hepoさんのレビュー一覧

チャオチャオバンビーノ コミック

天禅桃子 

塾講師に家庭教師祭り

年下攻めっていいですな。
背伸びして「(受けを)守ってあげたい」って頑張ってる姿が愛おしい。

【チャオチャオバンビーノ】 萌
出会いは12才と19才。
美少女にしか見えない優太と、塾でバイトしている大学生の要。
優太から滲み出る「攻め感」がすごい。
ファーストコンタクトでは要が優太を助けるけど、1年経って逆になっていく構図も良いです。
7才差だけど、イケメンくんに成長した優太の姿…

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SMCへようこそ コミック

天禅桃子 

時代を感じる内輪わちゃわちゃ

漫研の名前って、その学校ごとに違うものなんだなあ。
わたしの母校ではCIC(コミックイラストクラブ)という名前でした。
校舎の屋上にあった部室が軽音部の隣だったので、ドアに貼られた裸の男性が抱き合うイラストに、いつも「おお…おう」と思っていたものです。
あれから数十年。
まさか自分が率先して裸の男性が絡み合う作品を読みまくっているとは思いませんでした。

【SMCへようこそ】(4話)

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マンハッタン恋物語 コミック

天禅桃子 

4組の恋模様をチラ見

NYを舞台にした4組の話。
1話ずつが短い上に飛び飛びなので、充足感はないかな。

【ジェルファルレイの恋人】
超多忙な有名財閥の会長・ロックを恋人に持つ花屋の店員・ダイヤモンド。
立場が違いすぎて不安になる気持ちを、先回りして癒してくれるスパダリでした。

【2月のスイートヴィオラ】
頭は良いけどバカという自覚のある健司が、姉を訪ねてやって来たNYで出会った恋。
ダイヤモンドの…

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恋人アソート(表題作 1階のふたり) コミック

雲之助 

本編のイメージを大切に

初登場CP2組と、既刊本のCP3組。
元ネタとなる3冊(『幸せになるのさ!』『きみに注ぐ』『男の子と恋』)を読んでおいた方が分かりやすいけど、読んでいなくても何となくは分かる。
ただ横のつながりが内輪ネタみたいに感じてしまうかもしれないので、読んでおいた方がいいのかも。

【1階のふたり】 萌
同じアパートに、自分たち以外のゲイカップルがいることを知った翔太と明夫。
大学生で、付き合っ…

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この恋バズりますか? コミック

75(三毛ナコ) 

萌える要素が足りない!

一度手を出した作家さんはなるべく読破する派なので購入。
某大手動画配信サービスで、国際同性婚カップルのチャンネルを見るのが日課になって久しいですが、ついにこのジャンルの漫画が出ましたねぇ。

大学進学を機に上京したものの、仕送りゼロ。
生活費を稼ぐべく動画配信をするも、鳴かず飛ばず。
知り合いの大物配信者に相談した結果、同居を始めた夏生(なつお)と壱也だったが…。

夏生が企画担当+…

2

こころの実 コミック

雲之助 

お父さんがあり得ない

田舎暮らしってなぜかすごく魅力的。
家庭菜園とか、草むしりまですごく楽しそうに見えます。
自宅の庭からは目を背け続け、夫がわたしのために作った家庭菜園コーナーも見事に雑草畑になっているにも関わらず、こういうのには憧れてしまう。
でも実際に自然と対峙するのは無理!という自然恐怖症のわたしには、こういう作品で楽しむくらいがちょうどいい。

誰とも深く関わらず、ひとりこころ静かに暮らしたい。

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終わらない友情と片恋論 コミック

美和 

言わなきゃ分かんない、けど、分かれー!

もやる。
もやりにもやりまくる。
そして最後まで読んでも、そのもやもやが綺麗には晴れません。

恋多きゲイの実咲にとって、大学からの友人・晴真は唯一全てを曝け出せる相手。
失恋しては愚痴を聞いてもらい、また次の恋に向かえるエネルギーを蓄えられる場所。
恋人にフラれて職も家も失った実咲は晴真の家へ転がり込んで…。

晴真目線で始まるので、最初の段階から晴真の気持ちが分かる仕様になって…

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オオカミくんは俺しかいらない コミック

美和 

2年生?3年生?

どうでも良さそうな些細なことが気になってしまう人間です。
それゆえに気になってしまった。

冒頭で「高校生活2年目」って言っているにもかかわらず、文化祭では「3年B組」って言ってるし、ハルが着ているクラスTシャツも「3ーA」。描き下ろしでも教室に「3年B組」って書いてある。
エピソード的には2年生感が溢れてます。
「彼女欲しい!」という一心で、高身長で一匹狼のハルに「秘訣」を伝授してもら…

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ラクダ使いと王子の夜 コミック

緒川千世 

表題作以外のクセが強すぎる

表題作はいいのに、同時収録が…。
ガチ兄弟、ガチ親子が無理な方は、後半は全面的に無理だと思われます。

【溺れる魚】 萌
「自分を好きな人とは付き合わない」という宇佐美と、恋愛はしないという岸。
最初のページで「え?」って思っちゃったんだよなあ。
思いっきり自分に好意丸出しな女子を口説いてるじゃないかと。
宇佐美の「愛人の子である自分は愛される価値のない人間」っていうひねくれた感情と…

1

王子の箱庭 コミック

緒川千世 

表題作は再読推奨

監禁ものが苦手な方はご注意を。
かく言うわたしも監禁ものは苦手で、数年前に読んだきり読み返していませんでした。
「監禁!」というだけで心のシャッターを閉じてしまったせいで、初読のときには見えなかったものが読み返したことで見えてきました。
初読時よりは萌えました。

【王子の箱庭】(3話)【王子の中庭】(描き下ろし) 萌
生まれたときから父の会社が傾くまでの12年の相田、甘やかされて…

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