ラクダ使いと王子の夜

rakudatsukai to ouji no yoru

驭驼人与王子的夜晚

ラクダ使いと王子の夜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神82
  • 萌×265
  • 萌27
  • 中立17
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
38
得点
768
評価数
203
平均
3.9 / 5
神率
40.4%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥638(税抜)  ¥689(税込)
ISBN
9784799714539

あらすじ

ここは本当におとぎ話のようだよ。
寝床はふかふかで、おいしい料理は食べきれないほど。
おふろは薔薇の香りがするんだ。
――でも、ここは僕の生きる場所じゃない。

キャラバンの孤独な少年が、砂漠で出会ったのは王子様でした。
素敵な夢があって、努力家で、とても優しい王子様。
知れば知るほど、つのる想いを止められない少年でしたが、出て行く決心をして――。

広い夜空に瞬く小さな星のような、慎ましくも純粋な恋のおとぎ話。

表題作ラクダ使いと王子の夜

アルファルド,海上貿易商の息子
カマル,旅の商人の民

同時収録作品溺れる魚

宇佐美 幸彦(高校生・老舗ホテル御曹司)
岸 隼人(高校生・水泳部)

同時収録作品くさった螺旋

金井 秀(小金井 秀明) 人気俳優
小金井 中(高校生・息子)

同時収録作品いびつな欠片

小野田実咲(弟)
小野田拓海(兄)

その他の収録作品

  • あやうい饗宴
  • ラクダ使いが消えた朝(書き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数38

ねじれて狂気な不幸の話。

美しいアラビアンナイトが読みたい。表紙に魅かれたのに。
巻頭の物語は高校生の天邪鬼で切ない恋の話。『溺れる魚』
自分を好きにならない人が好き。なんて、思春期の女子学生が言いそうな言葉を真に受ける健気な岸。なんて哀れで綺麗なんだろう。読了してみれば、この狂気を集めた短編集の中で、一番ホッとする物語だと気付く。そして、表題に持ってこられた『ラクダ使いと王子の夜』のインパクトの弱さ。
しかもアルファルドは王子では無い。作者も書いているように、ちょっと金持ちの息子というだけだ。あまりにも短くて、ちょっと残念に思う。
そして何よりも『いびつな欠片』『腐った螺旋』の2時間サスペンス的な、ありふれた狂気のインパクトに全て持っていかれる。ありふれた狂気なのに。良く聞く話なのに。破滅しか無い。
やり切れなさ。ソフトなパンの間に挟んで食わせてしまえという、確信犯的な作者の意図は分からなくも無いけれど、それでも。この一冊を貫く主題は持っていて欲しかったと思う。それがものを書くということの矜持なのじゃないかと思う。

2

おとぎ話以外がキツイです

綺麗な表紙とおとぎ話のようなタイトルに引かれました。短編集だったのですね。
開いたら高校生がいてびっくりしました。

溺れる魚
自分を好きな人は嫌いな宇佐美。そんな宇佐美を好きになってしまった岸。
言えない気持ち。言ったら終わってしまう関係。
宇佐美は岸が好きだと言うから違う人が好きだと答える岸。切ないですね。
そこに宇佐美や岸の複雑な家庭の事情も重なります。
やがて気持ちが伝わりそれでも嫌われず両想いに。
水のイメージが強いですね。

ラクダ使いと王子の夜
砂漠で倒れていた王子を助けたカマルが今度は王子に助けられ一度は別れて村へ帰りますが大切なラクダを売られてしまうと聞いて逃げ出し嵐に巻き込まれ王子にまた助けられます。
王子とカマルはどんな関係になったのかな?王子はわかりますが。最後に二人で裸でベッドにいたので恋人になったのかな?

