あぁ、幸せ!

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表題作岡田くんのごはん結び

その他の収録作品

  • ジューシー唐揚げ
  • 恋色おにぎり
  • ごめんね麻婆豆腐(描き下ろし)
  • キューピッドサンドウィッチ
  • 境界線のホットケーキ
  • ロコモコを超えて
  • さよならティラミス
  • 縁結びごはん
  • 道しるべランチ(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

"食"以外には無頓着な岡田(おかだ)くん。
自分の為に料理を作っていたはずが、いつの間にやら恋のキューピッド?
悩める老若男女を救済する魔法のごはん!

「まずは胃袋を掴め、じゃないスか?」
銭湯付きボロアパート「さえない荘」に引っ越しをしてきた大学生の岡田(おかだ)。
自分が美味しく食べることだけが生き甲斐だった彼は、
ご近所付き合いをキッカケに人の為にご飯を作ることの喜びを覚える。
そして隣り部屋に住む小学生男子の初恋や、
引っ越して来たばかりの強面なおじさんの年の差ラブをごはんで応援…!
周囲の人達をさりげなくアシストする日々が始まる☆

作品情報

作品名
岡田くんのごはん結び
著者
ぴい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784865892741
4

(13)

(5)

萌々

(3)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
52
評価数
13
平均
4 / 5
神率
38.5%

レビュー投稿数3

心温まるご飯マンガでした

好きな作家ですが、もっと好きになりました。

毎月発売『食男(しょくだん)』-食べる男子を見るマンガ-
そちらに掲載されていたお話+描き下ろしが収録されたコミックスです。
※以下、大きなネタバレはないと思いますが内容について触れています。

銭湯&共用キッチンのあるアパートに引っ越してきた大学生・岡田くん。
彼の唯一の趣味は自ら料理をし、食べること。

そんな岡田くんが作るごはんがアパートの住人たちを勇気づけたり、ときに仲を取り持ったりして、気づけばみんなを笑顔にしているというお話。ときどき話の終わりにレシピが紹介されるのですが、本当に岡田くんが教えてくれている気がして和みます。ご飯はとってもおいしそうだし、皆うれしそうだし、とにかくほかほか気分になれる作品でした。ちょっと泣いてしまったページもあります。恋する人の姿、たくさんありました。BLっぽいものを求めて読むと違うかもしれないですけどね(内容的には"NOT BL")。

描き下ろしは、第1話のラストに出てきたバンドマンのお話(20頁)と、岡田くんの進路について(8頁)。あとがきもたっぷり楽しめます。

そばに置いて何度も何度も読みたいなぁと思える一冊でしたよ。
疲れた夜なんかにオススメです。


------(※追記)------
作品情報:"NOT BL"に変更されたようです。

5

ほのぼのあったかい

好きなものを作って食べる。
当たり前のようで、すごく贅沢なことですよね。
人間は誰しも、生きるために食べるし、食べないと生きていけない。
どうせ食べるなら、好きなものを好きなように作って、おいしく食べたい。
そんな岡田くんが作るごはんがひととひとをつなげていく話です。

最初は小学生の翔と、大学職員のお父さん(寺内さん)。
次に、銭湯の番頭さんに惚れた元町さん。
いかついバンドマンの獅子くんに、引きこもりでオタクの前田さん。
岡田くんのごはんは翔の恋を後押しもするし、女子高生の真央ちゃんという岡田くんに片想いする女の子まで引き寄せてしまいます。

1階が銭湯で、2階が共同キッチンと5つ部屋がある「さえない荘」で、最初は岡田くんがひとりでごはんを食べていた食卓に、1人、また1人とひとが集まってくるのが楽しくて。
ごはんの力ってしみじみすごいなあって思います。

食べ物はぜーんぶすごく美味しそう。
翔の可愛い恋のその先が読める4コマもいいんですよー。

BLではないけれど、すごくあたたかい気持ちになれる1冊。
落ち込んだときや、何だか寂しいとき、妄想の中で岡田くんの食卓に混ざったつもりになっておいしいものを食べる。
それだけで元気になれそうです。

0

ご飯で縁結び

ぴい先生の作品ですが、非BLです。
BLジャンルで見たような気がしたんだけど、先にレビュー書いてくださってる方の投稿を見ると、かつてBLジャンルに入っていたのかな?

タイトルと表紙通りの作品でした。過激な感じがなくて、ほっこり温かい。小さい子が出てくる漫画は苦手なのですが、小学生男女の恋が可愛くて、描き下ろし4コマもいい感じでした。この"数年後"の岡田くんはどうしてるのかな〜。大学生の岡田くんが殊更に料理を仕事にしようとしていない感じも、また好きでした。お仕事の料理と家庭の料理はまた別物ですよね。

0

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