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表題作 誤算のハート

烏童隆太 → 羽多野渉

三城俊久 → 松岡禎丞

その他キャラ
烏童隆之[興津和幸]/ 清竹誠司[新垣樽助]/ 門田先生[本田裕之]

あらすじ

なんて厄介なんだ、恋ってやつは。
「俺と、付き合っちゃう?」軽い気持ちで、始まった恋に侵蝕されていく――。
真面目で成績優秀な烏童と、チャラいけど純粋な三城のウブな恋模様。
さらに、烏童兄の切ない片思いを描く、スピンオフ作品
「終わらない不幸についての話(単行本未収録)」も収録予定!
緒川千世が贈る、不器用な恋愛をたっぷりと音声化――!

作品情報

作品名
誤算のハート
著者
緒川千世 
媒体
CD
作品演出・監督
立石弥生
音楽
BAMBOO
脚本
椎名理生
原画・イラスト
緒川千世
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
シリーズ
誤算のハート
収録時間
70 分
枚数
1 枚
発売日
JANコード
4996779022687
4.5

(113)

(72)

萌々

(30)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
507
評価数
113
平均
4.5 / 5
神率
63.7%

レビュー投稿数17

ぴったり!

初めてです、こんなに声がぴったりだと思ったの。
さらにいうなら、ドラマCDを聴いて原作がめちゃくちゃ好きになったのも初めてです、多分。(原作既読で、それなりに好きだったんで聴いたんですが、普通の出来だったら原作と同じ萌か萌×2評価だったかな...)

松岡さん、このCDを聴くまで何でか苦手だったんですが...(すいませんでした。土下座)一発で好きになりました。
本当に心の中で全力で土下座しました。すいませんでした。大好きです。
原作でも何コイツかわいい。。と思った、やめて、本当に好きになっちゃうから...のシーンとかこれ以上俺をつくりかえないで、のシーン...最高でした。切なげな声、最高です。
羽多野さんは好きなので何も心配してませんでしたが、なんの問題もありません。イメージ通りの烏童でした。優しい声なのにS~素敵。

あと…声を大にして宣伝したいのがコチラ。『終わらない不幸についての話』
コミック未収録だそうで...道理で!知らないこの話!?何!?誰!!?と思ってしまいました。(笑)
烏童のお兄さんのお話みたいですね~。切ない…。
電車の中で聴いてたのに泣いちゃって、どうしていいかわかりませんでした(笑)
うるっとくることはあっても泣いたのは初めて…?じゃないかな、多分。
何度聞き返しても身長測ってるときの、伸びるな...!のところからじりじりと感情が高ぶってきて、拒絶、のところでうわーーーー!!ってなります。(泣)
自分では終わらせられなかったこの恋を、お前が終わらせてくれ。 って。。。ここの興津さんの演技が最高すぎる。つらい。
もう、もう、思い出すだけで泣きそうです。(笑)これに対する返しも優しいからつらい。本当に。幸せになってくれお兄さん。。

ドラマCDはいいや~なんて言わないで。BL好きなら、原作好きなら、ぜひ、是非聴いてください。
これは私の中で今年1位になるんじゃないかというくらい大好きな作品でした。
緒川先生、お兄さんのお話もっと描いて...。単行本にまとめて...。お願いします切実に。(笑)

8

烏童兄、切ない

羽多野さん興津さんファンの私にとって、この上なく嬉しいCDでした。

烏童弟役の羽多野さん、思った通りの渋い声でした。
三城役の松岡さん、ホントに三城っぱくてよかったです。
ほぼ原作どおりの内容でした。
高校生にしては落ち着きすぎていて、あまりにも甘く渋い声の羽多野さん
もう聴き惚れてしまいました。
特に「ごめんね。俺のだから・・・」のセリフ、
「きゃー!」て感じでした。
誤算のハートはもちろんでしたが
烏童兄主役の「終わらない不幸についての話」
今回は烏童兄役興津さんの切ない演技が光ってました。
もう、興津さんと一緒に泣きましたよ。
切ないったらないですね。
特に、自分で終わらすことができないからお前から手を離してくれ・・・
の件、「ぐあああ~」とうなりたくなりました。
友情と愛情の狭間を行ったり来たりするなんとも不安定な気持ち。
ある日突然友達から衝撃告白を受けた方も、簡単に気持ちは決められないですよね。
完全なハッピーエンドとはいかないまでも、前向きに検討・・・
に近い答え、これまた微妙ですがとりあえず喜ぶべきなのか・・
烏童兄といえば、弟の恋路にちゃちゃ入れたりして
いたずら好きでかなりチャラい系の人かと思いきや
古い恋をいつまでも引きずっている、かなり一途な人でした。
その烏童を、ここまで切なくチャラく素敵に演じきった興津さん。
興津さんの低く響く声とちょっと高めの喘ぎ声と
こらえても流れる涙と共に漏れる嗚咽・・・
全部を堪能できる作品でした。
もう最高です。

