終わらない不幸についての話

owaranai fukou ni tsuite no hanashi

終わらない不幸についての話
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神287
  • 萌×2102
  • 萌50
  • 中立21
  • しゅみじゃない14

150

レビュー数
64
得点
2014
評価数
474
平均
4.3 / 5
神率
60.5%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS ~ガッシュコミックス~
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784796407694

あらすじ

彼の好みは、小さくて可愛らしい女の子。
彼より長身で男の自分は、何もかもが理想にはほど遠い──絶望的な恋だった。
中学の頃に密かに好きだった清竹と、予期せず合コンで再会した烏童。
昔と変わらず清竹はまっすぐで、すっかり遊び人になった自分はやっぱり彼に相応しくない。
けれど燻る想いに突き動かされ、烏童は清竹と強引に身体を重ね…。苦い片恋の行く先は──。
「誤算のハート」の短編も収録。

表題作終わらない不幸についての話

清竹 誠司(大学生・バスケ部)
烏童 隆之(大学生・烏童兄)

同時収録作品誤算のハート

烏堂 隆太(高校3年生・烏童弟)
三城 俊久(高校3年生)

その他の収録作品

  • これからの幸せについての話(描き下ろし)
  • 「誤算のハート」ドラマCD収録レポ

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レビュー投稿数64

きっとまた、傷つきながら恋をしていく。

終わらせられないこの恋は、奇跡によって成就するものでは無くて。
自身で不幸にもなり、幸せにもすることが出来る。
烏堂が、そのままならない恋に疲れて。哀しくて。人を呪って。生きてきたこと。
そのまま、面倒くさい烏堂を受け入れてくれる、どこまでも男前な清竹。
烏堂のその面倒くささには呆れます。イケメンで、オシャレで、キャンパスでも知らない者がいないほど目立つ彼のこのひねくれ具合。せっかく歩み寄ってくれている清竹から逃げて、ホテルに女の子を寄越してみたり。それは彼が拗らせてきた8年もの歳月がそうさせてしまうのだろうけれど。
弟の恋人にやつ当たってみたり。ハタ迷惑この上ないです。
そんな不安定さや脆さにまた色気を感じられてしまうのだとも思います。
なので、より一層、弟と三城の恋が爽やかに見える。
放っておけない、烏堂・弟の行動力もいい。弟は男前です。彼が清竹を連れて行くシーンが好き。
ドアスコープに見える、弟がきっちりピーコートを着込んでシレッとした表情で立っている。
緒川先生らしい、スタイリッシュなカットには今回も惚れ惚れ。
「誤算のハート」のその後があるのも嬉しい。三城の黒髪とメガネは新鮮で可愛かったので、しばらくそのままでも良いのに!親に叱られても、烏堂・兄に八つ当たられても。「見返してやるんだよ!」「俺の気持ちを見くびったこと、後悔させてやる!」清々しいまでの、強さ。バカなんだけど、愛おしくて。烏堂・兄は三城をちょっと見習った方がいいよ。
三城の言うように、このカップルは大丈夫。
2組のカップルが対比するように描かれているのが良くて。もし、烏堂・兄だけのお話しだったら、ジメジメ過ぎて、読んでいられなかったかも。
清竹は振り回されたけど、終わらない不幸が転じて幸せになってホッとしているよ。

0

悲観的

烏童兄のお話ですね。
中学の時から好きな清竹。でも清竹は背の小さな髪の長い可愛い女の子が好き。絶望的な恋だった。

烏童が切なくて悲観的で。すっかり遊び人になりますます清竹に嫌われる要素もあって。

なのに烏童の渾身の体当たりからやることみんないい目に出てますね。まさかお付き合いしてることになってるとは!それだけ烏童の気持ちに応えてあげたいと思わせる程の純愛だったのですが、なんか上手く行き過ぎな気もしなくなくて。

烏童は付き合っても悲観的で不幸を予想しては泣いて今の幸せを噛み締めて。
確かに終わらない不幸についての話でした。

0

BLにしたって

すみません。
いろいろありえません。

0

不幸が終わったと信じたいなぁ

読んでみて、タイトルの意味を改めて考えさせられます。
いっぱい考え過ぎちゃう、優しいお兄ちゃんなのに、考え過ぎちゃって心から幸せに浸れない。

弟はあんな堂々と好きなモノ好きって言えちゃうのに、色んな観念に囚われてグルグルしちゃうお兄ちゃんはすごく不幸体質ですよね〜_:(´ ཀ`」 ∠):_

泣き顔がー…
色々諦めたみたいに薄っすら口角上げで泣いたりするから、見てて苦しい.°(ಗдಗ。)°.

だから余計に最後の破顔が可愛くて嬉しかったよ‼︎
お兄ちゃん幸せになれて良かったよ!

