chikakumaco
てっきり。てっきり幽霊かと思ったんですよ。BLあるある幽霊BL!
なので、疲労困憊の社畜・美春が出逢ったのは幽霊の藤男かと。早々にそれがただのドラ息子だと分かって拍子抜けしました。
乗り過ごした電車で辿り着いた廃旅館。後継ぎ息子の筈のドラ息子は、AV俳優をしていたかと思うと舞い戻って来て、旅館をヤリ部屋にしているという。
廃れた温泉街をAVの撮影地にしているのだ。
行きがかりで美春は会社を…
表紙を担当した紺吉先生の「絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男」による、
「絶対BLアワードになる世界」が楽しいです。本編の続きも早く読みたい!
『エロランキング』の部屋「擬音の量、尋常じゃなかったな…。」あはは。あるあるですね。
カップルがセットでぶち込まれてない部屋、「攻めキャラランキング」「受けキャラランキング」部屋も可笑しみ。アワード表彰を控え室でじっと待つ攻め様や受け…
時系列的には「最恐教師」全4巻を挟んでの本作。
イブッキーと藤田は付き合ってイチャ甘い後日談となっている。
桃園小学校はまた新年度。優秀な多岐川先生は5年生の担当となり、古森先生はまた2年生の担当。多岐川先生の優秀さを見るにつけ、自分との明らかな差を感じては落ち込む古森先生。
けれど多岐川先生は、そんな古森先生の良いところを見つけては励ましてくれる。
古森先生にとっても憧れの先生の様な存在…
あのスマートで何事にも動じない、イケメン力高い多岐川先生も古森先生の前では必死。
ただ恋するひとりの男なのだ。
本作は「最恐教師」シリーズの井吹先生も登場して賑やか。
2年2組はそのまま3年生に持ち上がり、桃園小学校も新しい春。
相変わらずおませな子供たちにからかわれる古森先生。そんな古森の騒がしさを何かと注意して来る井吹先生。もちろんイブッキーはただ怖いだけでは無くて。生徒たちを思う…
色男で、経験豊富な大人の多岐川先生の押せ押せで、不本意にも流されまくる古森先生。
教師お仕事BLです。
男前 × きゅるるん美少女風のカップルの多い名瀬ちん先生には珍しく、背の高い男同士というのも萌えポイント。若干、押し出しの強い多岐川先生の方が、体格良さそうですけども。押し戻そうと思えば出来る筈なんです。
非の打ち所の無い、イケメン力の為せる技。どんどん流されまくる古森が可笑しい。
そう…
桜賀めい先生の初期短編集の中では一番くすぐったくも可愛い!
一冊の中でスピンオフ化したカップルの連作もあり、お得感もあったりする連作となってます。
◆ 「すべては愛のしわざです」と、表題作「化学室の王子」
これは可愛い。学級委員の赤井は担任の先生に頼まれて、孤立している様に見える化学オタクの犬塚とコミュニケーションを取ろうとする。犬塚に「なんで?」と尋ねられ、担任に頼まれたとは言えず、う…
桜賀めい先生の執着攻めは、もれなく面倒くさい。という、作品集です。
いずれも短編なので、ちょっぴり物足りないけれど、過去作品とは思えない程の充実っぷり。
意地悪攻め × ツンデレ。もしくは天然煽り受け。定型文がそこここに。安定感あります。
◆ 表題作「全部俺のモノ!」
ババヌキ(可愛いな、おい!)の罰ゲームで「3日間オモチャになれ。」と命令されるつかさくん。憧れの聖先輩に言われて、実は…
どこを切っても、東雲や久遠みたいな。クーデレイケメンの執着攻め。
比較的初期の作品群の様ですが、そこは桜賀めい先生。とても安定したキャラデザイン。
◆「恋愛範囲1%」「遊びじゃないの」
表題作「遊びじゃないの」は、実は「恋愛範囲1%」の後日談。
親友であるノンケの加賀見に恋した深町は自分の恋心に必死で蓋をしている。
ジリジリとした夏の日。深町の緊張感は誌面からもじっとりと伝わって来る…
顔面偏差値超高のイケメン一途ワンコだが、シモの方はオラオラ。先輩はヤラレまくり。
ほぼイチャついてはヤる。イチャついてはヤる‼︎ を繰り返して全巻丸っと表題作です。
イケメンの顔面力の圧と、紙面からは中々伝わって来ないその良い声。耳元で囁かれるとイッてしまうという。
高校の放送部の先輩、後輩。今や先輩は附属の大学に通っていますが、一途ワンコの最上くんは敷地内キャンパスなのをいい事にストーカー…
表紙からして。ワンコの描写とそれ以外の差が激しくて。少々戸惑ってしまう。
ワンコ、リアル。ヒト、漫画。みたいな。
作者はヒトよりも、犬の描写に熱心で。その熱意は認めるんだけど。
その温度差は最後まで埋められていない感じです。
犬のしつけ訓練士のカナタ先生は、犬には好かれ、笑顔も見せるのに。対人は苦手の様でぎこちない。
萌木はコミュ力高いイケメンだが、幼少期に大型犬に噛まれたトラウマか…