chikakumaco
私も表紙買いしました。ピンクと水色。とっても可愛い。イケメンなのに不機嫌そうな英暁の表情も気になります。
この英暁が幼馴染のトモを好きな事は読み手側には丸分かりではあるんだけど、そのツンデレが過ぎて、肝心のトモには何にも。なーんにも伝わらないのだ。ジリジリ。
のみならず、トモは嫉妬されて彼女との邪魔をされている。これを単に嫌がらせや振り回されている、としか思って貰えない。そりゃそーだ。とにかく…
はわわ〜。
多分ですけど「妹カフェ」とかはリアルにありそうですよね。哉太は、理想の弟を演じる「弟カフェ」でバイトして、「お兄ちゃん」に甘えてみる。という子供の頃に叶わなかった欲望をささやかながら叶えている。たった3歳しか変わらないのに、弟が生まれただけで「お兄ちゃんでしょ。」と、親に甘える事を許されなかった哉太。自分より大きく立派に育った弟の敬太は、貧相な哉太を嘲笑うかの様に尊大な態度で小遣いを…
割と王道な恋物語です。
切実なのは、30歳にもなって恋を知らないフツーの美しいリーマンが、ただ一度、抱かれてみたいと願う。
そう、恋とはどんなものかしら。的な。
佳乃は美しいだけでなく、見知らぬ老人に親切に出来たり。仕事もソツ無くこなす見た目も麗しいリーマン。その性癖の為に ご丁寧にも女避けにリングまで着けている。
ひとりエッチの虚しさに慣れた頃、思い切ってゲイバーに繰り出してみる。
そ…
イケメンでモッテモテなのに、残念なまでに部活の先輩に執着している一条。
その一条の猪突猛進ぶりに怒りながら、戸惑いながら、結局流されていい様にされてしまう藤原先輩。
ハイスペ後輩に何一つ勝てない藤原は、一条の愛の告白を受け入れれば、彼の弱味を握れるのでは⁈(何でそう思った⁈)と、「彼氏」になる事を承知してしまう。それからは、合意の上と言わんばかりに好き放題に抱かれてしまう‼︎ 藤原の素直な身体…
付き合ってからの2人の甘あま後日談。
全く不穏な事が無かった上巻でしたが、付き合っているという事を周りに隠している2人。
もちろんデリケートな事実だから、おいそれとオープンには出来ない。
親がいるのに、2階の自室で。学校の別棟のトイレで。
初めてを受け入れてからは、積極的になって愛し合う2人。
こんなに好きだって事を言いたい。なぜ言えないの?
葛藤が重くこじらせていく展開なのか⁈ と、…
新作〜‼︎と、喜び勇んで表紙をめくると。いきなり。「家族になろうよ」の前日譚です、とある。
えええ〜。ヤラレた。それ、読んでない‼︎ あらすじもレビューも何も読まずに飛び付いた事を軽く後悔する。
このスピンオフ商法めっ。
しかしながら、そんな注意書き無くても。
これはこれで成立している。れっきとした幼馴染BLなのだ。
幼かった頃は 俺が守ってやらないと、と 面倒を見ていた筈なのに。
…
peg創成期、彼等のバンドが人気絶頂まで駆け上がる、その勢いのある時と、宗純が可愛くて、若くて、アラタへの愛情が迸っている、疾走感のある第3巻です。
ただ、その臨場感とは裏腹に、ページからは音楽が聴こえて来ない。
後半には、そもそもの最初の設定。pegが活動を休止してしまうという、宗純の難聴の様に。音楽は聴こえて来ないのです。
何だろう、ページの画面から浮かぶそれは、無音。宗純には、ザザザと…
「しのぶれど」は、「白の無言」の番外編なんだけど、さらにそれの番外編。だと思う。
非常に短いオマケである。
内容としては、士官学校での2人。他に、下宿でのエピソード。下宿で、高橋が一人桐島を想ってソロプレイに勤しんでいると、実家から爺や(執事)が差し入れを持参して…。BLあるあるだと、そこで想い人ご本人登場が定石なのだが、まさかの家族に最も近い人に見られ、恥ずか死ぬ顛末。高橋の高橋が立派に成長…
「しのぶれど」と「貴様と俺」を先に読んでしまっていたので、この作品がこんなにも悲しく、ダークネスな物語であるとは思いもよりませんでした。この士官学校で出逢い、
ほぼ高橋の一方的な、桐島への恋慕がコミカルに描かれていく2作品と違い、非常にシリアスでダーク。もしかしたら、だからこその他の2作品なのかも。
士官学校で出逢った美しい桐島は、妾の子だと揶揄されている。
事実、新橋一の芸者の息子であ…
すごく共感するんです。高校生の頃って、好きな人を描きたくなるんです‼︎
私も好きな人の顔を、それはそれは描いていました。「顔が好き」なんです。
話してみると、しょーもない奴だったりするんです。でも、「顔が好き」。
千河の「高倉の顔しか興味ないからっ!お前がどんなやつでもっ、お、俺にはどうでもいいっ‼︎‼︎」
というセリフには、本当に共感しちゃうんです。
「描きたい」という衝動には抗えない…