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表題作ミステリ作家の献身

ミステリ作家・星川竟・27歳
玩具博物館学芸員・金子悠太

その他の収録作品

  • 9年目のキス

あらすじ

念願叶って玩具博物館の学芸員になった悠太(ゆうた)に、人気覆面作家から取材の依頼!! ところが現れたのは、なんと9年前に別れた元恋人の竟(きわむ)だった! 「お互い割り切れるならセフレにならない?」竟に誘われ、自ら別れを告げたくせに未練を残す悠太は、心とは裏腹に承諾してしまう。けれど甘い睦言を囁かれ、自宅に招かれる悠太はセフレというより恋人のよう…。竟の優しさに混乱する悠太だが!? 
出版社より

作品情報

作品名
ミステリ作家の献身
著者
佐々木禎子 
イラスト
高久尚子 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199005022
3.2

(4)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
11
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

ミステリ作家の献身

佐々木さん読むの久しぶりだ!!
高久さんとの組み合わせだから「kissing」を思い出しますね~
気になる方はキャラコミックスから出てる高久さんの漫画本です探してみてねv
最近某映画のタイトルにもあるこの「献身」てどういう意味なんだろうと思って調べてみた。

献身…自分の利害を考えず力を尽くすこと。

ほほーう!!この小説、ずっと受け目線なんだけど、タイトルは客観的に見た攻めのこといってるのか~。
小説家×おもちゃ博物館の学芸員です!
高校生の時に付き合っていた相手(嫌で別れたわけじゃない)と再会する話~
まあ、普通だったかな;
もどかしすぎてイラっとした笑
後半、「スランプ」が「スランブ」になってて萎えました…。

1

じれったい恋のお話

正直に言えば悠太の思考回路が私には理解不能でした。
「相手のことが好きになりすぎて、怖い」とか「自分よりもっと相応しい相手がいるんじゃないか」とか、ひとつひとつの気持ちや不安はわかるんだけど、どうしてそれがひっくるめると「別れ」に着地しちゃうんだろう。しかも自分の中だけで。

こりゃ竟も振り回されますよね。
ぐるぐるしてる様子や天邪鬼さが可愛い…と思うところは確かにある。
でも、変わった好みだよなぁというのが正直なところかも。
私なんかは、真面目に相手をしていたらとっても疲れてきそうな気がする。

好き過ぎるから、たくさん不安になる。
いつも相手の気持ちが気になるし、恋がずっと続いていけるのか、別れがあるとしたらその時自分はどうなってしまうのか。
相手をたいして好きじゃなかったら、そんなことどうでもいい。
そして楽な恋がしたかったら…本気の人とはつきあえなくなっちゃう。

男同士でなければこんなに悩まないのかなー。
でも男女だって不安はあるよね。

不安や心配の先取りしちゃうのって、凄い損な性格だと思う。
自分がそうだから、その辺はわかる。
だけど着地点が悠太とは違うんだな。

今後はもっと竟を信じてあげて欲しいかな。
でないと、竟がかわいそうです。

1

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