chikakumaco![]()
池先生は、『媚』シリーズに見られる極道もの(と、言ってもアレはアレで特殊な性癖のロマンスと言えなくも無いけれど。)よりも、こんな時代がかったファンタジーの方が良く似合う。執事のグレアムなんて、沢山の女子を虜にするだろうと思われる。彼はこの作品では傍観者の役割を務めているが、『バンフォード侯爵家の執事』で主役を張るキャラクターとなっていて、その見た目の美しさ、衣服の緻密な流麗さは筆舌に尽くしがたいも…
『媚の椅子』という、この何とも言えないSMプレイ風味のショートストーリーが、この後『媚の凶刃』シリーズと続いていくことになるとは…。この時は池先生も予想だにしていなかったと言う。
そうして、今、この物語の全体を振り返ってみると。驚くべき事に、加賦さんは既に韮沢の執着愛に囚われていて。思わず知らず、夢中にもなっているのだ。舞い上がってもいるし、韮沢が身を挺して護ろうとする事に憤り、部屋に閉じ込めて…
前巻までで、お互いの固く結ばれた恋情と絆、想い合う心と心を確かめ合った二人。
冒頭から結構な暑苦しさでおっぱじめており、事後、予定通り訪れた嶺石はそれを察してツッコミます。「新婚かよ。」その通りだよ‼︎加賦さんの為に卵焼きを作り、味噌汁を温め、エプロン姿で抱かれる韮沢。嫁!完全に嫁!聞けば、最初、料理が不味くて、笹寿司の大将のところに連れていかれたらしい。花嫁修行なの⁈ そして加賦さんの母、組長…
池先生もあとがきで触れてらっしゃいますが、『ギャグなのかシリアスなのか、よくわからない漫画』です。そこがいいんだけれども。初めて読んだ時は、額面通りというか、その緻密な劇画タッチの絵のままにシリアスに受け止めていましたが、よくよく読み返すと、そこかしこにギャグ的要素が散りばめられている事に気付きます。そして、極甘なラブストーリーでもあることを。冒頭で加賦さんはもぅ言っちゃってます。韮沢の中で果てな…
毎日暑いので。爽やかなものを…とは思ってもみたものの。この暑い中だからこそ、あえて、読み直してみたいと思うのだ。この蒸し蒸しとした熱気こもる感じが、この世界観に浸るのにピッタリと添う感じ。(因みに凍えるような寒い日にも寄り添う気はしています。加賦さんの熱を暖房に出来そうな。)滴るものは汗か、体液か。
当初、そのおどろおどろしいまでの緻密な劇画タッチに驚き、特にこの(2)は任侠的な意味で激しいので…
超敏感体質と思われる春仁は、ちょっとした事ですぐ勃起してしまう。ちょっと女の子にぶつかっただけで。ちょっとエッチなものを見ただけで。意識しただけでも臨戦態勢になってしまう。またこれが立派なイチモツなので、服の上からでも気持ち悪い程に目立ってしまう。思春期にそのせいで女子に気持ち悪がられて失恋したトラウマさえ持っている。(見た目は女子が好きそうな好青年ぽいのに。)そんなコンプレックスを抱えて生きてき…
うはー!可愛いです♡ 幼馴染が実は私の王子様だった♡ という、夢見る少女漫画決定版‼︎ どこまでも甘く可愛い。幼き頃、女の子かと見紛う程に愛らしかった涙(るい)は、高校生になり、背も180cmを越す。ひょろりと高いだけでなく、しっかりと胸板も厚く、きっちり男のコなのだ。しかし、顔は可愛いまま。対して、雄二郎は165cmしかない。しかし、精悍な顔つきで柔道なんてやっていて、硬派。そして意識せず、下級…
ちょっとこれは驚かされました。
初恋の傷の疼き、や痛みを想起させる表紙じゃないですか。あらすじもそうですし。それがこんなにも丁寧に描かれて行くとは思ってもみませんでした。普通の、ちょっとカッコよくて、頭も良くて。女子にもそれなりにモテて、気のいい友人達に囲まれている高校2年生の要。ただ、友人達にも明らかにはしていなかった秘密。彼はゲイだった。何となく見ていた数学教師の名取もそうなのだと気付いた彼…
続編がスタートしたので、「カスタマスカレード」を読み返していたら、瀬戸うみこ先生の他の作品も読んでみたくなって。
この、真面目にバカやっているというか、本人たちは大真面目なのが可笑しさを生むっていう。とっても可愛い物語。勝輝が小柄なので、うみこ先生のちびっ子タッチにならずとも、もはやショタになってしまってます。剣道をやっていて、双子の兄、長男という自覚からか、武士のようにキリっとした言葉使いがギ…
本編では女生徒にも人気そうな高村先生だけど。正岡先生が主役の「あなたが欲しい」では全然イケメンでは無くなっている様に。この人は所謂イケメン勢では無いのかもしれない。ずっと10代の頃の初恋を拗らせたまま大人になってしまっただけのただの男なのだ。
そしてたぶん当時小学生だった凛もそれは初恋だった筈で。重さは高村に叶わないかもしれないけれど。共学の高校なのになお、男子生徒に告られる程の可愛らしい凛に独…
