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草間さかえ
hepo
ネタバレ
澤と有原の変化が嬉しい2巻。 澤の育ての親的存在の志緒さんと、昔馴染みの夢子さんがいい味出してます。 遅くに出て行った澤を心配する。 有原のために朝ごはんを調達して帰る。 夢うつつに聞いた澤の言葉をふと思い出す。 腕を怪我した有原のために、パッチン帯を作ってもらう。 手紙を返してもらう目的が、少しずつ揺らいでいく。 ただ笑顔が見たくて、手紙の後半部分を廣瀬から貰って、人質にしてい…
読み直す度に思うのは、どうして『マッチ売り』は『やぎさん郵便』の1巻じゃなかったんだろう?ということ。 『マッチ売り』自体は前後編の2話だけで、そのあとは『やぎさん郵便』なのになあ。 1巻で偶然出会った花城と廣瀬、それに澤と有原。 花城は廣瀬の名前を「昔、聞いた覚えがある」と言い、澤は「最近知った名前と同じ」と思う。 その一方で、廣瀬も花城とどこかで会ったことがあるように感じている。 …
久々読み返したので、ここにも足跡を。 はらはらする本編と、草間さんの思惑がどんどん外れていくあとがきのギャップも楽しい作品です。 貸していた本に挟まっていた、恋文の最後の一枚。 それ返したくて、友人を待つ廣瀬清高。 彼の向かいに立つ、ヤミのマッチ売り。 この出会いが、4人の人間のその後を大きく変えて…。 廣瀬は、ヤミのマッチ売りが何を売っているのか知らないようなお坊ちゃん学生で…
四宮しの
出てくるひとがみんな優しい。 悪いひとがいないって素晴らしい。 話の発端はシゲルがいろんなひとから、「自分じゃない自分」の目撃情報を耳にするようになったこと。 自分の知らない自分がいて、「自分の知らないところで世界が回ってるみたい」と思っていたところに、突然声をかけてきたトイプードルを抱いた見知らぬ人。 「塾に送ってやるよ」と言われて、シゲルが連れて来られた先は…。 小宮山学習塾…
夜月ジン
どうも、あやかし好きです。 いまだに家事をしながら鼻歌で『微笑み◯爆弾』を歌うくらい、妖狐好きです。 というわけでこちら、キツネが出て来ます。 幼い頃に神様から「惑わすものを見極める目」をもらった啓太。 妖が人に化けても、本来の姿のままで見える彼が、ある日偶然出会った白狐の喜助。 人に対して敵意をむき出しにする喜助だったが、ひょんなことから再会した2人は…。 喜助の弟・燐助のか…
伊東七つ生
伊東さんの作品に漂う不思議な雰囲気が好きです。 作画なのか、背景なのか、全体的に暖かいノスタルジックな空気感がありますよね。 【近距離恋愛】(2話+後日談) 萌 幼稚園の頃から風呂屋の河(コウ)にプロポーズしては、断られ続けて来た酒屋の大輔。 そんなやりとりが続いて20年、突然返ってきた「いいよ」という返事に大輔は…。 大輔が考えなし過ぎて…。 考えなしで、思い立ったらすぐ行…
ARUKU
貧しいけれど美しい青年が、どん底からさらに落ちて行く。 しあわせというものは大小の違いはあっても、誰しも手にできるものであってほしいと願う読者に、容赦なく「現実」を突き付けるARUKUさん節の最骨頂が、この作品ではないでしょうか。 病気の母を抱えて、必死で生きてきた奏。 そんな彼美しさに目をつけたのが、東京からやって来た所長の凍月。 奏を追い込み、自分に縋るしかない状況に嵌めていく凍月…
かつらぎ
おじさん萌えはしない方です。 でも冷静に考えると、わたしたちが胸をときめかせて読んでいる男子高校生や大学生、30手前の社会人たちも、恋が愛になって、ずっと離れずにいたら、いつかはおじさんになるんですよね。 【願いごとはひだまりで】【願いごとは星の数ほど】 萌2 幼い頃から腐れ縁の作家の汐見と出版営業の中小路。 中小路からの「結婚してくれ!」という唐突な頼みに押されて、実家へ連れて行かれ…
最近ひたすら癒しを求めているのは、季節のせいなのか。 原因不明のげんなり感に苛まれていると、手を伸ばしがちなのが「子供が出てくるBL」。 心が童心に返って、まっさらな状態になりたがっているのかもしれません。 【青春カタルシス】【手と手を合わせて】 萌2 「連絡待ってる」という言葉に返事をできないまま、高3の冬に啓と別れた柾美。 奔放な姉の子供・あきらを預かることになった柾美は、幼稚園…
ぴい
好きなものを作って食べる。 当たり前のようで、すごく贅沢なことですよね。 人間は誰しも、生きるために食べるし、食べないと生きていけない。 どうせ食べるなら、好きなものを好きなように作って、おいしく食べたい。 そんな岡田くんが作るごはんがひととひとをつなげていく話です。 最初は小学生の翔と、大学職員のお父さん(寺内さん)。 次に、銭湯の番頭さんに惚れた元町さん。 いかついバンドマン…