単行本未収録のお話だけに、ぜひとも原作をじっくり読んでみたいです。
緒川先生、次回烏童兄×清武の続編お願いいたします。

6

1度本を見ながら聞いてもらいたい!

文章力がありませんが、初レビューさせていただきます。
読みにくい所もあると思いますがすいません
m(_ _)m


順番が逆ですが「終わらない不幸についての話」を先に書きますね。
このドラマCDで烏童兄のお話を知りました。魅力的な烏童兄や清竹くん2人の話は聴いてすぐ心鷲掴み状態でした。
原作を読んでないので中途半端で終わり本当生殺し状態のままでいると、この前念願のコミックスが発売され、さっそく読んで見てドラマCDの時に気づかなかった描写など、原作を読んで初めて気づかされ驚きました。

まず、合コンに来た烏童兄がふざけて女のコ2人両手に抱えてたとかドラマCDではわからなかったし烏童兄が弟に電話をするシーンは弟がまっ裸だったりww
あと、最後シーンで烏童兄が清竹くんに泣きながら「捨てていって頼むから」と言うシーンでは、清竹くんに抱き寄せられ清竹くんにキスをされていたのでうわぁっ!キスしてたのか!と驚き慌ててその最後の場面を聴くとかすかにちゅッとリップ音が聞こえてあっ…本当だ!キスしてたと気づきました。

ドラマCDだから雰囲気を全部表現するのは難しいんだとわかりますが、やはり1度は原作片手に聞かないとダメだなと感じました。
原作を読むと興津さんがどれだけ烏童兄を魅力的に演じてくれたのかよーーーくわかりますのでw原作見てない方はぜひ読んでもらいたいです。

「誤算のハート」は三城くんcv松岡禎丞さんが本当可愛いくて、演じるたびドンドン上手くなってる気がします。若手No.1じゃないでしょうか、烏童弟の羽多野さんは安定の上手さでHシーンの時の息づかいがエロくて松岡さんと相性がバッチリでよかったです。こちらは松岡さんの可愛いさをたっぷり堪能出来る話だと思います。



6

この気持ちどうしてくれよう!?

原作スキーで松岡くんスキーなので、このCDは期待しかなかった。
結果、私はとても幸せです。もうにやにやが止まりません。

【誤算のハート】
前半は、『恋愛は遊びでするもんだよ』と言っていた三城が気まぐれに始めた烏童との関係だったのに、『恋人ができたら甘やかすタイプ』の烏童の隣は居心地がよくてだんだんと逃れられず本気になっていく様子が三城目線ナレーションでつづられています。
後半は、烏童ターン。三城を狙う男が増えた事による烏童の独占欲。烏童と兄との関係不和から三城との行き違っているうちに、烏童のお兄ちゃんに三城がちょっと拉致られて(←!)からかわれます。
恋愛感情をコントロールしたいと思っている烏童が、三城に関わる事で徐々に変わっていくのが描かれています。

三城と烏童が特に作った風でもなく、自然体なのがとても良かったです。
ストーリーも喧嘩はするけど痴話げんかレベルで私としては安心して聞いていられるので好きです。
音声化してくれて良かった!って思った所は、三城の『吸う息』が揺れる所。泣いてる人が息を吸う時みたいに、息が揺れてて、三城ぃぃ~~!!!とじたばたして激萌しまくりました。烏童もイメージ通りでとってもとっても良かったです!
…あとは。モブの女子が陰口言う所があるんですが、怖くなくて安心しました。むしろ、スズメがピーチクパーチク言ってる感じで可愛かったww

