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恋人アソート(表題作 1階のふたり)

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表題作恋人アソート(表題作 1階のふたり)

同時収録作品3階のふたり

リーマン 田丸かずや
リーマン 同じ会社の先輩 みのる

同時収録作品幸せになるのさ!/more

リーマン 小松冬馬
かわいい彼氏 南原歩 

同時収録作品きみに注ぐ/more

リーマン 大島翔
研究で忙しい彼氏 安藤祐一

同時収録作品男の子と恋/more

スナックのボーイ 立花隼人
童話作家の彼氏 西園巡

その他の収録作品

  • キャラクター紹介
  • あとがき

あらすじ

明るいイチャラブな大学生カップル明夫+翔太と、甘い関係の社会人カップルみのる+かずやは同じアパートに住んでいます。
異なるお味の4人は互いに反応し合って自分たちの恋のカタチを見つけます。
心がほっとする優しいお話2本とさらに大好評既刊「幸せになるのさ!」「きみに注ぐ」「男の子と恋」の激甘なスピンオフをどんと3本(!!)描き下ろしで収録。口どけやらかい、10人5カップルの恋をどうぞお楽しみください。

(出版社より)

作品情報

作品名
恋人アソート(表題作 1階のふたり)
著者
雲之助 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
シリーズ
恋人アソート
発売日
ISBN
9784758072175
3.7

(66)

(20)

萌々

(21)

(18)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
20
得点
242
評価数
66
平均
3.7 / 5
神率
30.3%

レビュー投稿数20

本編のイメージを大切に

初登場CP2組と、既刊本のCP3組。
元ネタとなる3冊(『幸せになるのさ!』『きみに注ぐ』『男の子と恋』)を読んでおいた方が分かりやすいけど、読んでいなくても何となくは分かる。
ただ横のつながりが内輪ネタみたいに感じてしまうかもしれないので、読んでおいた方がいいのかも。

【1階のふたり】 萌
同じアパートに、自分たち以外のゲイカップルがいることを知った翔太と明夫。
大学生で、付き合って半年の自分たちと、社会人同士で2、3年一緒にいるかずやとみのるの関係の違いに、「ああいう感じがいいなあ」と思った明夫は、「かずやとみのる」ごっこを提案するが…。
自分たちには自分たちの良さがあって、ひとの真似をしても楽しくないよという話でした。

【3階のふたり】 萌2
3階に住むかずや×みのる。
静かな雰囲気が好きなかずやと、わいわい騒ぐのが好きなみのる。
出会いのときからの回想もあって、自分と正反対なみのるにかずやが惹かれた経緯もしっかり分かります。
お互いが無理しない範囲で、好きなことを受け入れられたらいいよねというCP。
こういう関係、素敵だなあと思わせる2人です。

【幸せになるのさ!/more】 萌
大好きなCP、包容力の小松と可愛すぎる歩。
この続編はちょっと読みたくなかったかも…。
歩に優しくて可愛がりすぎるほど可愛がる小松の本能部分の話。
可愛がりたい、優しくしたいという気持ちの奥底に芽生えた「酷くしたい」という気持ちが描かれていて、うーーーーん、これは誰得な話なんだろう?と思ってしまった。
小松の知られざる一面を知ったところで、優しく包み込むような小松が好きだった読者は「…お、おう」としか思えないと思うんだけど…。
みんなには絶対見せない一面を小松には見せちゃう!とか、そういうレベルの問題じゃない気がして…。
ほわほわ可愛いタイプが加虐志向を掻き立てるのは何となく分かる、けど、小松はあのままでいてほしかったよ…。

【きみに注ぐ/more】 萌2
男女問わずウェルカムなチャラ男だった大島翔×生真面目すぎる安藤祐一。
大島翔が歩の同僚だったことにびっくり。
さらに安藤祐一と同じ研究室に、『男の子と恋』のあかりがいるという。
合理的かつ論理的思考の安藤祐一が、大島翔の気持ちを慮るという画期的な出来事が起こります。
心の機微を理解しない四角四面な人物に、大切な人を大事にしたいという感情が芽生える瞬間っていいですね。

【男の子と恋/more】 中立
雲之助さんの作品で、唯一主人公を好きになれなかった作品の続編。
よく分からないけど付き合い始めてもうすぐ1年になる隼人と巡。
「自分が巡を嫌いになることはありえないけど、巡の気持ちがいつか変わるかもしれない」と不安になる隼人に、巡の言う台詞が…。
いいこと言ってるんだけど、この子がいいことを言ったところで本編で隼人の告白を「男同士なんて普通じゃない」というきつい言葉で一刀両断にした人間が何を、どの口で言うか⁉︎としか思えないんだよな…。

続きが読めるのは嬉しいけど、本編とあまりにも人格的に違う/変わったところを見せられると悲しい。
そういう気持ちになった作品集でした。

0

既刊アフターストーリー詰め合わせ

雲之助先生を極めたい人用の本です。「幸せになるのさ」「君に注ぐ」「男の子と恋」既読で読むことをオススメします。

1階のふたり
◾︎翔太×明夫 左右不明
可愛い大学生

3階のふたり
◾︎かずや(年下攻め)×柏木みのる(仕事出来て万人に好かれるタイプ) 同じ会社
柏木さんみたいなタイプはモテるよね!!ゲイだったのかどうか書かれてないけどどうなんでしょう?

