夕陽と君の背中

yuuhi to kimi no senaka

夕陽と君の背中
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
50
評価数
14件
平均
3.7 / 5
神率
35.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344809598

あらすじ

心が張り裂けそうなほど、同級生の藍田向陽を想い続けている浅倉勇貴。地味な性格の自分とは違い、向陽の明るい性格に惹かれた勇貴だったが、拒絶されることを恐れ、ひたすら恋心を隠していた。しかし、向陽に彼女ができたかもしれないと知った勇貴は、衝撃を受け焦り始める。日に日に自分だけを見て欲しいと、欲求が募る勇貴は、少しでも可能性があればと、文化祭で女装することを思いつくのだが…。

表題作夕陽と君の背中

高校生・藍田向陽 17歳
心が張り裂けそうなほど思い続ける・浅倉勇貴 17歳

その他の収録作品

  • 手をつないで歩こう
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

イライラしてしまいます。

六青さん、「輪廻の花」にめちゃくちゃ嵌って、色々と読み漁っているのですが…
この作品はどうも好きになれなかった…
と言うのも、主要な登場人物がことごとく好きになれない。
最後まで読んでも好きになれなかったのです。

ノンケの向陽(攻)が勇貴(受)にうたた寝した所にキスされ激怒してたはずなのに、当て馬の先輩に取られた途端に独占欲を見せたり、付き合うようになったら二人の仲を頑なに、勇貴が傷つくのが嫌と言い訳しながら隠そうとしたり。

勇貴も向陽に拒絶されたらすぐ有馬先輩とHしてしまうし。
付き合い出しても、いつまでも女の子とは違う自分に自信なく、ぐるぐると落ち込んでいるし。
向陽の言動のいちいちに感情を波立たせている。

とにかく、二人ともがふらふらぐだぐだとして、相手の為にと言いながら結局は自分の事しか考えていない。
一本筋の通った所が無いので、読んでいる間中、最後までイライラしっぱなしでした。

有馬先輩も凄く自分勝手で嫌いなタイプで(笑)
弱っている所につけ込むのは当て馬ならではですが、展開が早過ぎて共感できる部分が無く不愉快な気持ちになりました。

続き
本当に読後感がいまひとつさっぱりとしない。
主要な登場人物の行動言動ほぼ共感できない感じで終わりました。

とりあえず地雷がある訳ではないので中立評価にしましたが、ほぼ趣味じゃない寄りです。

0

攻にイラッとくるんだけど、そこがいい

六青さんの作品って、無意識に攻が無神経な部分がある事が多くてそれとの対比によって受の健気さが生きてくる面もあると思うんですよね。
この作品もそのパターンでした。

高校の同級生同士モノ。
勇貴[受]は同級生でスポーツマンタイプで女子からも人気のある向陽[攻]の事を密かに想っていたのだけれど、学校イベントで女装した際に向陽にキスしてしまい、その想いを彼に知られ一度は拒絶されてしまう。
そして傷心の勇貴にゲイの先輩が声をかけてくれるんですが、この先輩がなかなか良い当て馬っぷりです。
その後、なんだかんだあって勇貴は向陽と想いが通じ合って、付き合う事になるんですが……ですが向陽は過去の自身の体験もあって周りの人間の目を凄く意識して2人が付き合っている事をひた隠しに隠し、目くらましの為に女性と付き合うフリまでしようとしてしまう程。
先輩が理解力があっただけに、向陽がむしろ小心者にさえ思えてきてそこが読んでてジリジリするんですけど、それに耐えながらも傷付く勇貴の健気さがここで生きてくる。
無意識にイラッと来る攻と健気な受。その対比がいいのですねー、はい。

2

すみません…。しゅみじゃない、だけです。

六青さんの作品だったということで買ってはいたのですが、学生×学生が地雷だったので箪笥の肥やしになっていた作品でしたが、とうとう手を出しました。

お話自体はよく作り込まれて、登場人物の心情も細かく丁寧でした。
もう!……切ない。いじらしい。
と、何度思ったか。
受けの勇貴が、とにかく切なくて切なくて、そしていじらしいのです。

それに対し、攻めの向陽!彼にイライラさせられました。
横暴というか、自分勝手というか、ジャ○アンみたいな奴。
でも、こういういものが若さというのかもしれません。
若いがゆえに怖いもの知らずで、自分のことでいっぱいで、何でも許されると思っているところ。
ハア…。
ため息をつきたくなるような攻めです。