いびつな欠片
追い詰められた兄が鬼畜です。でも弟もなんで言うこと聞いちゃうかな。狂った関係です。ご褒美の為に悪さする弟、親の期待に応えられない兄、お互い執着してて。兄も弟を逃がさないって。顔に怪我させるのは酷かったです。萌えませんでした。

くさった螺旋
こちらも狂ってます。生まれた意味が悲しすぎる。でも父は離れようとしたのに息子は離さないようです。守ってあげるって。

最初の二作とくに表題作が綺麗なお話だったので、その分のエロと毒を読まされた感じでしょうか。
近親物ですし依存執着破滅型ですね。

2

先生らしさの詰まった静けさを孕んだ短編集

 ページ数は表題作が最多だと思うのですが、何となく最初の『溺れる魚』の方が印象に深く残るなぁと感じましたし、個人的にも一番好きな作品でした。『溺れる魚』は受けの岸が水泳が好きで何度もプールのシーンが出てくることもあって、とても清涼感のある青春が表現されていたと思います。片想いする受けと、自分に好意を向けられていると分かると気持ちが冷めてしまう複雑な攻めとの対比が切なくもあり甘酸っぱくもあり。最終的にはハッピーエンドだったので後味もすっきりです。静かに物語が進んでいく感じも緒川先生らしさがあって好みでした。

 表題作はこの作品の中で一番読みやすいものなのではないかと思います。優しい攻めに優しい受け。砂漠のある異国の物語なのでいろんな波乱も予想しましたが、表題作の割には結構あっさりしています。可もなく不可もなくという感じでした。

 『いびつな欠片』『くさった螺旋』は最終的にキャラ同士が繋がっている同じ世界線の物語ですが、どちらの攻め受けもそれぞれに歪んでいて面白かったです。前者は弟×兄、後者は父×子です。こう聞くと受けである兄や子の方が攻めを無理に受け入れているんじゃないかと想像してしまったんですが、どちらもむしろ受けの方がより歪んでいて狂気を秘めている感じでした。攻めは歪んだ受けに囚われてしまった哀れな男、という印象でしたね。『カーストヘヴン』が難なく読める方なら、問題なく読める作品だと思います。

0

おとぎ話とダークな話

表題作「ラクダ使いと王子の夜」は従順で素直でかわいい受けを、王子様が庇護する、おとぎ話のようなお話なのに、同時収録は表題作とは真逆、ガチ兄弟、ガチ親子のダークな病んだ話です。
ガチ兄弟の話は、兄に異常なくらい執着してる弟と、出来の良い弟へのコンプレックスに囚われている兄。最初は弟の気持ちを利用して貶めるけれど、自分への執着が心地良くなってしまうのに狂喜を感じます。
ガチ親子の話は、子供を引きとる理由がこわい。それを受け止め、親子で堕ちた世界で生きていくんですね。

0

すごく病んでます\(^o^)/

この著書の題名はラクダ使い~ですが1話完結なのでどちらかと言うと他の話がメインな感じがします。
あとラクダ使い~以外はほぼタイトルの通りすごく病んでいると言うかダークなお話です(@_@;)

【溺れる魚】
水泳部の黒髪男子が主人公でお相手は金持ちタラシボーイです。
せつないと言うか二人のすれ違いなどもありましたがハッピーエンドで良かったです!

【ラクダ使いと王子の夜】
アラブ系の話ですが奴隷として金で階とって夜な夜などうこうするお話ではなくて安心しました✌
心優しい青年と王子の純粋な恋愛の話だったと思います。
読んでいて心がほっこりしました♥

【いびつな欠片】
題名の通りすごくいびつです。
兄弟のガチ近親相姦のお話なので地雷な方もいるかと思います(´・ω・`)
最初病んでいるのは親に認められたく弟を貶めようとする兄だけかと思いましたがそれを甘んじて受け入れてる弟も弟でお互いに病んだ愛情を持っていたのだと思います。
暴力系が苦手なもので熱した鉄をジュッはきつかったです、、、
親に認められたい、そういう思い出弟を貶めた兄でしたが結局願いは叶わず今後二人はどのような道を歩むのかが心配になりました。(まぁそもそもこの二人の関係事態が心配の塊ですが笑)

