アキタさんのレビュー一覧

狂犬ちゃんネコになる コミック

猿和香ちみ 

可愛い狂犬ちゃん

高校生の海琴は喧嘩の絶えないやんちゃな狂犬ちゃんなんですけど、色素の薄い見た目に絡んでくる不良たちを返り討ちにしているという、バリバリなヤンキーとは少し毛色の違うかんじです。

大嫌いで嫌われていたはずの従兄の和巳の拗らせ執着愛にハマり、はじめは強引にどんどんと気持ちも身体も開かれていく海琴がなし崩しにぐずぐずでエロエロになっちゃいそうなんですが、そうならないのがまたよかった。

はじめ、…

3

甘い指先で舐めてほぐして コミック

猫野まりこ 

オトナな恋愛模様

同人シリーズ最新作はまさかの尾崎×茜。
シリーズはなんと9冊目とのことです。
キャラもたくさん登場しますし、茜がバリバリドツンな頃からのふたりの出会いとそこから関係を縮めていく過程を知り、今作を読むとより感慨が深まるのではないかな、と思います。

壱都と芳史のようなど甘〜なカップルというより、ちょっと落ち着いて見える尾崎と茜のオトナな恋愛模様。
シリーズを通してみると尾崎が茜へと向ける愛…

1

笑う門にはクズ来たる コミック

赤根晴 

クズで最低だけど最高の相方

赤根先生の既刊、『プレミアムフライデーセックス』のエロ特化な感じとはまた違ったお話しで、
お笑い芸人BLは個人的に初めて拝読しまして、アイドルモノのようなキラキラ感はないんですけど、楽屋での会話の応酬とかお笑いライブ、打ち上げの様子など、いろんなシーンでのやりとりとかがこういうのあるんだろうなあ〜、とリアルに感じさせられてすごく楽しめましたし、新鮮でした。

なかなか陽の目を見ない若手芸人の…

2

ねえ、おんなのこにしてあげる コミック

マミタ 

ましろちゃんと白

女装男子。
似合うタイプと似合わないタイプ、お好みは様々あるかと思いますが、個人的な好みは前者で、華奢な男子がめちゃくちゃに似合う女装をする姿に萌えます。
なので、似合わない女装は作中の流れで出てくるものは許容すれど表題作でそうと分かるものは何となく避けていたのですが、表紙の恥ずかしそうに目を伏せるましろちゃんに惹かれまして…。

化粧もせず、40歳のおじさんの似合わない女装…
もっとご…

6

ウソかマコトか コミック

トビワシオ 

月と太陽

リア充オーラを放つ大学生の太陽はバイト先の先輩のいとこだという所属サークルの後輩で、もっさり陰キャな月彦のお世話係を自ら引き受けることに。
月彦に爽やか笑顔で声を掛けたら『うさんくさい顔』と一蹴され、めげずに構い続けるも尽くあしらわれてしまい…

はじめの月彦の何を考えてるかわからない感じとか太陽へのど塩対応にすごくモヤついて、これはちょっとイヤな奴過ぎない?と思い、さらにびっくりしちゃうく…

3

アンアンコールが鳴り止まない コミック

加藤スス 

アンアンコール(笑)

『アンコール』にアンを付け足すだけでエロいかんじの用語になっちゃうなんて、加藤スス先生のタイトルセンスはさすがです。

その『アンアンコールが鳴り止まない』。
キラッキラなアイドルではなくて、アイドル期を終えた元アイドルたちのお話しです。
ボーカル&リーダーだった修人はアイドルだった過去は伏せ、一会社員として仕事に忙殺される日々を送りながら押しかけてきた元グループメンバーで現AV男…

7

兄貴の一番おいしいところ コミック

瑞原ザクロ 

NO 雅、NO LIFE

ほわんほわんで生活スキルは皆無だけど弓道の腕はずば抜けている兄の雅と、いろいろとそつなくこなし雅のお世話を全身全霊で焼き尽くす弟の東は二卵性双子のガチ兄弟。

全ては雅のために、雅以外に興味は無く、NO 雅NO LIFE精神で、ブラコン、なんて言葉じゃ補えないくらいの雅愛に溢れている東にぐっずぐずに甘やかされている雅。

あまりの世話焼きぶりに大学生にもなって何をやっとるんかい、とも思うん…

4

マイスイートホーム コミック

幸田みう 

秋田の純朴っ子

秋田出身の悠は大学進学のために上京。
幼い頃から懐いていて、大好きだった従兄弟のお兄ちゃんの旗彦と偶然にも再会できて、さらには悠の賃貸部屋のトラブルから旗彦の部屋で一時的に同居をすることに。
でも久しぶりに会った旗彦はなんだか雰囲気が変わっていて…。

悠がとにかく純真天然培養むっく無垢な秋田の純朴っ子で、ほわほわとして受け身がちに見えるのですがいざという時には驚くような行動力をみせる暴走…

3

君と出会ってから僕は コミック

吉井ハルアキ 

萌えのバランスの良さ

吉井先生のお話しは、特別な設定があったりとか、キャラがものすごくたっているとかではなく、良い意味で普通で、それこそ身近にいそうな人物が送る日常が描かれていて、その中にナチュラルに盛り込まれる萌えのバランスの良さが魅力だなと思います。

フツメンな本田先生と、スペックは高めながらも一男子高校生の遠藤がそれぞれの立場で思い悩みながらも徐々に距離を縮めていく様は過剰感がなくスーッと読めて、でも要所要…

6

抱きしめてもいいよ コミック

今井ゆうみ 

ぎゅう〜〜〜っと

人間に家族として受け入れられる時まで少しずつ成長をして、おしゃべりができて動く事ができるぬいぐるみたちがいる不思議なぬいぐるみ店が舞台のほわほわで柔らかくて、優しい優しいファンタジーなお話です。

残念ながら売れ残り続けて大きく大きく成長したテディベアのリオとぬいぐるみ店の美人店長さん。
ぬいぐるみ店オーナーの魔法使いのこれまた不思議なチカラによって人間になったリオは完全な人間になるために必…

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