chikakumaco
強引に引っ張って貰えないと、すぐフラァーッて何処かへ行ってしまいそうだから。ちゃんと捕まえててよ、なんて言い出しそうなツンデレちゃんと、ギリギリストーカー化しそうでアウトな執着攻めの作品集です。
表題作はタイトル通り、2人の仲が進展していく「逃げるなら今だ」「もう逃げられない」「逃すもんか」「もう逃げない」と、心境の変化と共に甘くなっていく。
21歳の真にとって、26歳の柳瀬さんは大人で。作者…
その色っぽい絵柄から、エッチなケモ耳ストーリーかと思いきや。
これは寓話の様に、ほんのちょっとだけダイバーシティに触れた物語。
獣人とヒトのミックスというのは、この物語の世界観では珍しく都市伝説とまで言われている。
存在の多くは獣人とヒトで、それぞれ別々に暮らしている。そしてどちらかというと、獣人は差別されている。大っぴらでは無いが、潜在的に差別されているみたいなのだ。
街でマッサージ…
千葉リョウコ先生の初期の作品集。最近の絵柄とはだいぶ違うので、最初ちょっと驚いたんですが、この絵はこれで、今 読み返すと味わい深いものがある。最近の無駄の無い稜線で描かれた美人さんたちも好きだが。この頃の少しだけ無骨な感じは 返って生々しく男の子らしさが感じられると思うのだ。
◆「オレのずっと好きな人」
なんと言っても表題作が可愛い。小2の頃から一途にただひたすらに想い続けて社会人。え⁈ …
いや〜、編集部シリーズまだ続いてたんだぁ、と驚き。
けれどこの執事っぽい表紙とタイトルに釣られて、まんまと買ってしまいました。
スーツをビシッと決めた男前は残念ながら執事では無いけども、傷付いて心が疲れた湊人くんを24時間ガードし、お世話する。そして手は出さない。我慢する。そう、執事も真っ青な献身ぶりなのだ。
ヘタレとも言う。博臣さんはどこまでも紳士。きっと彼もスパダリなのだ。
フリー…
んんん⁈ これはよもや男の子じゃ無くても良かったのでは⁈ と、ややモヤる。NLやTLにありがちな、ちょっぴりドジっ子の天然ちゃんが、イケメン3人衆にやたらとモテまくる非モテ女子垂涎の夢‼︎的な。地雷な人はダメかもしんない。そんな事を思いつつ読み進む。
緋登は入学早々、星の名を冠したそれぞれ星木、星水、星金という3人のイケメン共に迫られる。
緋登は初めて聞く話だったが、彼は星の名の元に統べる…
うーん…。嫌いじゃない、嫌いじゃ無いんですよ。
けれど、この切なく胸を締め付けるあの「カーストゲーム」は何処へ? といった本作。
危うく「中立」評価寄りの「萌」とさせて頂きます。緩急をつける、という意味では 前作4巻と同様、番外編として読めばいいのかなぁ。
この不穏なゲームの黒幕は未だ分からず、「エノ」と呼ばれたゲームを「愉しむ側」の人間も登場せず。
梓達は嬉し恥ずかし修学旅行へ。ロークラ…
そのフェロモンで百戦錬磨。イケメン・ベテラン俳優がまさかのポッと出の新人俳優に、食うつもりが食われてしまう⁈ という、ドタバタコメディ。下克上モノです。
人里離れた廃校を舞台に、少数精鋭で臨んだ映画撮影。ヤリチンの黒澪は相当溜まっていた。セフレを現場に連れてくるわけにも行かず、10代の生徒役たちに手を出すわけにも行かず、他の共演者やスタッフ達は射程外。仕方なく新人の間宮を食ってやろうと誘って…
なるほど。「メトロ」なのだ。
舞台は「東京メトロ」の何処かなんだろうけども。読後感は確実にフランス映画のそれだ。
この物語は「サブウェイ」でも「チューブ」でも無く、「メトロ」なのだと思う。
或いは、メトロポリタンを略した「メトロ」なのかもしれない。この都会の片隅で、苦しみもがき、抑圧されて。それでも必死に生き抜こうとする小さな心と心。終わりたいと願い、それでも生きていく。そんな小さなストーリ…
ほんっとーに、最初から最後まで。隙間無く甘あまバカップルなのだ♡
大学でも「王子」と呼ばれる綺麗な碧羽には、優しくてカッコいい彼氏 美也がいる。
いつも碧羽を気遣い、大切に大切に守ってくれる。何も不満なんて無い。
けれど、碧羽は妄想していた。たまには痴漢プレイをされてみたい。強引にエッチな事をされてもみたい‼︎ 奪われたい‼︎ けれど、そんなはしたない事を知られてしまったら⁈ 幻滅されちゃう…
スピンオフ作品「ナイトミルクヘブン」を先に読んでしまっていて、新刊の「ナイトミルクアソート」を読みたくて、慌ててそもそもの物語のスタート「ナイトミルクヘッズ」を読了。
発端の物語の筈なので、「読まなきゃ‼︎」と焦ったものの。多分これを読んでいなくても、「ナイトミルクアソート」は楽しめる内容になっていた。
順に読んだ方がもちろん楽しいかもしれないけれど、私の様に順不同に読んだとしても何ら問題は無…