chikakumaco
表題作が、とっても短いんだけど、とっても可愛い♡
あざとくも可愛い♡ 小悪魔、佐野。顔も可愛けりゃ、先輩の気を惹くそのあざとさも可愛くて♡
知らず知らずにその可愛い罠にハマってしまう先輩。
途中で、『こいつ、わざと⁈』と、先輩も気付くのだが、その時には、もう可愛いくて仕方なくなっている。
佐野の、いっぱいいっぱいになってる癖に、ノンケの先輩を「一度くらい血迷わせてみたいなぁって。出来心です…
最近の可愛い♡に特化した作品群とは違い、なかなかの切なほの甘い作品。
ちょっとした後ろ暗さみたいな、仄暗い精神的負債もあって。
それは男同士の葛藤、というよりも。
幼少期のトラウマとか、思春期の忘れてしまいたい葛藤だったりする。
実際に片瀬は、忘れた過ぎて、記憶を一部失くしている。
フラッシュバックする、義父からの虐待。それが詳しく描かれることは無い。
封印してしまった記憶を呼び覚ます…
ドジっ子を「ただの不注意です。」と、すんっとした顔で認めない八雲。
執事の身でありながら、所々で、その無防備天然ぶりを晒して、旦那さまをきゅんとさせてしまう。
見ようによっては、とってもとってもあざといのだ。
そして、そんな八雲に翻弄されまくる旦那さま、宗吾。
急逝した兄の残した屋敷と執事を譲り受けた宗吾は、ほんの少し兄と八雲の仲を勘ぐったりするが。
この天然な八雲と、ド天然な兄、正臣さ…
何だかとっても不思議な読後感なのだ。
岸本は、兄の同級生の昇くんに自分でも気付かないうちに初恋を感じていて。
その恋は実らぬままに、彼の恋愛に影を落とす。
黒髪で、真ん中分けの髪型の美人。
そして、二人は知らずに10年の時を経て、再会を果たす。
押し寄せてくるわけのわからない感情。
クールで冷めた目をしていた筈の岸本の、多分2度目の初恋。
不思議だったんです。彼の前に現れた、別の…
男子高校生が焼くパンケーキ‼︎ こんなに上手でいいのだろうか⁈ と。
朝比奈の幼馴染、里谷さんに「大体、パンケーキなんて、高いお金出してまで食べるものじゃないって。」と言われて、一念発起。朝比奈が美味しそうに、嬉しそうに食べる姿が見たいから。
その一念だけで、あんなに美味しそうなパンケーキが焼けるとはっ‼︎ 愛だね♡
ところで、私は並んでまで食べるパンケーキをそんなに食べた事は無いんだけど、…
あー。やっぱり。「これが愛だとするのなら」を先に読んでしまって。
本作がその前日譚、彼等の馴れ初めと知って読んでみたのですが、読まなくても良かったかも。
だって、「これが愛だとするのなら」のエターナル・ラブな幸せ♡を知ってしまったら、
全然間に合わない。敵いっこないよ。
でも本作を先に読んでいたら、「これが愛だとするのなら」のご褒美感は物凄いかもしれません‼︎
私は綺麗で、クールなとこも…
どういうことだよ⁈ と、ツッコまずにはいられない‼︎
童貞ヘタレ攻めにヤキモキする先輩、修司。
『付き合い始めて三ヶ月。まだ、キスもセックスもしていない。』
男同士のアレコレに興味津々の先輩は、自らアナル開発に勤しんでしまい…、
童貞の新堂を焦らせてしまう。
「自分の手で育てたかったのに、既にレベル70まで勝手にレベル上げされてたこっちの気持ちも考えて下さいよ…!」と、キレ方もオタクくさ…
元々は「小説家と家政夫・2」をまとめたものを改題したものの様です。
ふんわりと当て馬として登場した仁科の物語。
「小説家と家政夫」で、登場した際は、過去に仙石原と身体込みの関係もあったようなのだが、
線の細い、神経質そうな感じで。再登場の本作では、「放課後の不純」に登場した修ちゃんの様な。
魔性の美人さんになっている。そこはかとなく、いや色気ダダ漏れ、新人俳優の怜史を一目で夢中にさせる。翻…
いい意味で、今時の言葉で言うところの、『抜け感』というか。
このゆるふわの絵と伴って、ちょっとイケメンの男に「俺、ゲイだから。」と、触られ、
エッチなことをされ。オッパイが大きな女の子が好きだった筈なのに。
どんどん流されていってしまう、尚樹。
お酒で気持ちよくなってしまったら、自ら結構大胆にもなってしまえる。
あっさり先生のを咥えてしまえる。そんな自分に大して驚いてもいない。
とにか…
なつはづき先生の作品は、とにかくやたらエロい、という印象しか無い‼︎
特に乳首‼︎乳首がとにかく尖りきっている‼︎ という印象…。
…なんですが、オメガバースに挑戦したとあっては、興味深々です。
どうなんだろう?
双子の片割れが両性具有で、希少なΩ。しかも神名木の家のΩは必ずαを身籠もるというので、両性具有の陽里にはひっきりなしに見合いが申し込まれる。
一方、ただの男性型の灯里は2…