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木下けい子
クリボウ
ネタバレ
ジタバタジタバタしたくなるような男子高校生たちのきゅんきゅんに私の戯れた心臓がもちません。 転校してきたひとつ年上の帰国子女:綾瀬と人の良い蒼太の出逢いから告白までの意識→戸惑い→ギクシャク→スレ違い…という王道中の王道。 よくある話だけれども、ふたりの会話や木下さんの描く赤面や目線の方向にどうにも脚をバタつかせてしまいたくなるんです。 さりげない視線の外しかたに恥じらいてんこ盛り…恐る…
他の誰かの優しさより愛しいあなたの我が儘を。 表情の読めない顔で不特定の男たちと気持ちの繋がらないSEXをする幸哉は同居人の小鳥遊の自分への想いを知りつつ体の関係を続けています。 幸哉の息子は小鳥遊に片想い…という片想いクロニクルの後編。 春夏秋冬いくかと思いましたが春の次は秋で 終わりましたね。 良かった…小鳥遊の長い春が終わって← 木下けい子さんの描く攻は本当に辛抱強い(泣…
岩本薫 北上れん
大好きなシリーズの新章が主役を双子の息子に据えて戻ってきました。 双子の弟:峻仁(タカ)が【蜜情】に出てきた英国ゴスフォード一族にさらわれます。 17年前、【蜜情】で神宮寺家と交わした誓約は一族の長:オズワルドの死とともに葬られ、あらたに長(アルファ)となったアーサーの判断のもと一族の絶滅回避のため日本へ向かい、まんまと『イヴ=タカ』を拉致し種付けをします。 このシリーズの大きな縦糸…
おげれつたなか
ぱっかーんんん!!!と開いたのはおシリの穴か私の口か。 表題作品と【錆びた夜でも恋は囁く】のスピンオフの2作を収録。 スピンオフとして期待しすぎたのが裏目に出て楽しめなかった…不覚。 かんちゃんの暴力の原因がブラック企業でのストレスって…それだけ? 本当にそれだけのことで前作で恋人にあの仕打ち?と思ったら萎えてしまい、初読は少々げんなりとしてしまいました。 でも、ショボい理由でも…
千葉リョウコ
方言、リーマン、年下攻と三種の神器揃いました♪ 四国、東京から大阪に転勤になったふたりのリーマンが小料理屋を舞台に地元住みの彼氏と結ばれる2作を収録。 リーマンはふたりともノンケ、お相手はふたりともゲイ。 でも無理な展開もなく絆されるわけでもなく自然にうまくいっています。 正直、初読は印象に残らなかったんですが、リピするとジワジワきます。 感動!!というのではないですが安心して読…
One more time,One more chance 彼氏:かんちゃんからの暴力で傷だらけの弓はバイト先で中学の同級生:真山と10年ぶりに再会します。 中学時代、互いに惹かれあっていることに気づいているものの表向きヘラっとして、つかみどころがないわりに頑なな弓といまひとつ『押し』が足りない真山は卒業を機に連絡が途絶えます。 10年前に心から追い出した、やりきれないほど真っ直…
山本小鉄子
思春期の恋は見えない無駄の積み重ねだ!! 親の再婚で家族になった義理の4兄弟+幼馴染みの恋模様。 登場人物紹介で終わった1巻に比べて2巻は動きがありました~。 偶然、バイト先の店長:藤森と店員:大志のイチャコラ場面を見てしまい『男同士』を急に生々しく身近に感じてしまう三男:隼人。 しかも藤森には両に片想いをしている事がばれた上に「時間の無駄」と言われ混乱してしまい隼人は両によそ…
榎田尤利 円陣闇丸
ホットケーキ食べたい…。 生活力皆無なマンガ家ルコちゃんと幼馴染みの保護者:東海林。 クールガイ東海林が弱音を吐いた果てに本音をこぼす。 ずっとずっと好きだった相手に抱き締められながら。 それまでルコちゃんのことが好きで好きすぎて辛かった東海林の姿を見せつけられていたからこそ、1ページまるごとの想いを遂げた場面に涙が出てしまいました。 東海林は意図的に無表情にしていて、いっつもイ…
梶ヶ谷ミチル
入院した祖母の代理で家政夫として働く事になった料理以外はさして特技のない大学生:日下部尚樹が小説家:仙石原元に美味しく料理されてしまう話。 仕事も順調、メディアの受けもよろしいイケメン(ゲイ)作家のおちついた大人な暮らしに年下の男の子が飛び込んできたら? みずみずしいお肌にくるくるかわる表情、不器用なのに料理だけは上手い。 そんな年下クンが傍らにいたら…年の差カップルの恋の必然がサラリと…
恋煩シビト
恋情を情に変えてしまう『義務』の存在。 混沌とした心情がジャケ絵の色合いやキャラクターの表情に出ている。 初めて手にした時、そのたたずまいに眉をしかめてしまったが不思議とその強い視線から目を逸らせない。 『厄介そうだな…』と感じた直感に間違いはなかった(笑) 好き嫌いがハッキリわかれるであろう作品です。 【シュガーダーク】 笑いと恐怖が紙一重という意味にも似た甘いと苦いの狭間を…