◾︎幸せになるのさ more
この雰囲気とーーっても好きなのですが、歩が華奢すぎて女の子に見えちゃうんだよなぁ。
めちゃくちゃ優しい攻めの、受けを愛しているゆえの豹変って滾りますよね。

◾︎君に注ぐ more
水沢さんじゃないですか!「男の子と恋」でかなり重要な役目を果たした僕っ子の女性です。
「君に注ぐ」のあとがきに書かれていた安藤のお口で…が遂に!!

◾︎男の子と恋 more

0

はぐくまれてます。

恋人たちのお話ですね。これまでの本のアソートかと思われます。
この中ではきみに注ぐと男の子と恋しか読んでません。

きみに注ぐの二人は大島が就職して一緒に(全カップルともに)住んでるんですね。
安藤が忙しくて大島にひとりぼっちの部屋に帰らせて申し訳ないと料理を作ることに。
大喜びの大島。安藤も大島に寂しい思いをさせて悪かったとか好きだとちゃんと伝えます。相変わらず真面目ですね。前よりラブラブな二人でした。

男の子と恋
こちらも一緒に住んでるようですね。前は同じマンションの上下の部屋でしたが。
相変わらず巡の言うことが面倒くさいです。わかるけど、仕事柄言葉にこだわるのかな?
結局がしっドサーッぎゅっです。

どのお話も付き合って半年から3年とか仲良く続いてるカップルで愛情を確かめ合う感じですね。はぐくまれてます。

0

the「雲之助」の詰め合わせ

計5カップルのお話が詰まった短編集。

「1階のふたり」
同じアパートにゲイCPが2組。お近づきに、とお鍋パーティー。
若い明夫x翔太はキャピキャピCP。まだ落ち着きも無いけど、仲良く続いて欲しいですね。で、どっちが攻め?翔太かな?

「3階のふたり」
年長CPのかずやxみのる。元々みのるが上司?だったみたい。みのるは皆に優しくて、皆に好かれてて。でもかずやはそんなみのるが好き。本当は騒がしいのは苦手だけど、みのるが楽しそうだから自分も嬉しい、でも2人の時は構って、って。甘え攻めですか?これは。萌え。

「幸せになるのさ!/more」
ほのぼの甘々CPにもある、突き上げるような激情。
歩に優しくしたい、でもめちゃくちゃに抱きたい…
小松はそんな気持ちを閉じ込めようとしてるんだけど、遂に歩にその気持ちを言う。そしてシャツを引きちぎり…
小松は考えたことあるのかな?歩だってめちゃくちゃに抱かれたいって思ってたかも知れないよ。
Hでの要望を伝えるのって……難しくて大切。

「きみに注ぐ/more」
研究者の安藤は、もう何日も家に帰ってない。連絡はしてるよっていう態度。
でも自分が真っ暗な部屋に帰った時に感じた事は…
パートナーの大島に料理を作って一緒に食べよう、「幸せに〜」の歩に教えてもらって。
もちろん心は通じて、甘いHへ。ごちそうさまです。

「男の子と恋/more」
お互いクリスマスが繁忙期の隼人と巡。1日遅れでチキンとケーキとシャ○メリーで2人のパーティー。付き合って1周年の2人の気持ちは…
巡の、良い事も悪い事も有り得てそれでも、この先隼人を好きでいたい、という気持ち。
隼人は、それ聞いてドタバタ。
本編では隼人→→→→←巡だったけど、今は同量ですね。60年一緒にいてね。

巻末、「〜/more」の3CP・6人のキャラ紹介+あとがき。

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タイトル通り

いろんなカップルのお話が楽しめます。
最初に入っている、アパートで同居をしている2組のカップルのお話ですが、1組目のカップルのお話がとても好きだと思えました。

友達のような、家族のような、読んでいるこちらが「この2人お互いが本当に大好きなんだなぁ」と思える2人です。
というか、このお話に出てくるカップル全員がそんな関係です。
「大好き大好き」と全身で言ってるようなカップルばかり。

大きな事件も起こらず、何気ない日常で毎日かわす当たり前の会話。
たまに起こる以ささいなすれ違い。そんな中で「やっぱりこの人が好きだ」というのを認識しているお話ばかり。
ここに出てくるカップルはみんな最初からカップルで、最初から同居しています。

ハラハラドキドキは味わえないけど、本っっ当に読んでいる間、ほっこりした幸せな時間を味わえました。素敵な短編集だと思います。

後半以降に入っているお話は別の単行本のカップルのその後を描いているようなので最初から出来上がっていて当然なのですが、私はどれも未読なために、そっちを読んでいたらもっと楽しめたかな、と思います。
「幸せになるのさ!」というカップルのお話がとても好みな内容でした。
好きすぎて抑えがきかない、むちゃくちゃにしたい、でもそれが怖い…

のろけのようなんだけど、好きすぎでどうしようと泣く攻めキャラにとても胸打たれました。しかし、最後の1Pを読んで思ったのですが、これは男女でも成り立つストーリーな気もします。
作者さんはこのお話にとても愛着があるそうなのですが、これだけ読むとこれがBLである必然性とは如何に?と少し思います。これも前作を読んでいないため感じたことかもしれません。
機会があれば前作を読んでみたいと思いました。

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