【くさった螺旋】
こちらもまたいびつな親子のお話です。
自分過去性的な玩具にされていたためその時に孕んだ息子を自分の玩具にするトチ狂った親子の話です(゜-゜)
息子を性的な玩具扱いする親のほうが頭がおかしいと思っていましたがラスト数ページで父の愛を独占したい、この狂った父を知っているのは自分だけだと言うことに快感を感じています。息子のほうがどうかしてますね(^◇^)
どのような過程、いつ頃から息子にこのような行為をはたらいていたかは描かれていませんが受け入れ方などが気になります。
所かまわず行為に至るするなんて、、、リスキーすぎますよお父さん!!
あと担任の女教師爪長すぎるから切りなさい!!!笑

近親相姦は好きなのですがあまり病んだ話が得意ではないのでこの評価です。

0

ジプシー/アlove++病みBL


弟×兄の病みBL、「いびつな欠片」から。
まず入りがすきでした。僕にとって弟は 生まれた時から自分の地位を脅かす邪魔者でしかなかった
そう思い続けてきた弟が、自分に興奮しているという弱みを握って脅し、蹴落とした。そのシーンは少し過去に遡るのですが、現在なのか過去なのかが絵だけではわかりませんでした。
あの女の子が八代総合病院の院長の娘だって知ってたのか?、僕の体には一縷の価値も生まれはせず 他を貶めることでしか自分の価値を見い出せず、の台詞もとてもよく。
なのでここで終わり!?感が強く、もう少し先も読みたかったなぁと。
次、父×息子の病みBL「くさった螺旋」。
設定が凄い。女生徒から性の玩具って…どういう…。こちらも短めでしたが最後、いつかは受けに、狂った攻めが喰われるだろうなという予感が残されていて。もう既に…。その中で冒頭のいじめられっ子と交えて、復讐は重なっていくものだといわれた気がしました。個人的に、繰り返されていくのではなく重なっていくのだと思います。
中と書いてあたると読むの、ひやっとする。
「溺れる魚」。
"いつも"濡れている岸くん(受け)がキャラ立ちしてる。淀んでいるように見えて、爽やかさが滲んでいるのが凄いなぁ!
そして表題作「ラクダ使いと王子の夜」。
サディーク 人間は むつかしいね、って。ラクダに話し掛けるのです。ラクダ使いはとても可愛らしいこ。
凄く好きなお話でした。読んでいる途中からそう思って。「涙に暮れても もう見失わない」という前向きな別れがあって、ラクダ使いが、生まれ変わったら…と想うところでふたりはまた巡り会うのですが。
ラクダ使いが自分を育ててくれた隊長のこと(敢えて送り出してくれた)を誤解したままなのと、王子のラクダを理由にしたようなプロポーズ(!)はちょっとだけ惜しかった、、けど、誤解は、隊長からの愛の深さだとその後の描き下ろしで記してあって、涙浮かびました。
当のふたりにはえちシーンもなく(キス,事後は描き下ろしであり)、純愛で際立った効果としてもよかったです。
緒川さん、ハッピーエンド主義者だったのですか…、!

0

キラキラとブラックのMIX短編集

これまで「カーストヘブン」、「PINK GOLD 2」掲載作といったブラックな緒川作品しか読んだことがなかったので、こちらの短編集はブラックなのも読めつつ、キラキラな方を知るのにちょうどいいかなと思って買ってみました。

前半2作でキラキラな緒川作品、後半2作でブラックな緒川作品が読めます。

まずはキラキラ2作品。

『溺れる魚』(63P)
これ良かった~!
好きになった相手に好きになられると途端にさめる〔宇佐美〕と、人を好きになった経験がない〔岸〕の、切ない両片想いなピュアラブストーリーです。
トーンの瑞々しさが少女マンガっぽいキレイでさらっとした絵柄によく合っていて、作中ずっと濡れてる岸くんは特に色っぽいです。
キャラも少女マンガに出てくる男の子二人って感じなんですよね。
いわゆる少女マンガ風BLって受けの子にはヒロイン像が投影されがちですが、「いやいやBLとして読みたいのはそうじゃないのよ…A王子様とB王子様をいちゃいちゃさせてほしいのよ」と常々思っている私の欲求不満を満たしてくれる非常に理想的なカップリングでした。
ストーリーも思春期ならではのキラキラと鬱屈が詰まっていて良かったです。

