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表題作お天道様の言うとおり

フリーター・蝶尾宗佑・25歳
小学校教師・青目修造・27歳

あらすじ

「若、お迎えに上がりました」。小学校教師・青目(あおめ)の元に突然現れた黒ずくめの男達。彼らは何と極道で、青目に組を継げと迫ってきた!! 動揺する青目は、酔った勢いでホステスと一夜を共にするけれど、その美人・蝶尾(ちょうび)は実は男!! しかも「あんたに本気になった」と宣言され!? 学校はクビ、ヤクザには付き纏われ、男から貞操を狙われる──マジメで平凡な教師の波乱の人生が強引にスタート!?
出版社より

作品情報

作品名
お天道様の言うとおり
著者
高岡ミズミ 
イラスト
山本小鉄子 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199005039
2.2

(7)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
12
評価数
7
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ヤクザと的屋は違うんです。

母子二人きりで育ち教師となった青目は、ある日学校の校門でヤクザに待ち伏せされる。
そして、ヤクザとの関係を疑われ長期休暇(暗にクビ)を言い渡されてしまう。

ヤクザと言うのは正確ではなく実は的屋が正しいんだが、素人には似たり寄ったり。
母から「外交官だった」と聞いていた青目の父は、実際は的屋・常盤組の親分で、倒れた親分の跡を継いで欲しいと頼まれた青目は失職とのダブルパンチにショックを受ける。そして自棄酒と相成るのですが、美人のホステスに慰められてポーッとなり一夜を共にするものの(酔いつぶれて前後不覚で未遂)、朝起きると「美人のホステス」は「美形の男」で、何も覚えていない青目はトリプルパンチ。

この美形が攻の蝶尾。お相手は的屋さんなのかと思ったらそうではなかったですね。
それまで27年間、四角四面の融通の効かない真面目一本槍だった青目が、蝶尾の前向きな生き方や的屋の面々とのふれあいを通して変わっていく。
危機に瀕する的屋を立て直し、そして蝶尾との恋…というお話です。

話以前のことになっちゃいますけど、イラストがとっても可愛くて、中学生にしか見えないのが気になっちゃいます。
しかし、カラーの「浴衣で体育座りの拗ね顔・青目」は超キュート。

マジメ過ぎるということは時に笑いを誘います。生真面目な青目の口調がなんか時々可笑しい(笑)。
全く記憶になかった父の記憶が金魚と結びつき、夜祭の金魚すくいへと繋がっていくのにあったかさを感じます。
また青目の「真面目」に話が戻っちゃうけど、どうしてあの父母からこの真面目な子が生まれたかね?(笑)

ライトコメディという感じで読みやすかったです。
青目はつまり「ごくせん」と言うことなのかな?(笑)
若頭がとっても気になります。

2

的屋ってなんですか?

小鉄子さんのイラストがピッタリのかわいい年下ワンコにキュン★
口絵の蝶尾のヌードも小鉄子さんの絵だと、程よい肉づきで攻だと
言うのにいやらしさよりかわいく感じてしまう~!!

ストーリーはこれと言って特に盛り上がりもなかったんですが、
蝶尾のセリフのエロさに何回か萌えました~
「もっとするよ?」
「家に帰ったらもうちょっとさせて」
エロかわいいったらありゃしない!
青目にいたっては最後のエチの時ですら、教師口調を変えられずにいるのが
これまたイイ。
でも、小鉄子さんの絵じゃ、どうしてもしっかりした教師に見えないん
ですけどねww

ラストは次から次に問題が片付いて、あっけない終わり方でした。
いくらなんでも、小学生がそこまで気が回らないでしょ!?って
ツッコミ入れたくなるぐらい...

ちょっと物足りない感はありましたが、2人のキャラとやりとりが
かわいいので、最後まで読みきることができたかな?
実は言うと、高畠と蝶尾で青目の取り合い!?って期待してたんですが、
残念ながらそれはありませんでした。
あと、小鳩姐さんも女装してたってオチで締めるんじゃないかと
思ってたんですが、これも読みハズれてました。
私の脳ミソが腐り過ぎてただけですね~

0

お天道様の言うとおり

小学校の先生をしていた、ごく平凡な(はずの)主人公が、実は極道の跡取りだった!?っていう話。
それでヤケ酒したバー(スナック?)で綺麗なお姉さんをお持ち帰りしたら、お姉さんではなくてお兄さんだった~みたいな笑
あ、この人ピンチヒッターで女装してただけだったので普段は普通に男の格好です。
あたし攻めが女装してるっていうのが好きなんで(爆)ちょっと残念…笑
んで内容だけど、何が言いたいのかわからなかったorz
ミズミさん基本的には割と好きなんだけど、たまにこういうのがあるんだよな;
まあイラスト可愛かったので…うーん…。

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