chikakumaco![]()
おぉ! 思いがけず。「しつけがなってない!」のスピンオフというか、同じ世界観のお話だったのですね。動物体質、吸血体質、その他 希少種、神霊系という色々な体質を持った人の生きるこの世界の中で。
晴は希少種の白蛇。しかも神社の息子。言い伝えも相まって、「生き神様」としてそれはそれは大切にされている。
けれども当の晴は 兄の蓮の方が跡取りとして大切にされているのだと誤解して、家出を試みたり。外の世界…
祭りしかイベントの無い、旧い因習を守って来た村で育った稲荷の血筋、九朗と幼馴染で一尾家の彼方。村を厄災から護る為、2人は祭りの日に結ばれると決められている。
親同士というよりも、村ぐるみで決められた許婚。2人は心の底から愛し合っているが為に、因習で結ばれる事に葛藤していた。
村で大切にされ、自由に生きている狐たちの言葉が解る九朗は、この因習が意味の無い事に早くから気付いていた。結ばれる事が肝心…
価値観ごと、自身の凝り固まった既成概念ごと。丸っと揺るがしてくれる、それが恋。
このタイトルながら(失礼!)意外にも真面目な主題に貫かれていて。
清々しい読後感でした。営業部に仮所属の新人、その名も柚鳥。いやもうユトリ終わってサトリの筈なんだけど。まぁ、スーパー新しい風を吹き込む新人に手を焼く有村課長。古いスタイルで揉まれて来た有村にとって、柚鳥のイージーさは許しがたい。営業の厳しさを見せつけ…
このタイトルとは裏腹に。意外にも優しい物語。
夏月は可愛くて健気なんだけど、ちょっと鈍臭くてバイトは直ぐクビになってしまう。けれど女手一つで育ててくれた母に先立たれ、頭の良い弟には進学して欲しい。そんな時差し伸べられた手を夢中で掴んでしまう。
1回5万円というバイト料で、泣き顔フェチだという緑に「可愛いから泣いて欲しい」と頼まれて。怪しいと思いながらもその優しさに段々と心を開かれて行く。
「…
「ほぼ一晩きりの話」と扉にあらかじめ書かれているのと、センセーショナルなタイトルと濃厚なエチで、ホントのホントに通常のクライマックスいや描き下ろしにあるよな、甘あまエチで全編彩るのかと、思いきや。
これはここに至るまでと、至ってからの時間を挿入した、ちゃんと幾ばくかの日々を。月日の流れを。
気持ちが近付いていくさまを。丁寧に綴った物語なんである。
たった1日の出来事の中に、いわゆる「回想シー…
十二支も順番は寅、卯、と続く。
相変わらずというか。正隆とコマのエロエロ甘エッチは蜜月らしく。互いが互いを大切に想い合うが為にすれ違ってしまうことも。痴話喧嘩すら愛おしさゆえ。
今回は狂言回し的にいつもお休み処を賑やかしていた狐狸たちもメインどころとなって大騒ぎ。狐は直(なおえ)、狸は円(まどか)という名前もちゃんとあったのですね。
悪戯好きな狐狸たちも仲良く「共に在りたい」という強い気持ち…
うーん。すごーく楽しみに待ってたカップルだったんだけどね。
他のカップルのエピにちょこちょこ出張って来る、という程度で出し惜しみしてた方が良かったのではないかと思ってしまう。ファンだからこその読者のわがまま。欲張りたい気持ち。
冒頭の潜入シーン。藍染さんの麗しセクシーショットには期待ワクワク過ぎたのもあって。
ちょっと肩透かし感も否めないです。そりゃ色んなカップルがいるもんですから。
けど…
前作の吉宗さんの過去編があまりにも重く、陰鬱なものだったので。
源路の恋はどうなるんだろう?と、思い悩む間も無く。高校生のリビドー恐るべし。
源路は吉宗さんを抱いて抱いて抱きまくる。吉宗さんは悪い大人にレイプされた事がトラウマになっているが。きっと源路で上書きさせたいのだ。狂おしくも求められれば応じる。
そんな身体だけの関係じゃ無い、確かな繋がりを欲しいと願う源路。源路、めっちゃ男前です!
…
親の再婚で兄弟となって以来、誰よりも何よりも弟・陽人を優先して来た葵こと「あお君」。
さすがいちかわ先生らしく。幼少期の陽人はもぅ天使!これは葵が執着しても仕方の無い愛らしさ‼︎ 両親が他界してからというものの「陽人は俺が守ってやる」と誓って、今日まで生きてきた。ただし、葵の陽人への気持ちは無自覚過ぎて恋では無い。一方でまだ高校生の陽人の方は、思春期になり意識しまくり。最初から陽人にとって葵は恋…
佐崎いま先生と高瀬ろく先生のコンビによる、トンデモ世界観、オオカミ × ウサギ の葛藤愛再び。
予め扉に書かれている様に、本作は「発情期」シリーズのスピンオフでは無く、また別の物語。
時代は現代なんだろうけども、少し古式ゆかしい雰囲気も伴っている。嵐尉は由緒ある神林家の三男でオオカミの体質を生む家系であったのに、ウサギとして生まれてきてしまう。年頃になって発情期が始まる頃には、シンという世話係…
