• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作父子家庭は大わらわ!

葛城圭佑 無職グータラなギャンプル好きの父親29才
勝利 10年ぶりに現れた父と同居 12才小学生

その他の収録作品

  • 決戦はバレンタイン
  • 好き好き大嫌い。
  • あとがき

あらすじ

無職でグータラな父親・葛城圭佑を、なんとしても真人間にしてやる!と、貧乏暮らしの中で日々燃える小学生の勝利。
そんな圭佑に、あるお嬢様との縁談話が舞い込んだ。
相手の女性が亡き妻に似ている、という母を忘れたかのような圭佑の言葉に激怒した勝利は、なんとかその縁談を壊そうと必死に邪魔をするが…?圭佑を誰にも渡したくない…この気持ちってまさか恋!?はちゃめちゃ父子の禁断ラブストーリー。

作品情報

作品名
父子家庭は大わらわ!
著者
水戸泉 
イラスト
香林セージ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アクア文庫
発売日
ISBN
9784775506288
3.7

(8)

(3)

萌々

(2)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
29
評価数
8
平均
3.7 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数2

近親モノ苦手なハズなのに

 赤ん坊の頃に母親を亡くした勝利の前に現れた、天使のように綺麗な男性。その男性に抱き締められ勝利はドキドキした。初対面の男性なのに拒めない……。
十年ぶり、父子の再会は美しかったが、実際一緒に暮らし始めた父は最低な男だった。だが勝利は、酒癖、女癖が悪い父・圭佑を嫌いになれない。むしろ愛している。誰にもとられたくないー!

圭佑は女性にモテるので何度か縁談が持ち上がり、そのたびに圭佑と勝利のアンモラルな関係がエスカレートしてゆきます。勝利は母の形見のワンピースを着て初めて圭佑に抱かれ、その後は裸エプロンやウェディングドレスまで着ちゃうことになります。勝利ってば、小学生なのに!
エッチシーンは濃くて、すごくエロいです。

最後まで読んでおいて(レビューまで書いておいて)、実はワタクシ、近親モノは苦手なのです。しかも父親と小学生の息子……。その苦手な気持ちを少し軽くしてくれたのは挿絵がエロくなかったせいでしょうか。それとも、勝利のツンデレぶりのせいでしょうか。はたまた勝利の同級生・重田のキャラがよかったからでしょうか。

たぶん、それ全部正解(笑)

1

コミカルショタ禁忌

シリアス感の全くないガチ親子の禁忌もの、2000年に新書販売された文庫化。
この頃の作品って禁忌ものでもこんな風に明るく描かれていたものが
多い気がしますね、今では条例違反なんて言われそうな相手が小学生ですが
BLはファンタジーだと思いながら読めば気にもならないし面白い。

ダメ父親ですが完全なショタと言うよりかなりのメンクイなのかも、
その遺伝子を持っている小学生のしっかりした息子は亡き母親の美しい容姿を
受継いだ上に顔だけは抜群に素敵な父親の遺伝子も持っているから絶世の美少年。
ただしダメ父親と暮らしている事もあり、口は毒舌で話をしなければまるで天使。
そして父親も見た目だけなら天使系美形。

亡き母は子供を産んで直ぐに亡くなり、勝利は父方の祖父母と暮らしているが
ある日現れた綺麗で天使みたいな容姿の父親が現れ、勝利は父親に見惚れる事態に。
父親のダメブリ本性を知らない勝利は祖父に罵倒される父を庇い一緒に暮らす事に。
しかし、後に自分の人を見る目の無さに後悔しまくり。

そんなダメ父親に縁談が持ち上がるが父親の再婚話に何故か必要以上に壊そうと必死に
いつの間にか執着激しく独占欲まで育っている。

それでもこの親子、互いに一目ぼれ状態だったのですよね、10年も離れていたから
互いに親子の認識も少ないから余計なのかもと思える。
禁忌感が無いショタ禁忌ものは気軽に楽しめるかも。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP