


内容ですが、世界的に有名な映画監督・タイロン×新人小説家で俳優の弟を持つ双子の兄・慶による、アメリカを舞台とした両片想いものです。超甘々です。

怪我をした俳優の弟・魁の身代わりとして、魁のフリをして映画の撮影に参加する事となった慶。
空港でファンに絡まれ困っていた所を助けてくれた映画監督のタイロンに、不思議な胸の高鳴りを覚えます。
偽者とバレないように気を張りつめて魁を演じる中、大切に扱ってくれるタイロンに淡い想いを抱くように。
一方その頃、オーディション時との大きな印象の違いから、慶が偽者だと早々に気付くタイロン。
何故か放っておけず、密かに彼を護りますがー・・・と言うものです。
両視点で進みます。

まずこちら、しつこいですが甘々です。
弟の怪我が治り、入れ替わるまでを何とか乗り切ろうと奮闘する慶。
しかし、元来大人しくて控え目な慶は、こう次々と化けの皮が剥がれそうな事態に陥るワケです。
その度に、さりげなくフォローして慶を護るタイロン。

タイロンはですね、普段なら自分を騙そうとした人間に同情するような質では無いのです。
が、何故かあまりに純真で無防備な慶を放っておけず、見守り続けるうち、自身の中の彼に対する愛しさに気付くー。

で、楽しいのが、こんな二人の互いに対するメロメロっぷり。
撮影が始まり早々に、撮影先のホテルに宿泊中の慶の元に、脅迫状が届くのです。
「一人で置いておくのは危険だ」とばかり、タイロンが自身のホテルの部屋に慶を迎えるんですね~。
こう、盗撮機まで見つかりと緊迫の事態ではあるのですが、そこは両片想いの二人。
一つ部屋で、互いにドギマギやってるのが楽しくて仕方ないんですよ。

そもそもですね、このシリーズでは毎度の事ですが、受けは清楚系美人なのに妄想過多。
今回、小説家と言う事もあり、暇さえあれば自身とタイロンとのめくるめく愛の世界を妄想しちゃってんですよ。
ちょっとエッチな感じの。
で、タイロンを想いながら自慰。

また、タイロンはタイロンで、慶は「天使だ」と欲情を覚える自分を戒める。
そして、手を出しちゃわないように必死で耐え、慶を想いながら自慰。
もう、この二人何やってんだ!!

そんな日々の中、この入れ替わりが終わればタイロンとの関係が切れてしまう事に強い寂寥感を覚える慶。
更に、脅迫してきた犯人が、この入れ替わりに気付いている事が分かり・・・と続きます。

タイロンはですね、とにかく慶にメロメロで甘いんですよ。
まぁそんなワケで、正体がバレたら云々~は、激甘なオチになってたりします。
これ、人によってはぬるいと思われるかもしれませんが、個人的には超好みの展開なのです。
声を大にして言いたい。
BLは、甘ければ甘いほど良いのです!!

また、双子の弟君のブラコンぶりにもニヤニヤしちゃうんですよね。
タイロンと魁が、慶を挟んでバチバチやってるのが楽し過ぎるよ!!

あとですね、こちらエロが最後に1回だけです。
それぞれ自慰中の妄想では、(相手が)結構凄い事になってんですけど。
で、神香作品と言うと、受けが下着の中で射精がお約束。
今回も、乳首を攻められただけで呆気なくパンツの中に射精!
これ、エッチ時の二人の会話も最高なんですよね。
そもそも、タイロンはあまりの禁欲期間の長さに、もう辛抱たまらん状態。
慶がバスローブでシャワーから出てくるだけで、「これは妄想か? いや現実だ。妄想なら、バスローブの胸元がはだけているはずだ」と鼻血を出さんばかりに興奮する。
そして「一緒寝るだけだ。何もしない」と言いつつ、鼻息も荒く慶を抱き上げて寝室のドアを蹴り開ける。
ヤル気満々じゃん・・・。
で、慶は「いいんです。やめないで・・・っ」みたいな。
「心の準備が出来たみたいです!」みたいな。
ついさっきまで心の準備が出来てないと言ってたやんけ。
どんだけ早業だよ!!

と、ツッコミを入れまくりながらニヤニヤと読んじゃう感じなんですけど。
これ、愛に溢れたツッコミですので!