2

名作。

ストーリーや設定については言うまでもなく素晴らしい傑作だと思います。
緒川先生はセンスの塊というか、とにかく漫画で出来うる表現力のすべてを見せてくれる人だと感じます。

現在と過去、建前と本音、理想と現実、嘘と真実。
いろいろな対比が作品の中に宝石の如くちりばめられ、破綻することなく映画さながらドラマチックに進行するところがたまらなく好きです。
かなり複雑で難解なキャラクターなのに、こうもすっきりと読ませてくれるのは、緒川先生の描き方が素晴らしいからだと思います。

無理やり難を上げるとすれば、視点が烏童のみで進行するので、清竹の心情が烏童程細やかに追えていないところでしょうか。でも、多少こういう物足りないところがあった方が、キャラクターの気持ちを想像したり考えたりする余白になるので、これはこれでよろしいと感じています。

この作品を初めて拝読した時「幸せとはなんだろう」「不幸とはなんだろう」とぼんやり考えたものです。
タイトルの「終わらない不幸」というのも、とても意味深長ですよね。



2

烏堂兄かわいすぎて・・・

今まで読んだBL漫画の中でダントツで一番好きです。
鳥童兄がかわいすぎて、ツライ。

1

兄弟でこんなにも違うんだなぁ

 相手の理想と自分がかけ離れているのを理由に、端から好きになることを諦めてしまっている烏童兄を、真っ直ぐさやひたむきさで溶かしてくれる清竹、まさに破れ鍋に綴じ蓋だなぁと感じたカップルでした。『誤算のハート』で「俺もあんな風に愛されたいなァ」と弟カップルを眩しそうに見て呟いていた彼がとても印象に残っていたので、しっかりその恋愛模様を描いてくれて満足でした。ただ、予想していたよりもかなり捻くれた性格に感じ、少し感情移入しにくかったかもしれません。自分と他人の幸せを比べてしまうことなんて誰にでもあることで別に悪いことではないですが、烏童兄はそこに対する不満を外に出し過ぎかなと思いました。他人に攻撃的になってしまう彼には共感できませんでした。彼の性格をより理解するためにも、もう少し育ってきた過程などの描写があれば良かったかなと思います。対して清竹の誠実さはとても清々しく、好感の持てる攻めでした。

 烏童兄カプだけなら萌評価だったのですが、大好きな烏童弟カプの話も読めたので萌2評価にしました。将来のことについてお気楽に考えがちな三城を、烏童と三城母で組んでしっかり考え直させようという話でしたが、何よりムカつくとばかり言っていた三城が最終的には自発的にちゃんとしようと思い立ったところが素晴らしいと思いました。まさか自分から髪を黒に染め直すとは。最初は別人かと思いましたが、黒髪眼鏡の三城も素敵でした。将来のことはやはり互いに同じ温度差で考えられるカップルが理想なので、短編ではありますが読んで良かったです。

1

帯が千切れるほど

何度も何度も読み返しました。タイトルのロゴ配置もオシャレでね…。

この作品、先生が本当に続きを書くのが大変だったと、某雑誌のインタビューで仰っておられましたが、まさかそんなだったとは…私は凄く好きなんですよ、帯が千切れちゃうくらい。(しまえ)

実は雑誌でも追っかけていたんで…
あ!ここにヒヨコのトーン貼ったな!とかね

ウドウサンイケメンなのに実はウジウジキャラなのがとても可愛いのです。完璧イケメンが恋に、しかも同性の男に悩んでる姿って何故こんなにも素晴らしいのでしょう。

おきっさんvoiceで脳内再生余裕です。
相変わらず絵柄もキレイです。


2

最初数ページの試し読みは全く意味がありません。

烏童視点で話が進むのですが、初見ではものの見事に騙されました。さすが自分を偽って想いを隠して8年生きてきただけあった.....モノローグですら嘘をつくとは......圧巻です。
試し読みした時は嫌煙してたのですがとんでもねぇ良い作品でした。
最初はなんて嫌な奴なんだ、きっとこいつが攻めなんだろうと思って読むのすらやめようかと思ったのに読み進めるうちにアレ、アレ、のオンパレード。初めて攻め受けを間違いました。ページをめくる手が止まりません。しまいにはもう烏童が可愛くて可愛くて幸せになってほしいと願わずにはいられんです。
8年の想いを無下にすることない攻めの姿勢や、徐々に埋まる想いの溝にも感無量です。

3

何度読んでもいい

久しぶりに読み返しました。

やはり緒川千世さんならではの台詞回しがいいですね。
ずっと秘めていた思いがバレてしまった時に烏童が言う
「完膚なきまでに罵倒してくれよ。」から始まる「自分では終わらせられなかったこの恋を お前が終わらせてくれ。」
ここが秀逸で、この部分読みたさにいつも本を開いてしまいます。

その他のお気に入り箇所は
・烏童の虚像と実像とのギャップ萌え。
・タチ専門の烏童が8年間も片思いしている清竹の上に跨って涙こぼしながら挿れちゃうところ。
・長身イケメンで完璧に見える烏童の「俺がもし背が低かったら、髪が長かったら 女の子だったら あんな風に恋できたんだろうか」と清竹に恋する可愛らしい女の子を見ながらの独白。
・清竹の突然の訪問から逃げてシャワーに濡れながら拒否するところからの一連のシーン。
・思いが通じあった後も屈託なく笑う清竹に対して、いつもなんだか物憂げな烏童。付き合う限り永遠に不安が消えない、不幸が終わらないことを憂いている様子だが、「これからの幸せについての話」の最後の最後で笑顔が見れてホッ。

【誤算のハート】では、ビッチで引っ掻き回しキャラとして描かれており、烏童弟と三城の様子を見て「いいなぁ 俺もあんな風に愛されたいなァ」と呟いていたお兄ちゃん。
愛し愛されが叶って良かったねと思える終わりです。

5

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