そしてあて馬の先輩。
この先輩のあて馬具合がよかったです。
勇貴にかつて自分の片思いで終わった人のことを重ねているのですが、それにしてもいいとおもいます。
やさしく紳士的、さえない勇貴の見た目も先輩行きつけの店で素敵になり……。

……そうなのです。
私がなぜ学生モノが地雷かというと、おいおい先輩の湯水のように使われるこのお金続き、いったいどこから出ているのですか。
見たところ、そんなバイトもしている様に見えないし。
攻めの向陽くん、君、何故にそんなに横暴なの。
そんな態度取れるほど偉くなったのですか。
そんなツッコミがずっとあるのです。
それがBLゆえ、若さゆえというのでしょうが。

先輩が社会人ならば、もっと好きになっていたのでしょう。
それだけでした。


2

健気な受け

親友の向陽を好きになってしまい、だけど言えず隠してきた想い。
それがとある事をキッカケに気持ちがバレてしまう。
友人のフリをして俺を騙してたのか、と拒絶されてしまう主人公が本当に可哀相なんでした。そんな主人公につけ込む脇役の先輩も良いポジションにいるなと思いました。

そんな親友同士だった二人がなんとか両想いになったと思いきや、
「男同士」という自由のきかない関係に対して
向き合わなければならない、二人のすれ違いや葛藤がとても面白かったです。

高校生同士の切なくもキュンとする素敵な作品でした。

2

そういえばそこ外ですね

六青みつみさん初読です。なんかこのお話、他の方のレビュー読んでると「レイプ等がない!」という感想が多いのですが・・・そうなんですか。今日からみつみウィークに入ったとこなのでどきどきです。久々にじれじれ感と攻への怒りが湧き上がる作品でした。でも基本はあまずっぱーい高校生の不器用な恋愛話なんですが、とにかく攻めが不器用というか、無神経というか、うーん、やっぱり無神経でした!でもまだ高校生ですものね。攻のこの揺れ動く気持ちのほうが一般的なのかもしれませんね。(でも‘カモフラージュ’で女の子と付き合おうとしたとこは・・・死?)人目を憚らずラブラブできるスーパー攻様に慣れていたので、新鮮でした。受は一見なよっとしているのかと思いきや健気というより(いやもちろん健気なんですが)ここまで食い下がれれば立派!という感じです。文化祭の女装企画に進んで出るとこなんかも今まで読んできたBLにはない新鮮さがありました(笑)。「女装すれば好きになってもらえるかも・・・」とか意外と積極的。そのあと手ひどいしっぺ返しが待っているわけなのですが。読んでる方が、もう別れちまえよ!と10回くらい思いました。

とにか続きく最後まで「別れちゃえば?」と思わされるカップルでした。

でも最初に思いが通じあったHの場所は夕方の橋の下(お外)なんですよね・・・。しかもあんな直後に!あんだけビクビクしてたわりに、とっかかりは大胆不敵。

5

まじめな青春物語

高校生という設定で、男同士の恋の切なさが描ききれるのかと、ちょっと高をくくっていましたが・・すっかりやられてしまいました。同級生をすきになって、その背中が切なくてとうとう告白しちゃったら、拒絶。しかも、無視という拒絶にあい、自暴自棄な気分で、なぐさめてくれた先輩とつきあうようになります。
それでも心の傷は癒えるはずはなく、自分を傷つけては、心の傷を紛らわせようとする所が、もう痛い痛い・・
自分を好きになってくれていた人が、別の誰かのものになってしまうのが寂しかったのか、向陽は、自分の所に帰ってきてくれというけれど、そこでハッピーエンドになるほど、六青みつみは、甘くない!
勇貴のことを好きだというけれど、男同士でつきあっていることを決して周囲の人間に知られたくない向陽。
勇貴を中傷から守るためだといいながら、結局自分のためじゃないかと気づいていたけれど、やっと向陽と恋人同士になったのだからと我慢し続けますが、勇貴の逆鱗にふれ別れを告げられ、はじめて勇貴のつらさをしった向陽は・・もう溢れるほどの切なさに心がふるえる、まじめな青春物語でした。

4

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