【誤算のデート】コミックス描き下ろし。
こちらのエロスターンでは一瞬『三城の声、女子!?』って驚きました。けど、三城は三城だったw引きずられる烏童も烏童www
【誤算のテスト】月に連続発売記念フェアについてたおまけ漫画。
会いたくて勉強に集中できなかったって可愛い話。

【終わらない不幸についての話】
お、お兄ちゃん…(´;ω;`)ブワッ ←感想はこれにつきます。
なにこれ、せつない。でも嫌じゃない!むしろ好き。

お兄ちゃんの淡々とした心情語りが泣かせます。
そして過去の二人は清武が無邪気だから余計にさみしい。どんだけ過去の恋に苦しんでるんだよ。だったらその恋を止めてもいいのに、やめられず、苦しい恋から逃げる為にいろいろオイタしてたわけですか!?報われなさすぎる!
最後、8年も片想いしてて、しかも自分では終わらせられない恋を、ただ終わらせるためだけの告白をするんですが、ほんとにどんな顔してこのセリフ言ったの!?って思いました(←原作がコミックス化されていないので確認できないジレンマ!)
しかも、告白に対しての清武の返しが優しいからもっと苦しい。苦しいままつづく…。って終わり方で、ただただ切ない。
こちらとしては『…コミックス下さい(:_;) てか、つ、続きのCDを早く!!!』とね!!!思いました。
…ほんと烏童兄はチャライのに一途!←この『チャライのに一途』の破壊力すごい。

そして感動しつつも、突っ込み所(というか漫画で見てないので疑問点)
・酔っ払い清武(デカイ)×シラフ烏童兄(180)がカーセ〇〇○してます(よね?)が、どんだけデカイ車なのかしら?(セダンだったらファンタジーだと思う)
・身長140センチの中学時代も現在と同じ人が演じてます。←身長低くても声変わりしてるとか、よくあるの?あるんだよね??

5

破れた恋の繕い方教えます

原作既読

 『誤算のハート』

 なんだかよくわからないけど、気が付くとヘビロテしています。
 めちゃめちゃツボにハマリました。原作が大好きなこともあるんですが、その原作のイメージがそのままそこにあるような、見事な再現率に繰り返し聴いてしまう理由があるのかもしれません。

 まず松岡さん演ずる三城くんのビッチ小悪魔さんぶりは原作から抜け出してきたようです。そしてそれがベッドシーンでの一転して醸し出される初々しさと相まって、ものすごい色気を放出しています。
 三城のセリフ一つ一つが実はとても繊細に丁寧に紡いであるんだなあと何度も聞いて、実感しています。
 羽多野さんの烏童くんは最初、三城にくらべて、大人っぽすぎるかなあと思ったのですが。聴いているうちにしっくりなじんできて、名セリフ「やり殺す」には三城と一緒にキューンとしてしまいます。(笑)

 冗談のような軽い気持ちから始まったお付き合いが本物になって、恋の辛さや痛みや喜びを二人が知ってゆく、という設定は少女マンガの定番でありながら、だからこそ、その心得たツボに身をゆだねる心地よさがあります。
 このタイトルはそのカタルシス、ドキドキ感を気持ち良く堪能させてくれる見事なラブストーリーです。

 『終わらない不幸についての話』

 弟が50/50の立場から始まる恋なら、烏童兄の恋は絶望的な片恋がモチーフです。
 かなうはずのない何年越しの想いを抱えながら、傷つかないように生きてきた隆之が清竹と再会することによって気持ちが引き戻されてゆく。
 その痛みと歓びを興津さんが軽そうな態度の裏の重度な純情を絶妙に演じていらしゃいます。
 新垣さんの清竹は不器用そうで、でも本当は男前な感じが良く出ていて、隆之が惚れ直しても仕方ない…そう思える格好よさが滲み出ています。
 どうせ手に入らないなら、思い切り傷つけて、嫌われて、去りたかった。せめて彼の記憶に残るように…
 その恋がとうとう報われる日が来るのか?…というのもある意味ラブストーリーの定番で、中古の乙女の私の心にも大きく響きました。


 たくさんの中から自分だけを好きになってほしい。
 手に入らなくても好きでいたい。
 そんな思いに圧倒されます。

 
 
 
 

5

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