『ラクダ使いと王子の夜』『ラクダ使いが消えた朝』(68P+8P)
砂漠が舞台のお話。
キャラバンで生きる外の世界を知らない少年〔カマル〕と、陸(砂漠)に生きる人々を見捨てられない海上貿易商の息子〔アルファルド〕、別々の世界で孤独を感じながら生きる二人のまさにおとぎ話のように優しくて素敵なお話です。
夜空の主役である月と星に例えられた二人の関係がロマンティックでとても美しいです。
(「月」はアラビア語でアル・カマルと言い、アルファルドはうみへび座の一番大きな星です)
カマルの育ての親代わりの老夫婦(なのかな?)と、カマルの唯一の親友であるラクダのサディークの愛もまた美しいです。
ちょっと泣いちゃった。こういう話にすごーく弱い(TT)

ブラック2作品のレビューはまとめて。

『いびつな欠片』(24P)
これがPINK GOLD掲載作なのですね。
兄弟モノ好きなので、レビュー読んで気になってました。
ガチ兄弟。弟×兄。

『くさった螺旋』(26P)
こちらはPINK GOLD 2で拝読済み。
これで緒川さんにハマったと言っても過言ではないです。
ガチ親子。父親×息子。

『あやうい饗宴』(8P)
上記2作品のコラボ。

18禁アンソロ用に描かれたものなだけあって、どちらも禁忌と異常の掛け合わせで非常に歪んで腐ってます。
ただ面白さでいくと、『くさった螺旋』の方が圧倒的に面白い!
息子の出生からして「いくら何でも人としてそれはダメだろう…」という胸糞悪さで、かなり振り切れてます。
あと何と言っても、しっかりオチがあるのがマンガ的に良いです。
ぞわっとしました。

そんな『くさった螺旋』を先に読んでしまっていたせいで、『いびつな欠片』はちょっと物足りない。
綺麗な顔を傷物にするのは、不細工な私からしたらそりゃまぁ「なんて勿体ないことを!!!」とは思いますが、自分の人生の全てを投げ捨ててるこの弟にしてみたら今さらそんなこと何でもないことだろうと思うので、対価としては随分アンバランスな感じがします。
要するにお兄ちゃんは、歪んではいるけど壊れちゃってる弟に比べるとまだ普通なんですよね~
この二人は出来たらもう少し先まで見たかったです。
兄のそもそもの歪み始めが毒親に端を発しているってのがやるせないですね…
読み物としての面白さよりも、この兄弟を気の毒に思う感情の方が勝ってしまいました。

描き下ろしの『あやうい饗宴』では、2カップルのイカレっぷりの差がよく出てて面白いです。
親子の方は完全にイっちゃってますね。
兄弟の方はこの先どっちに転ぶのかな?と気になる感じが残ります。

0

歪みきれてないような...

他の方も書かれていますが、作風の振り幅が大きいです。作者さんがあとがきで書かれている通り、アクの強い作品とそうでない作品を同居させること自体は悪くないと思います。私の中で評価が低くなってしまったポイントはそこではなく、当の歪んだ作品に厚さを感じられなかったことです。

病んでいたり歪んだ作品は描く方を選ぶと思います。ストーリー自体歪ませようと思ったらいくらでも歪ませることはできるけど、ストーリー負けしないくらい絵に雰囲気を持たせることは難しいと思います。
今回載っている話二つとも、ストーリー自体は十分に歪んでて面白いけど、絵がそのストーリーについていけてない印象がありました。 歪んだ話にしては絵がサッパリとしすぎているし、闇があまり伝わらず、こういった作品独特の後を引く読了感がありませんでした。