と、とにかく甘々、そして可愛い作品なのです。
とても楽しく読めました。

11

本人にとってはあわあわだが俯瞰で見れば甘々


お馴染みセレブな攻めと日本人美青年のお話。この作者様のこの組み合わせはシリーズと言っていいと思いますが、お話自体は全く別物なので単品で全く問題ありません。
今回は英国貴族の血を引く新進気鋭の映画監督と俳優をしている双子の弟の代役をすることになった駆け出し小説家のお話です。

<あらすじ>
椎葉慶(受け)は酔っ払いの痴話げんかに巻き込まれ顔を腫らして訪ねてきた弟
・魁にしばらく自分の代役をしてほしいと頼まれます。
魁と違ってコミュ障の自分には無理だと再三断りますが、魁の口車にのせられて引き受けることになるのです。
魁になるためのレッスンを受け、魁として次作の出演映画の撮影場所へ行くのですが、途中の空港でファンに絡まれてしまいます。うまく対処できなくておろおろする慶は出演映画の監督タイロン(攻め)に助けられます。
それ以来行動を共にすることが多くなったタイロンに、いつ偽物だとバレるかとびくびくしていたのですが、脅迫めいたメッセージが届きそれどころではなくなります。メッセージを見たタイロンが慶を心配し、同じ部屋で過ごすことになり、タイロンを意識し始めた慶はドキドキしっぱなしです。

慶は現在3冊ほど書籍を出している駆け出しの小説家です。人見知りで空想壁があり、どこにいてもトランス状態になり傍目に不審な行動をしてしまう傾向があります。コミュ障で引き込み利気味ですが、ネガティブというほどではなく、映画撮影という創作を間近に見るチャンスとしてとらえており好印象です。
一卵性双生児の弟・魁は、反対に社交的な性格で俳優としてすこしずつ認められていっています。性格は正反対ですが、兄弟仲はとてもよく、人前に出られない顔になった魁に頼まれ断ることができなかったのです。



話は両視点で進むので早々に慶の正体はタイロンにばれていることがわかります。
タイロンは慶の必死な様子に興味をもち、様子見するつもりで気づかないふりをしているので、慶はうまくできていると思っています。
普段のタイロンならすぐに追及してクビにするところを一卵性双生児を観察するのにちょうどいいと自分を納得させている時点で特別扱いです。
その後も、演技などできないのはわかっていながら興味半分で演技させてみたりと少しだけ意地悪しますが、基本的には他のスタッフ・俳優たちにバレないように気にかけてあげるのです。
それが今回の事件の引き金になるとは知らずに。
監督が慶に頻繁に声を掛けたりすることを妬んだと思われるメッセージが届きます。丁度その場にいたタイロンが心配し自分の部屋へ滞在させ、犯人を探ることになるのです。
もともと慶に気を遣ってあげていたタイロンですが、それ以来一人にするのが心配だといってほとんど一緒に行動するようになります。
タイロンは女性としか付き合ったことがないのですが、叔父が中年になってから目覚めたこともあり、あっさりと自分が慶に惹かれていることを納得するので、あまり自分のセクシャリティに悩むことはありません。


慶は魁だとバレないようにしないといけない上、メッセージの犯人がなかなかわからないため精神的ダメージはだいぶんキツイと思われます。でも、いつもそばにいてくれるタイロンのことが気になって仕方ないことが、逆に犯人がわからない恐怖を和らげているように感じました。
犯人がわからないまま、タイロンに色目を使う共演女優に嫌がらせされたり、部屋に隠しカメラが発見されたり、だれもが怪しいと思われる中で証拠が見つかりません。


慶本人からすればずっとハラハラしどおしでしたが、俯瞰でみているこちらにははじめからタイロンに守られていて甘々です。
犯人がわからないドキドキもあって、全体的に面白かったです。
タイロンが守てくれて甘やかしてくれて、サスペンスっぽくありながらとても安心して読めるお話でした。

弟の魁も決して自分勝手なだけじゃなく慶のことを心配して、できる限り動いたりタイロンとの仲を知ったときは、タイロンに遊ばれているのではないかと心配して牽制したりと兄弟愛もちゃんと描かれていました。

甘い話は疲れた心に染み渡りますよね。心の安定剤にもぴったりな話でした。
今度は魁の恋愛も読みたいです。
で最終的に2カップルがいちゃいちゃしているSSとか読めたらうれしいです。

1

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