上からな感想になってしまい本当に申し訳ないです。

3

さいこうすぎる

溺れる魚:受けがFree!の主人公かと思った。2013年8月7日発売のMAGAZINE BE×BOY初出なので無関係でしょうけどビジュアルが黒髪無表情なのと水泳依存キャラなので連想してしまった。攻めはいつもどおりスパダリ。「俺は俺を好きな人がきらい」だそうです。そういう攻めに好かれたままでいたいから「好き」って言えない健気な受けとか、萌えどころはいろいろある気がするんですけどなぜかあんまり萌えなかった。
ラクダ使いと王子の夜:表紙どおりかわいいはなし。アラブものだとこういうかわいい御伽噺調の方がすきです。スパダリ攻め×純粋受け。僕っ子ですが、緒川先生らしい色気のある子でショタっぽくなくて綺麗でかわいい感じ。受けの素直さとか性格の良さとかに地位のある攻めが惚れ込んでいくタイプの話で、少女漫画っぽい。長編で読みたい話です。どうでも良いんですけど緒川先生って老人を描くのうまい。
いびつな欠片:ちゃらく見える弟×黒髪メガネ兄。設定は嫌いじゃないんですけど、自分の好みと受け攻めが反対なのであんまり萌えられなかった。黒髪メガネ兄にいじめられる弟受けでよろしくお願いしたかった……。
要領の良い弟に嫉妬する要領の悪い真面目人間の兄の話です。弟は兄を一途に愛しているんですが、ある日兄でオナニーしてるところを当の兄に見付かって、いつか弟をハメてやろうと思っていた兄におどされ、女装半裸写真をクラスメイトに晒し、えらいことになって親にも見放されます。そのご褒美に兄とセックスさせてもらい、作中時間に至る。兄は兄で自分を求めてくれるのは弟だけであることをわかっているので、弟の執着を利用して自尊心を満足させているという地産地消的なエコカップルです。
「くさった螺旋」もそうなんですが、わたしリバ全然好きじゃないんですけど、緒川先生の攻めが受けみたいに性的虐待されているのはむしろ萌えます。ふしぎ。消費対象としての男性性的な。
しかしこんなに真面目に勉強してる子に面と向かって「おまえの成績じゃ(T大医学部は)まず受からねえよ」とか言う正直すぎる先生に笑ってしまった。
くさった螺旋:人気俳優父(27~33くらい)×高校生息子。父は中学生の頃に女生徒から性的ないじめを受けており、相手の女生徒の1人が妊娠したところ、損害賠償請求の代わりにそのお腹の子を引き取った。その子が受けで、父親は復讐としてその息子をレイプしまくっているわけです。父親はかなり壊れてしまっていて、楽しんでレイプしているわけではなく、レイプによってどうにか精神の均衡を保っている感じで、むしろ息子の方が父親の憎悪を利用して自分に縛り付け、からかって遊んでいる感じです。こわい。でも受けの子が非常にかわいい顔と性格をしているのでぜひこの2人の話をもっと読んでみたい。今までにない感じですごく素敵です。
あやうい饗宴:「いびつな欠片」の2人のところに「くさった螺旋」の息子が訪ねてくる話。息子ちゃんほんとかわいいけど病院でセックスしてはいけない(戒め)。
ラクダ使いが消えた朝:表題作のアフターストーリー。つくづくええ話やな……。

3

いろいろなテイストの1冊

アラブあり、病みあり、禁忌あり、様々なテイストが詰まった1冊です。病んでるお話や痛い系は苦手なんですが、この作品は大丈夫で、何度も読み返しています。

『溺れる魚』
自分を好きなままでいてもらうために、つく嘘が切なかったです。永遠の片思いから、かけがえのない存在に代わる様子に萌えます。

『ラクダ使いと王子の夜』
カラーのページが綺麗です。ラクダのサディークが可愛くて、お別れのシーンでは涙が出ます。おとぎ話のようにゆっくり流れるストーリーに、心がホッコリします。

『いびつな欠片』
弟の異常な執着愛にゾクゾクします。お互いにのめり込んでいく様子に、萌えます。

『くさった螺旋』
女生徒達からのイジメと、自分の玩具にするという理由で息子を引き取った、父親の過去が恐ろしいです。お互いに精神安定剤になっている危うい関係にゾクゾクします。このお話が一番好きです。

3

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